安藤礼二『井筒俊彦 起源の哲学』(慶應義塾大学出版会)

井筒俊彦とは、「意味」の探究者だったのである。言葉の持つ呪術的にして詩的な「意味」があらわとなる瞬間、「意味」が生み落とされる瞬間を哲学に、文学に、そして宗教の起源に探究した表現者であった。――はじめに
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