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ハワイ島のスイーツ

海外在住者マガジンVACILANDOのメンバーで、それぞれの国や地域のスイーツについて書いてみようといういうことになった。それぞれお国柄が出ていて面白いので、私も参加してみようと思う。

ただ最初にお断りしておきたいが、この記事は「ハワイ島」のスイーツでハワイのスイーツではない。ハワイ島はオアフやマウイに比べると断然、田舎である。しかも私はその中でも田舎に暮らしている。ワイキキの素敵なレストランやカフェで食べられるような洗練されたスイーツは私の生活圏にはない。
 
しかもまだハワイ島在住歴も短いのでとりあえず今まで私が食べて印象に残ったスイーツを2つご紹介したい。
 

リリコイチーズケーキ


私の名前の由来になったリリコイはハワイ語でパッションフルーツという意味だ。というわけでもないが一番美味しいと思ったスイーツはリリコイチーズケーキである。アメリカの濃厚で甘味の強いチーズケーキの上にリリコイソースがかけてあるものだ。

これはお借りしてきた写真。目の前に海が見える。


 
これは週末の午前中からお昼にかけては、朝食やブランチを食べに人が行列を作るほど人気のThe Coffee Shackというところのリリコイチーズケーキ。"Shack(掘立て小屋)"というだけあって外観はボロいが、中はそこそこ綺麗で眺めが素晴らしい。チーズケーキはちょっと日本人には甘すぎるとは思うがリリコイソースの酸味が爽やかで結構食べられる。
 
ちなみに一切れ7ドル。今のレートで1,000円あまり。日本のスイーツと比べると割高感があるが、絶景も値段のうちと考えるとお得かもしれない。

もちケーキ


ハワイにはバターもちという有名なスイーツがある。これはバター、ココナツ、砂糖に加えて、小麦粉の代わりに餅粉を入れて焼いたケーキである。バターやココナツなど洋風のスウィーツっぽさなのにモチモチしている不思議なケーキだが癖になるそうだが、私はまだ食べたことがない。

バター餅のレシピはこちらをご覧いただきたい。
 
ここで紹介するのはそれとは少し違うもちケーキというものだ。もち粉を使うのは同じだがバターは入っていない。
 
ここはレストランなどの口コミを紹介するウェブサイトで絶賛されていたもちケーキの無人スタンド。土曜日しかオープンしていなくて、今週は写真を撮りにいきそびれたので写真は一年前に撮ったもの。

一般の民家の前にこのようなスタンドがある。

左はドリンク、真ん中は餅米のお菓子、右がもちケーキ
蓋を開けるともちケーキがいっぱい。


コーヒーやチョコレート味に加えて、緑色のパンダン味のものがある。パンダンとは東南アジア由来の植物で良い匂いがするらしい。
 
食べた時に撮った写真がなくて申し訳ないが、パウンドケーキ一切れくらいの大きさだ。一個、5ドル、3つ買うと12ドルだったので3つとも試してみた。まずかなり甘い。そしてもち粉が使われているのでモチモチして重量感がある。
 
しかしバターのコクがないのとそれぞれの素材の風味もあまりなく、甘さばかりが際立っていて、私も夫もなぜそこまで絶賛されているのか首を傾げてしまった。良いことを書いていないのでどこかは伏せておく。
 

フルーツが最高


ハワイに限らずアメリカのスイーツは大味で甘すぎる傾向がある。しかもハワイ島の田舎にはなかなか洗練されたスイーツを食べられるところがない。それでも寂しくないのはフルーツが最高だからだ。ここのところパパイヤ、バナナ、ライチ、パッションフルーツなどを毎日のように食べている。5、6月になると家の庭のマンゴーも食べられそうだ。いつかそんなフルーツの記事も書いてみたい。


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