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気晴らしよりも退屈しよう

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「気晴らし」はポジティブな意味で使われ、「退屈」はネガティブな意味で使われることが多い。

しかし、メンタルヘルスの観点から考えると、気晴らしよりも退屈した方がいい。

気晴らしというのは何かモヤモヤする悩みがあった時に、気を紛らわすために音楽を聴いたりゲームをしたり、カラオケに行ったり、Netflixを見たりすることだ。

たまにやる分にはいいが、気晴らしを延々と続けてしまう人がいる。

もう隙あらば音楽を聴いていたり、動画をみ続けてしまったりする人だ。

これは自分から目を逸らし続ける行為であり、不健全であると言える。

自分を無理やり避け続けるのはとても疲労するからだ。

では、気晴らしをやめるとどうなるか。そう、退屈がやってくる。

退屈はネガティブに捉えられがちだが、実は良い面がたくさんある。

退屈すると自然と自分に向き合うようになるからだ。これにより、自分自身に慣れてくる。

何もせずにただ歩いてたりすると、「あ、春の匂いがした」とか自分の感覚を感じるものだ。

自分をコントロールしようとせずに、ありのままの自分を観察する。

これを「メタ認知」という。

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