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よく読まれているらしい記事がこちらです。(改2024年4月)
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記事一覧

ルドルフ・シュタイナー『いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか』を読む(悟りを…

シュタイナーが読者にまず求めることは、心の奥底に「畏敬の念」をもつことです。それが、内な…

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村上春樹『職業としての小説家』にて

日本人ならではの「個人の確立」はどうあるべきか。 村上春樹さんは、「個人の資格」で楽しみ…

ひろっさん
11か月前
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田坂広志『死は存在しない』にて

この著者は、自身の不思議な体験を「ゼロ・ポイント・フィールド仮説」で解き明かします。不思…

59

田坂広志『死は存在しない』にて(自我から真我へ)

今回の記事は、過去の記事「田坂広志『死は存在しない』にて」のつづきです。とくに、第六話か…

53

『アルクトゥルス人より地球人へ』にて(宗教の終焉)

この書物によると、宗教は、アヌンナキの策略から始まっている。 人類の遺伝子編集技術の発展…

40

ベルクソン『時間と自由』にて

ベルクソンが使うフランス語や英語では時間を空間化して表現します。その影響もあって、日本語…

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西田幾多郎『善の研究』のスピリチュアルな読み方

日本初の哲学書『善の研究』を理解するためには、無料の青空文庫で読むよりも、講談社学術文庫の『善の研究』を読んだ方がわかりやすい。 それでも、途中で挫折する人が多いと思います。 この書物の第一編「純粋経験」には理解の壁があります。 おそらく、この著者は、瞑想中に視座を得て、「純粋経験」を体験しています。「純粋経験」は論理的に考え出した結論ではないのです。著者は、体験に基づいて、物事の全体像を哲学的に説明しており、その一方で、読者は、言語学的制約に阻まれて、著者と同じような

井筒俊彦『言語と呪術』にて(詩の言語)

今回の記事は、過去の記事「井筒俊彦『言語と呪術』にて」の追記です。 井筒俊彦が詩の言語に…

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動詞が先か・名詞が先か

言語学では、名詞が先、ということになっています。 また、その気づきを後押しし得る独創的な…

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西田幾多郎『善の研究』の男性性と女性性

今回の記事は、過去の記事「西田幾多郎『善の研究』のスピリチュアルな読み方」の追記です。第…

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ベルクソン『精神のエネルギー』にて

アンリ・ベルクソンの哲学は、大正時代に大流行しています。だが、当時、 彼の「記憶イマージ…

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イ形容詞とナ形容詞の哲学的な違い

イ形容詞とナ形容詞の違いを哲学的に説き明かそう。 外国人のための日本語教育(日本人のため…

24

J・B・テイラー『奇跡の脳』にて(右脳)

今回の記事は、過去の記事「J・B・テイラー『奇跡の脳』にて(言語)」のつづきです。言語中…

ひろっさん
8か月前
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ニール・ドナルド・ウォルシュ『神との対話』三部作を読む

この書名にある「神」とは何者でしょうか。 私が読む限り、この著者は、ハイヤーセルフとの対話をしています。 真実を生きるとき、著者は、ハイヤーセルフとのコミュニケーションを通して、思い出すように、感情や思考、経験も、共同創造しています。感情や思考、経験も、個人が勝手に創作しているわけではないのです。 ハイヤーセルフとのコミュニケーションを、あえて言葉で実現しようとするところが、この書物の面白いところであり、貴重なところです。 また、著者は、ルドルフ・シュタイナーが創設した