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ラケットを折る行為は犯罪級にダメなことか?

どーも!黒田祐加です。元アスリート、現在はテニスコーチや大会を作る仕事をしています。
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さて、今日の結論は、「考えて行動しようね。」という結論です。言われたことをロボットのまま鵜呑みにしないようにしましょうということです。

みんなはラケットは絶対に投げてはいけないと思っていますか?

私の意見は絶対に投げてはいけないとは考えていません。ただ、投げてしまい、ラケットを破損させる行為にはそれなりのリスクがあります。
損をすることが多いということは覚えておくといいでしょう。
得することはとても少ないです。
それでも自分の感情を抑えられないのであれば、投げるという選択肢を取ればいいと思います。
ルール上、ラケットを投げたら警告を受けます。ひどい行為の場合はポイントを失いますが、その行為だけで負けになることはありません。
絶対に投げてはいけないということであれば、ルールで投げた時点で失格にすることになるでしょう。

試合時間が長いとフラストレーションも溜まりやすい

卓球やバドミントンの同じネット型のスポーツではラケットを破損させるような行為が少ないのに、なぜテニスは多いのか?これは私の仮説ですが、試合時間が長いことが要因にあると思います。
他にはコーチや監督の指示を受け取れない、孤独で戦うため、ストレスを過度に受けるためフラストレーションが溜まると考えられます。
自分の思い通りに試合ができている場合は、誰もラケットを投げません。自分をコントロールすること、自分を律することができている場合はラケットを投げる行為はないと思います。

ファンから愛される選手=ラケットを投げない選手?

ラケットを投げなければ、どんな選手もファンから愛されているというのは間違いです。日本人はかなり規律を重んじる人種なので、ラケットを投げる行為をするだけでファンにならない人もいると思いますが、海外は違います。

人間は感情があるからおもしろい

私はロボットのような感情のない選手は人間味がなくておもしろくないと考えています。喜怒哀楽あるから、人間らしくてそれを表現するということは、勝つために一生懸命試行錯誤しているからこそだと思います。
「ラケットは投げてはいけない」
というルールを設けるのは簡単だと思います。
簡単というのは、評価する側が簡単だから。

結論は最初に述べた通りです。
ラケットを投げる行為はオススメすることではありませんが、自分の頭で考えて損すること得することを見極めることが重要だと私は考えています。



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