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自己紹介&このnoteについて

みなさまこんにちは。

今回noteをはじめようと思ったきっかけや、自己紹介についてなんと書こうか悩んでいるうちに、数時間が経過してしまいました。
前から薄々感じていましたが、私のなかには悠久の時間が流れているようです。

あるいは星の時間かもしれません。いま自分の眼で見ている星は、実は何十年、何百年も昔の姿なのだと習ったことを、最近とみに思い出します。

さて、自己紹介欄にも書いているように、私はふだん特許事務所に勤務しながら、英語を日本語に訳したり、本の感想を書いたり、おもしろい原書を探したりしています。
共訳書の『算数の実験大図鑑』(新星出版社) については、以前プライベート用のnoteに記事を書きました。
(プライベートってなんやねんと我ながら思いますが、まあ、本以外についてのnoteです)

また、大阪翻訳ミステリー読書会の世話人もしています。
翻訳ミステリー読書会ってなにそれ? と思われているかたもいらっしゃるでしょうから説明すると、翻訳ミステリー大賞シンジケートの後援のもとで、全国30ヶ所以上で行われている読書会です。

というと、翻訳ミステリー大賞シンジケートってなにそれ? といっそう怪しく思われてしまったような気もしますが、「義務教育やないんやからね!」ということで、これ以上は説明を控えさせていただきます。

とりあえず、こちらの読書会レポートを読んでいただければ、怪しいものではないとおわかりになるかもしれません。少なくとも、読書会に参加いただいているみなさまは怪しくないので、そこのところはよくよくご理解ください。

そしてどうしてこのnoteをはじめようと思ったかというと、こちらの記事に書いたように、翻訳者ネットワーク 〈アメリア〉の〈出版持込ステーション〉に、出版企画を提出したのですが、期限内に採用とならず、

そりゃそうやな~~ただでさえ出版不況で翻訳小説の数が減っているのに、さらに円安で厳しい状況になっているのだから、そうそう訳書など出せるはずがない…………

と思ったそのとき、ラジオからウルフルズの「楽しいお仕事愛好会」という変わったタイトルの新曲が流れてきて、

もっかいやってみる
もっかいやってみるのさ
何度でも
何度でも

作詞:トータス松本(作詞者を明記するのが歌詞の引用要件とのこと)

そうか、とりあえず自分が読んでおもしろいと思った本を紹介しつづければ、たとえ自分の紹介した本が出版されなくとも、なんらかの形で同じようなことを考えている人に届くかもしれない、という思いに至りました。

「同じようなこと」とはどういうことかというと、このnoteのタイトルにもした〝クイア&クエスチョニング〟なのですが、恋愛や性をテーマにしているわけではなく、むしろ逆に、既存の恋愛、性、結婚、家庭などになんだかなじめない人、多数派の価値観に合わせられない人、日常生活すべてにおいて息苦しい人……と通じ合うことができればと考えています。

冒頭で、「数時間が経過してしまいました」と書きましたが、実はそこから一日が経ちました。やはりふつうの人とは異なる時間軸を生きてしまっているようです。ヘッダーに掲げた『スローターハウス5』のビリー・ピルグリムのように、時空を飛び交っているのかもしれません。

ならば、いつかどこかで時空を越えて、必要とする人のもとへ届けることができるかもしれません。星の時間のように、何十年後にようやく到達するのかもしれません。
そんなことを心の片隅で祈りながら、ぼちぼち書いていこうと思います。
(22/11/15)

(ふつうにPVのリンクを貼ろうとしたら、この動画を見つけてしまいました。ジャルジャルのウルトラズ、いつ見ても笑えますね)


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