毎日暑い日々が続いていますが、本日は涼しげに、水族館のレポートのお話です。

少し前のお話ですが、ミライロハウス様のスタッフ、ゆめさんがRETISSA DIsplay2とRD2のカメラを以前レビューして下さっていました。

その時のレビュー動画がこちら！

ゆめさんは、アルビノという疾患により、見えにくさを感じていらっしゃいます。

普段物を見るときは、近くに寄ったり、スマホで拡大したりと、ゆめさんなりのやり方があるのですが、私が常々ブログに書いているように、ロービジョン患者の皆さんは、人の表情や、対象物の全体像、景色を捉えることができません。

本日は、そのゆめさんが、水族館に行き、初めて魚や動物、植物をはっきりと、くっきりと！弊社の網膜投影搭載のデバイスを使って観に行く様子が動画で配信されましたので、本日はその撮影裏のご紹介です。

当日はあいにくのお天気でしたが、都心の屋内施設、サンシャイン水族館さんにて撮影を行いました。

ゆめさんも、どんな風に見えるんだろうとドキドキの様子です。

早速RD2とRD2CAMを装着し、チケットカウンターへ。
チケットの値段や、施設案内も遠くから問題なく読めましたよ。

もう中に入ると、「うわーリアルー！」と大興奮の様子。

裸眼での見え方をしつつ、自分の見えにくさがどんなものなのかも教えてくれました。

小さい魚の大群も、一匹一匹がはっきりと見え、しばらくの間立ち尽くしていました。

暗闇でも、幻想的なクラゲをきちんと捉えることができました。

新製品のカメラ型デバイスも使い、屋外の動物の写真撮影。

ペンギンの顔はもっと可愛いと思ってたのにー！
なんて満面の笑みで話してくれたのがとても印象的でした。

通り道に咲く花も、ゆめさんにとっては初めてはっきりとみる植物。
裸眼だと、ぼんやりと緑っぽい、赤っぽいとはわかっても、何色も重なって色づく植物だと分からないそうです。
色の構成がわかって面白い！とファインダーをずっと覗いていました。

水族館には結局このあと数時間滞在し、存分に楽しんでいただきました。

ゆめさんの率直な感想が満載の動画はこちらからご覧いただけます。

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