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ブラインドライターズ体験会

合同会社ブラインドライターズとは…
"Blind Writers"こう書けばもしかして勘の良い人は想像がつくでしょうか。

ブラインドライターズは
「視覚に障害をもつメンバーを中心にした
文字起こし・原稿化・取材・執筆のプロフェッショナル集団です」
詳しくは、ウェブサイトをご覧ください。

先日そのブラインドライターズのライターさんが、QDLのデバイスを試しに本社まで足を運んでくださいました!

目の状態や、普段の生活、ブラインドライターズでの働き方…
色んなお話を聞かせて下さいました。

女性2人のライターさん。

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それぞれ、RETISSA Display2、RD2CAM(RETISSA Display2のアクセサリカメラ)、RETISSA ON HAND(卓上式網膜投影機器)、*RETISSA Super Capture(デジタルカメラの網膜投影アタッチメント)とお試し頂きました。
*RETISSA Super Captureは仮称です。

見え方はそれぞれ違うので、どの機種がどれだけフィットするのか個人差があります。
今回も、お二人の間で見え方に差がありました。

文字を読む様子も見られました。

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ズーム機能を使いながら、視野のかけていないところで見てみたり…
色々な方法を試して頂きました。

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ブラインドライターズのメンバーさんは全国にいらっしゃいます。
なんと、大阪のメンバーさんも先日の展示会に足を運んで下さり、体験をして頂きました。

先天性白内障を抱えていらっしゃるとのことですが、RETISSA Display2が大変有効的だったようです!!
目の前にいるスタッフの姿かたちが、裸眼ではぼんやりと分かる程度でしたが、デバイスをそうちゃくすると、なんと目鼻立ちまでしっかりと分かるようになりました。

スクリーンショット (252)


「こんなにはっきりと見えるとは思わなかった」と大変うれしいコメントを頂戴しました。

スクリーンショット (251)

ちなみに、現在二子玉川の蔦屋家電さんにて展示させて頂いている* カメラ型のデバイスも試して頂いたところ、『これを『動物園』で使って動物を見たい!』との事でした!

スクリーンショット (254)

ロービジョンの方は、普段どんな生活をされているのか、晴眼者はわからないかもしれませんが、動物園で動物の姿をはっきりと見られません。

拡大して、文字は読めたとしても、文章全体を見ることが難しいです。
拡大して、人の目や口は見ることが出来ても、表情は見ることが難しいです。
拡大して、動物の色や顔のパーツは見れても、どれだけ大きくて、どんな形をしているのか、見ることが難しいです。

”遠くから全体を見る” RETISSAシリーズでこの経験が叶えられるかもしれません。

*蔦屋家電さんにて、RETISSAシリーズのカメラ型RSCを展示しております。
網膜投影を体験していただけます。詳しくは先日のブログをご覧ください。

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