Queue Inc.

Queueは、渋谷を拠点とするスタートアップです。コンピュータサイエンスをバックグラウ…

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Queueは、渋谷を拠点とするスタートアップです。コンピュータサイエンスをバックグラウンドとするメンバーを中心に、研究開発からアプリケーション化までを高速に行うことで、今までこの世界に存在しなかったソリューションを提供します。

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Queue, Inc. のご紹介

Overview 創造的実験者集団 私たちQueueは、渋谷を拠点とするスタートアップです。コンピュータサイエンスをバックグラウンドとするメンバーを中心に、研究開発からアプリケーション化までを高速に行うことで、経営課題や業務上のボトルネックに対するソリューションの継続的かつ高速なサイクルでの実験・開発を提供しています。 Our motivationソフトウェアによるイノベーションは、ソリューションが溢れ、その恩恵に存分にあずかっている領域と、 ソフトウェアソリューション

    • ICCV2019発表予定論文を読んで再現してみた / "SoftTriple Loss: Deep Metric Learning Without Triplet Sampling"

      この10月末~11月初頭に韓国で開催されるコンピュータビジョンに関する国際会議・ICCV 2019 (International Conference of Computer Vision)で発表される論文である"SoftTriple Loss: Deep Metric Learning Without Triplet Sampling"に興味があったので、論文で提案されている手法の実装と再現実験を行いました。 近年は機械学習分野の注目度と進展の速さに論文のレビューと発表のサ

      • 竹下通りで100人のスマホスクリーン覗いてみた

        今回はティーンの流行の最先端をいく、原宿の竹下通りにいる女子中高生のスマホを覗いてみました...!! 過去記事はこちら インドネシアでスマホスクリーン覗いてみた 深センでスマホスクリーン覗いてみた スマホスクリーンの集計原宿の竹下通りを歩く女子中高生100人(3月と8月の半年に分けて50人ずつ)に調査を実施しました。 「スマホのホームスクリーンを撮影させていただけませんでしょうか?」 とひたすらに竹下通りでインタビューを行いました。 ご協力いただいた女子中高生の皆さん

        • #2 【Serverless】 Serverless Frameworkでのスタック分割のすすめ

          こんにちは!Queueソフトウェアチームの塩月です。 弊社ではAWSのマイクロサービスを用いて開発を行うことで開発スピードが上がり、サーバーのメンテナンスや環境管理の時間コストを大幅に削減できるようになりました。 とりわけServerless Frameworkではymlを定義すれば変数の値を変えるだけで環境毎にデプロイすることができるため大変便利です。Serverless Frameworkの裏側ではAWS Cloud Formationが走っており、AWS公式によると

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          Tech Open Air 2019 参加レポート [Part. 2]

          TOAオフィシャルツアーに参加してきました Part.27/3 ~ 7/5 ベルリンにて開催されたTOAオフィシャルツアー2019に参加してきました。 今回は、オフィシャルツアーの方で訪問したベルリン市内のスタートアップの中から3つピックアップして、特におもしろかったものをご紹介いたします。 (ただの客観的な報告というよりは、それを受けて何を考えたか、ということが多くなってますので、個人的な意見も含まれます) Part.1はこちら 1. Ghost - feel it

          Tech Open Air 2019 参加レポート [Part. 2]

          【AIで製造業の現場を支援する】blue assistantを支える技術

          先週、当社Queueは類似した工業図面の検索を図面で行えるSaaS「blue assistant」をリリースしました! プロダクトについてはこちらの記事を参照→類似図面検索ツール 「blue assistant」 をリリースしました!|Queue Inc. この記事では、プロダクトの裏側で使われている類似図面検索という機能とそこで使われている機械学習(AI)による画像検索技術の動向について語ろうと思います。 図面による図面の検索検索...文書やデータの中から、必要な事項

          【AIで製造業の現場を支援する】blue assistantを支える技術

          類似図面検索ツール 「blue assistant」 をリリースしました!

          Queueは、オープンイノベーションを実現するためのR&Dサービスを「医療」「保育」「製造」「化粧品」「スポーツ」と多業種に展開しています。 この度、研究開発期間を経て、 類似図面検索ツール「blue assistant」をリリースしました! 弊社プレスリリースはこちら 【blue assistantとは】blue assistant はAIを活用した類似図面検索ツールです。 会社によっては、従来数十分かかっていた図面探索の時間を1クリック数秒まで短縮させることが可能で

          類似図面検索ツール 「blue assistant」 をリリースしました!

