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将来の夢は、決めなければならない?

社会人になってまもなく8年目になろうとしているが、私はこれまで転職を3回経験している。今は4社目。


飽き性な性格

仕事に限ったことではないが、私は基本的に飽き性だ。
同じルーティーンを2周もすれば、それから先のモチベーションを維持するのは難しい。

また、上司を必要以上にヨイショできない性格もあってか、なかなか上司と折り合いをつけられなかったことも多かった(笑)

人間関係はうまくいかないことが多かったものの、年齢を重ねるにつれて少しずつましになってきた。

ちなみに、小学生のときは修道士になりたかったし、大学進学時は公務員になりたかった。大学在学中はデザイナーやインテリアコーディネーター、卒業する時には宝飾関係の仕事など、とにかく就きたい仕事がコロコロ変わっていった。社会人になってからはアパレルの仕事もした。

大学生のときの就活では、絶対に教育関係の仕事はしないと決めていた。しかし今は不思議なことに、教育関係の仕事をしている。

教育の仕事との出会い

私は前職で塾講師をしていたが、面接に行くまで、これっぽっちも塾講師になりたいなど思っていなかった。ただ求人媒体の条件を見て応募して、それらしい後付けの理由を考えて面接に向かったのだった。

どちらかというと面接ではなく面談という形式で、人事の方とお話しすることができた。話していくうちに、なんだか
「本当にこの仕事がやりたい!」という気持ちに駆られた。

これを探していた、この仕事をする運命だったのだ、と、面接の場で強く確信した。とても不思議な体験だった。
もちろん、それで不採用だったら元も子もないのだが、無事採用となった。

未経験ということもあり、そこからの約1年は本当に思い出したくもないくらい辛かった。しかし、それを乗り越えたらどハマりしてしまった。
向いているかはわからないが、この仕事は私にとって天職だと言える職業を見つけられたのは、本当に幸せなことだと思う。


将来の夢は?

よく違和感を持つ言葉がある。
テレビのインタビューやドキュメンタリーに子どもが出てくると、大抵の大人が子どもにする、
「将来の夢は?」という質問。

確かに夢のあることは、目標があるという意味でいいことだろう。

ただ、普段子どもたちと接していると、明確な夢が答えられないことが、まるで悪だと感じているふうに思う。実際、明確に答えられない子どもは、申し訳なさそうな顔をする。
子ども達はこの「将来の夢は?」という、ある種大人のエゴである質問に答えられないことを、悪であると思う必要はないのに。

あることを継続するのは本当に難しい。だから、子どもの頃から将来の夢を変わらずに想い続け目指し続けることは、本当に素晴らしいことだ。

ただそれと同じくらいに、将来の夢は変わっていくものであってもいい。
それくらいの寛容さも、あっていいのかなと思う。


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