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コロナなぼくらを爽やかに笑う 【木曜朝のプレイリスト】

おはようございます。

連休明けで体も気持ちも重たい今朝は
目先を変えて「この状況を笑ってみたい」。

実はもう長いこと、コロナ禍での生活を笑い倒す企画を考えていたのですが、不謹慎すぎてなかなか言い出せませんでした。

でも、数週間うちにこもり続けていると、自分を外から見て、思い切り笑ってみることも必要だと改めて痛感。

自分がどこにいるのか、何をしているのか、大きな視点で見られなくなってくるからです。

笑いは結構な清涼剤になる。それが曲がり曲がって、一発の起爆剤に変わることも。笑いの力は侮れません。




音楽療法のセッションでは、風刺の効いた音楽を聴いて、敢えて「自分の状況を笑ってみる」ということをやることがあります。

笑うことでカタルシスが得られるだけでなく、自分の置かれた状況や、そのの中の自分を客観的に見ることで、たくさんの発見が得られるからです。

ということで、今日はユーモアあふれる数曲で、コロナな自分達を爽やかに笑ってみたいと思います。

まずは改めて、現状把握。

sasakure.UK (ささくれP)『 しゅうまつがやってくる! 』


そうです。
今はほとんど終末的状況なのでした。

ニコニコ動画ならではの、大量のコメントを眺めながらの視聴も、世相が感じられて個人的には結構好きです。気になる方は、左下の吹き出しマークを押せば、コメントなしで心穏やかに静聴できます。


離れていても、顔が見られなくても
大事な人に、ちゃんと言葉で伝えていますか?

そして、忘れちゃいけない感染対策。
お互い、2mの距離を保ちましょう。


Jimmy Fallon, Sting & The Roots Remix の『Don't Stand So Close to Me (そんな近くに立たないで)』。

アメリカのテレビ番組『The Tonight Show Starring Jimmy Fallon』には、学校の教室にあるような楽器を使って、みんなでワイワイ有名曲をカバーするコーナーがあります。

この映像は、その自宅待機バージョン。Policeの『Don't Stand So Close to Me 』をアーティストがそれぞれ自宅から、身近にあるものを使って演奏しています。


顔寄せ合ってワイワイやれる日はすぐには来ないけれど、距離を取りつつ楽しめることもまだまだありそう。

ちなみに、この「あるもので」「状況に合わせて」「みんなで」音楽をやる、しかも「それが楽しい」というクリエイティブな発想は、音楽療法のベースにある考え方です。

ウイルス騒ぎの結果、それまでの「音楽とはこういうものだ」という既成概念が崩れ、音楽のもっと根本的な楽しさに皆が気づいてくれるのであれば、こんなラッキーなことはありません。


続いては、こもってスクリーン漬けの毎日に潜む落とし穴。

心が弱っているときは、怪しいものに付け込まれないよう注意しましょう。

Neru『脱法ロック』

目まぐるしく変わるテロップが一字一句楽しいので、心して目で追ってみてください。

このMVが
日にも当たらず腐りそうな私の気持ちを
何度笑い倒してくれたことか…。

さて、正気に戻って
今度は自分の生活を振り返ってみる。

悒うつぼ『てねてね』

見えにくいですが、カレンダーはどんどん進み、MVの中では一年が経っています。溜まった疲れのせいで、8月と1月のお休みが寝るだけで終わってしまうところが淋しい。

机の横に貼ってあるスローガンと、食べ物屋のメニューの一つ一つが、密かに怖いところも気になります。

それにしても最後にこの人(?)は
どうなったのでしょうか。
どこへ行ったのでしょうか。

気を取り直して、最後は明るく締めましょう。

ポップしなないで『救われ升』

もしかしたら
何回でもやり直せるのかも。

何回でもやり直せるのなら。

一旦遠くから眺めて
自分を笑って
また一から始めてみてもいいかも。


というわけで
今日も笑いとユーモアに満ちた
一日になりますように。








ここまでお読みいただき、ありがとうございました。いただいたサポートは、難民の妊産婦さんと子供達、そしてLGBTTQQIP2SAAの方々への音楽療法による支援に使わせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。