          深センでスマホスクリーン覗いてみた

          Slush深センの前日、Business Designチームは人気企画、"スマホ覗いてみた"の調査をしました!(過去記事はこちら) 深センでの集計グレートファイアウォールの影響でGoogleを始め、Instagram、Facebookなどが使用できない中国ではどんなアプリが代替として使われているのか。Baidu、Alibaba、tencentのアプリがほとんどなのか。様々な想像を膨らませ調査に挑みました。 しかし、中国での調査は困難を極めました。 まず向かったのはとにか

          深センでスマホスクリーン覗いてみた

          Slush Shenzhen 2019 に参加しました! [Part. 1]

          Slush Shenzhen 2019 について2019年8月8日、中国広東省の深圳(Shenzhen)にて開催されたShush Shenzhen 2019に社員全員で参加してきました。 About Slushは世界各国からスタートアップ・起業家・投資家が参加する世界最大級のスタートアップとテクノロジーの祭典です。中国国内では過去に上海(Shanghai)などでの開催がありますが、深圳では初めての開催となりました。 Why Now 今回、QueueとしてSlushに参加を

          Slush Shenzhen 2019 に参加しました! [Part. 1]

          Tech Open Air 2019 参加レポート [Part. 1]

          TOAオフィシャルツアーに参加してきました7/3 ~ 7/5 ベルリンにて開催されたTOAオフィシャルツアー2019に参加してきました。 参加を決めた理由 Queueでは、企業のオープンイノベーションに、技術開発のパートを担う立場として参画するR&Dサービスを展開しています。そのため、オープンイノベーションに関わる者として、海外のイノベーションを日本企業の人がどう見るのか知りたかったというのが一番のモチベーションです。 これまで弊社でもいくつもの事例を生み出してきましたが、

          Tech Open Air 2019 参加レポート [Part. 1]

          ソフトウェア開発をServiceとしてDesignする

          Queueでは、以下のミッションを据え、クライアント企業の課題を解決するための、高度な機械学習・画像認識を用いたソフトウェアの研究開発を提供しています。 ミッション:「Experiment on your ideas.」 ”熱意あるイノベーター達のアイデアを、使われ続けるカタチにするためのクリエイティブで冒険的な実験工房の実現” 実験工房とは、ソフトウェアソリューションの設計・開発に加え ・Startupに付随する不確実性に対応できるチームづくり ・ビジョン及びコ

          ソフトウェア開発をServiceとしてDesignする

          "soccer on your tabletop"を贔屓のチームで再現してみた

          突然ですが、今スポーツxデータサイエンスが非常にホットな領域であること、ご存知でしょうか。 様々な要因があれど、プロのスポーツ集団の人気はその強さによるところが極めて大きいと思います。ではチームを強くするためにはどのようにチームを運営すべきでしょうか?もちろん強い選手、良い監督を雇うことは今も昔も非常に重要なはずです。それに加えて、最近のプロのスポーツチームでは戦術決定のためのデータサイエンスの活用も取り入れられ始めています。例えばFCバルセロナでは、Barca Innov

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          #1 【Serverless】 serverless.ymlでの環境管理とAWSリソースの記述方法

           Queueソフトウェアチームの塩月です。弊社でも昨年からserverlessを触り始め、AppSync、Cognito、Lambda、APIGateway、DynamoDBなどのAWSリソースを実装に取り入れています。アプリケーション開発する際はほぼクライアントサイドだけで実装可能になってきたため、高速に実装を行えるようになりました。開発する中で知らないこともあるのでネットで調べるわけですが、リファレンスがしっかりまとまっていないことも多々あり調査の時間が嵩むこともしばしば

          #1 【Serverless】 serverless.ymlでの環境管理とAWSリソースの記述方法

          インドネシアで150人のスマホスクリーン覗いてみた

          2019年某日、インドネシアの首都ジャカルタにて150人のスマホホームスクリーンのスクショをひたすらに撮影してくるというContextual Dataの調査をしてきました。その収集データの一部を公開します! なぜスマホスクリーンなのか2年ほど前にメルカリさんが採用選考における取り組みの1つとして”スクショ採用”なるものを導入されたことが少々話題になりました。 プロダクトマネージャーの『ホーム画面スクショ採用』はじめました 履歴書代わりにスクショ提出 メルカリがスクショ採用

          インドネシアで150人のスマホスクリーン覗いてみた

          インターフェースデザインの線引き

          ■ インターフェースデザインの線引きとは インターフェースデザインの線引きとは、世の中にあるUIデザインの事例を大量にリサーチし、ソフトウェア開発の観点から知見を再構築するという取り組みです。私たちはこれを Design Research と呼んでいます。これまで曖昧だったUIデザインのベストプラクティスを、リサーチのケース数という量的エビデンスをもとに構築することで、ユーザーが直感的に操作できる最適なインターフェースデザインが実現出来ると考えています。これまで何となく良い

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          Queue Lab

          本日は、Queueのセクションの一つであるLabの紹介をします。 Queue Labとは 社として展開したいサービスやパートナーのもつチャレンジングな課題に対して高度なエンジニアリングを駆使した解決策を立案し、そのProof of Concept(PoC)を行うことを責務とします。 例えば、以下のようなテーマに基づくR&D業務を行なってきました。 - 機械学習を利用した眼底写真からの疾患予測 人間の眼を特殊なカメラで撮影することによって、眼の奥の血管や視神経を直接撮影す