ワンダ(毒蝮ワン太夫)

Vtuberの絵とかよく描く人 ボードゲームとか模型とかテレビゲームとか好き たまに掌…

ワンダ(毒蝮ワン太夫)

Vtuberの絵とかよく描く人 ボードゲームとか模型とかテレビゲームとか好き たまに掌編書いたりもします

最近の記事

ゲームに出てくるメカを語ろう

私はデブ専です  いや戻るボタンを押すな。  タイトルと組み合わせれば「デブ体型のロボが好き」という事になるだろう。なって。  どっしりしたタイプのメカはとても可愛くて強そうで良いですよね。下半身がしっかりしていると良いのでダム(※)が細いタイプには惹かれない方です。(※ダム:ガンダム方面の方言で「ふくらはぎのくびれ」を指す)  最低のツカミから入ってしまいましたが、最近メカ部というYouTubeチャンネルがお気に入りです。  古今東西メディアを問わずメカであれば取り上

    • テレビゲーム総選挙を別な角度から楽しんでみる

      テレビゲーム総選挙見ましたか 2021年12月27日に『テレビゲーム総選挙』という番組が放送されました。五万人くらいの投票からトップ100を発表するというものでした。  意外なソフトが上位に来たり、あれがないのかというものがあったりと色々な感想がTL上に蠢いていましたが、ちょっとだけデータを補完しながら入力して遊んでいましたので、それを使ってちょっと感想を書いてみたいと思います。  開示して欲しかったなーと思ったのは、「世代毎の総投票数」「世代毎のトップ10」「ランクインさ

      • 推し本を語る企画

         りんじんのみほるというVtuberがいる。  冷静と情熱のあいだをうまく行き来する面白い語り口を持っていて、オタクらしい熱い萌え語りやはしゃぎっぷりを披露しつつも同時に深い考察をその中に取り入れ、その格差をシームレスに繋いでいく。そういう配信者だ。  彼女が企画運営している配信の中で『推し本語ろうよ』というものがある。  ご近所(彼女のリスナーネーム。つまりりんじんとは隣人なのだ)がそれぞれ持っている『推し本』を持ち寄って直接語ってもらうという素人参加型凸企画。Vtube

        • ありそうでなさそうなドラえもんの話を空想して遊ぶ

          存在しないドラえもんのお話を考える遊び 「遺伝子組み替え機」 「最近このグループがお気に入りなの」  としずちゃんが空き地で話している。どうもジャニーズJrにはまっているらしい。スタイルの良さやダンスの上手さなどを褒めまくるしずちゃんを見てのび太は露骨に面白くない顔をする。  自宅に帰るやいなや、ドラえもんにすがりつくのび太。  やれやれまたか、という表情のドラえもんにのび太は「もう少し足が長かったらよかったのに」という。  事情を聞いたドラえもん、足だけか? という顔を

        ゲームに出てくるメカを語ろう

          おつねび おつくろイベントレポート(2021.12.5)

          2021年12月5日に開催された狐火黒乃オンリーイベント「おつねび おつくろ」のイベントレポートです。 行動力の化身がいるとこうなる例 10月1日に狐火黒乃(以下くろのすと呼称)が年内で卒業という発表があり、翌日には主催者の人が行動を考えていて、数日後には開催が決定してました。  なんなのその行動力の化身。  そういう事なら参加しましょうね、と考えるのが人情というものですね。  元々年に一冊くらいはCUMULUSのシリーズ的な感じでイラストをまとめたものを何か出したいもん

          おつねび おつくろイベントレポート(2021.12.5)

          ひとつ海のパラスアテナを読もう

          ※この文章は発売当時にブログで書いたものを一部修正して再録したものです。  海は、父親のように全てを与え、母親のように全てを包み、妻のように全てを奪う。  今適当に考えました。特に意味はないです。  海というのは不思議な存在です。地球上の七割を覆い、全てが始まった場所であり、今でも沢山の恩恵を我々は受けています。  地上から上空十キロくらいは普通に飛行機が飛ぶし、なんなら地上400キロ上空に人がいるというのに、海底となると数キロ程度でもう限界。たかが百メートルですら簡単に

          ひとつ海のパラスアテナを読もう

          PSのゲームアーカイブスで買っておきたい僕的名作いくつか

          今日はゲームの話をしよう 今日はVTuber的なアレでも創作小説でも何でもないゲームのお話。ブログでやれと言われそうだけどもうブログのパスワード忘れたから更新出来ないのだ。  プレイステーションのゲームアーカイブスが夏に販売終了になってしまうという事で、PSやPS3で遊べるプレイステーションのゲームが買えなくなる前にこれは買っておこうぜというものを集めてみました。  よくある記事の「名作20選」的な奴じゃなくて単純に僕が好きなものを選んでいるだけなので「アレがないぞ」みたいな

          PSのゲームアーカイブスで買っておきたい僕的名作いくつか

          19の煌き2新刊「CUMULUS」制作秘話

          はじめてのイラスト同人誌 前回のエントリは19の煌き2のイベントレポートでしたが、今回はそこで頒布した同人誌の方の制作秘話です。タイトルっぽくしたかったから秘話ってつけてますがそんなに面白い話も特にあるわけでもないです。  19の煌き2開催にあたり、参加する事は決定事項ですがどんな本を作って参加しようかという点について、色々と考えてみた結果、紆余曲折あって最終的にイラスト本を作ろうという事になりました。  これまでにそこそこの数の同人誌を作成しましたが、九割がコピー誌なので

