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インスピレーションという栄養を補給する(内向型の人がグルグル考えるのを止める方法:3)

MBTI(マイヤーズブリッグス・タイプ指標)の発案者であるマイヤーズとブリッグスが書いていたと思うのですが、外向型の人が楽しみを求めるのに対して、内向型の人はインスピレーションを求める傾向があるそうです。

内向型の私はこの文章そのものからインスピレーションをもらいました。楽しいことはもちろん好きですが、含蓄のある文章に出会ったり、人の深さや優しさに触れたり、新しい文化に出会ったりしてハッとするとき、新しい地平がひらけたようでワクワクします。その結果、内省が前に進んで充実感があります。
 
内省さんや内向型の人は一人で考える力があるのですが、変化のない生活をしていると、同じことをグルグルというよりダラダラと考えてしまい、ネガティブなスパイラルに入ってしまうことがあるようです。

これはちょうどワンちゃんが髄まで吸ってしまった骨をまだ齧っているよううに、刺激が少ないと美味しくもなく栄養もない古いテーマで内省を続けてしまうのです。つまりインスピレーションという栄養が足りていない状態と言えるでしょう。
 
グルグル考えてしまうのがインスピレーション不足のせいかもと思ったら、内向型の人にはちょっと苦手な「行動を起こす」ことをお勧めします。新しいカフェに行ったり散歩コースを試したり、時間が許せば旅行もいいでしょう。友達とおしゃべりしたり、新しいクラスをとってみるのもいいと思います。また絵を描いたり楽器を演奏するなど自分を表現するのも効果があります。
 
日記を書いたりNoteなどSNSに発信するという形の自己表現も良いでしょう。これは記事に反応があるということもありますが、書く過程で新しい発見があったり、言葉にすることで考えが完了して古い骨を手放せるのではと思います。
 
自分の内向的・内省的傾向に滋養のあるものを提供することは、自分をケアすることでもあると思います。ぜひ、一歩踏み出してみましょう。
 


ちなみにMBTIに興味がある方はそれを元にした16パーソナリティというウェブサイトで診断できます。診断はそれほど正確ではないようなので、参考程度にされるといいと思います。
https://www.16personalities.com/ja/%E6%80%A7%E6%A0%BC%E8%A8%BA%E6%96%AD%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%88


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