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0202「仏を滅するくらいがんばる」

土曜日で、今日明日くらいしかチャンスがないので、アメリカに存在しえないものの1つである日本の温浴施設といつかつまりサウナに行っていた。アメリカにもサウナはあるし、温浴施設はあるが、かなりたかが知れている。

施設のセッティング、サウナの温度に水風呂の温度・水質、どれを取っても日本の方が圧倒的に勝っている。実際、やってきてみると、いわゆるサウナトランスという状態にとても簡単に到達できる。

昔、北京で常連客を得るためにラーメンにアヘンを入れていたお店が話題になっていたが、日本の温浴施設の水風呂には何かそういうものが入っているのではないかというほど、体験のレベルが違う。

2月2日は、それなりに特別な日で、実は昨年のこの日も日本にいた。それは、新しい会社であるBASSDRUMを登記するためだった。

それっぽい仕事は始めていたし、もう少し急いでも良かったのだが、私がまだ本厄だったので、年が明けてからと思って、少し待った。

そして本来、設立年月日を大安とかにしようと思って2月6日とかに設定していた。しかし、去年のこの時期は結構大変で、どうしてもバタバタと世界一周していろんなところに行って打ち合わせしたり何かしたりしなくてはならなくなり、その日には日本にいれないことになってしまった。

確か2/3に韓国に行かなくてはならなくて、仕方なく設立日を2月2日に変更したのだ。

去年のこの日も、やはり体調を崩していて、すごく喉が痛くて熱がひどかったので桜新町の内科で生まれて初めてニンニク注射してもらったのを覚えている。

しかしその後どんどん体調が悪化してその後訪れたムンバイで喉痛が極悪になった。そのとき、インド人の運転手が買ってきてくれたすごい色の風邪薬を飲んだら、数分後に突然全快し、喉の痛みも熱も無くなったので、インドの薬何入ってんだよ?? と思ったのも覚えている。

で、この日はよく見たら大安ではなく仏滅で、完全に「やっちまった」感があったのだが、さらにいうと厄年というのは正月までではなくて節分までであるということを知って、つまり私は本厄最終日の仏滅に会社をつくったことになる。

その日の夜の決起会では、役員の皆様はそれが判明しても暖かく祝ってくれて、最終的には、「仏を滅するくらいがんばるぞ!」という形で、仏滅を肯定して会を終えた。
本格稼働して数ヶ月だが、それなりに仏を滅するくらいの勢いでいろいろやらせては頂いている。

というわけで明日は節分だが、つまり私の三年間にわたる前厄本厄後厄も、明日が最後だ。厄祓い無しで、ストロングスタイルで乗り切った。まだわからないがたぶん乗り切った。

週明け2/4にそのBASSDRUMのイベントをやらせて頂くが、この日は厄年が明けた日の大安だ。

みんなにも読んでほしいですか?

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