          19の煌き2新刊「CUMULUS」制作秘話

          『19の煌き2』イベントレポート

           2021年3月14日、東商センター3階で行われた同人誌即売会『19の煌き2』に参加してきました。正確に言えば同時開催である『HappyVirtualRoom2』の方でしたが。  今年も簡単にレポートを書いていきましょう。書くまで時間がかかったのはドラクエのせいではなく燃え尽きていたからです。 申込から準備に至るまで 申し込むきっかけに関しては前回イベント終了時に「来年の二月に会場を押さえてある」という主催者の発言が全てですよね。もうその段階で参加する事は決めていました。コ

          『19の煌き2』イベントレポート

          一番星(お題SS)

          「一番星みーつけた」  冬空の帰り道、街路樹に色々ときらびやかな灯りの準備が始まる頃。木々に絡みつく、小さな芽を付けた白いコードを眺めていた時に誰かがそう言った。  駅前の通りはビルが建ち並び、見上げても空は狭い。建物の一階は飲み屋やコンビニが明るい光を発していて、星や月に頼らなくても歩くのに支障はない。  こんな寒空の下でわざわざ上を向いて歩く人がいるものなのかと、声を上げた人に対して感心してしまった。    一番星といえば金星。太陽と月の次に明るく見える星とも言われる、も

          『こぐまねこ軒 自分を人間だと思っているレッサーパンダの料理店』読了

           鳩見すたという作家は人間を描くことに大変長けた作家だと思う。登場する人物の背景、思想という下地がしっかりできているので彼らを配置して動いてもらうだけで話が転がる。決してストーリーのための駒ではなく、彼らの生き様をただ観察して記録しているかのように描いていく。もちろんそこにいる人たちは皆個性的で、いつもなにかを考え、求め、行動していく人たちなので必然的にストーリーは生まれていく。  子供から老人まで幅広い立場の人物が振舞うごく自然な言動を、自然な展開を、ありのままに描いてい

          『こぐまねこ軒 自分を人間だと思っているレッサーパンダの料理店』読了

          自分で配信してみて見えたもの

          踊るアホならなんとやら 割と周囲に流されやすいタイプです。  タイムラインで何か楽しそうな事をしているとちょっと乗ってみようかなと思ってみたりする程度には雑に構えています。  最近はタイムラインで気軽に配信をする人が増えてきたのでなんか楽しそうだったんですよ。という訳でやってみたら色々面白かったので今日はそれについての雑感を適当に書いていきます。    使ったのはツイキャス。PCからヘッドセット使ってみたら音声がブツブツとしたのでiPhoneにマイクを繋ぎました。マイクなしで

          自分で配信してみて見えたもの

          ドラえもん傑作集がマジで傑作揃いなので読もう 3

          常に出版される事の意義 ドラえもんは定期的に何かしら出版される事が多いです。最近だと0巻が出版されてたちまち50万部突破しちゃったりなんかしてるし、50周年記念ということでてんとう虫コミックス全45巻をメモリアルエディションとして年末に発売されたりしますし、今こうして語っている形態での傑作集も定期的に出されています。  連載が終了した作品をしつこく出す事に、最初はどうなんだと思っていたもんですが、結構意義があるんですね、これ。何しろアニメがまだ放映されているので、過去の作品と

          ドラえもん傑作集がマジで傑作揃いなので読もう 3

          ドラえもん傑作集が傑作揃いなので読もう その2

          ドラえもんはギャグ漫画です 僕がコロコロコミックを読んでいた当時はドラえもんのキャッチコピーが「ギャグの王様」ってなっていて、子供心には他の過激なギャグ漫画の方が面白かったので「王様は吹かしすぎじゃね……?」と思っていたものでした。  しかし少し大きくなってから改めて読んでみると、その面白さに目覚めます。短いページだからこそ生まれるシュールさであるとか、子供向けの皮を被った危険なネタであるとか(藤子F先生が大変な悪戯好きなお方であったというのは有名な話です)。  昨日のまんが

          ドラえもん傑作集が傑作揃いなので読もう その2

          まんがセレクションドラえもんがマジで傑作集なので読んで欲しい

          ドラえもん、読んでますか? 読んでないですよね。ドラえもん面白いんで読んで欲しいのですが、巻数も多いし「テレビで見たことあるからいいよ」って人も多いかと思います。しかしドラえもんの原作は原作ならではの味があるのです。特に大山のぶ代時代のドラえもんしか見ていない人は原作も読んで欲しい。大山時代のアニメは特にドラえもんの保護者としての面が強く出ているので、原作の雰囲気とは少し違う部分が多いです。優しい内容になっているのであれはあれで良いものですが、どちらかというとのび太と一緒にや

          まんがセレクションドラえもんがマジで傑作集なので読んで欲しい

          どうでもいい事をミステリ小説の解決編っぽく書く

          「おや……?」  先輩と二人で歩いていると、突然首を大きくひねった。それまで話していた僕からみれば、急にそっぽを向かれたような形になるが、常に周囲に興味の対象を持ちまくる先輩の性格を知っているので、今更どうという事もない。 「何か面白い物でもありましたか、先輩」 「ああ、あれを見てくれ、後輩君」  先輩はそういうと、少し前にある整骨院の看板を指さした。整骨院自体は特におかしな点は見当たらない。キャッチーな猿のキャラクターを前面に押し出した、一見小児科と勘違いしそうなデザインで

          どうでもいい事をミステリ小説の解決編っぽく書く