問題解決のカギは自然農法にあり!~タントラマンへの道(第53話)
自然農法ボランティア
なんちゃってマクロビオティックの実践により減り過ぎた体重が、その後の食生活と運動不足のためにリバウンドしてしまい完全に元の木阿弥になってしまいそうな時、救世主が現れました。
以前から環境問題の解決策の有力な候補として目を付けていた自然農法に関われるチャンスが訪れたのです。
自然農法は農薬も化学肥料も使用せず、種子も在来種のものを使用するので安心、安全、永続可能なところに魅力を感じていました。
自然農法にもいろいろな方法があるようですが、僕が最初に知るとともに、最も理想的だと思うのは福岡雅信氏の農法でした。
彼の農場は、様々な種類の植物が混然一体となって茂っているように見えます。
ワンネス体験をした手つかずのサンゴ礁や屋久島の原生林で感じたのと同じような野生の生命力を感じるのです。
で、僕が関われることになった自然農法は、ある農家さんがこれから試行錯誤して取り組んで行こうとしているものでした。
当時はまだ身軽だった僕は、早速応募して、その農場がある土地に引っ越してボランティアとして活動することに決めたのでした。
ボランティアで得られた想定外の効果とは?
その土地は粘土質で、雨が降るとぐちゃぐちゃになって足を踏み入れることもできなくなり、乾くと今度はカチンコチンになってしまうので、あくまでもど素人の感覚としては、どうも野菜の栽培には適していないようでした。
やはり、根気よく土づくりから始める必要があったのかもしれませんが、諸事情によりそのように悠長なことを言っていられない状況だったのでしょう。
紆余曲折を経た結果、うまくいかずに終わってしまいました。
というわけで、自然農法では成果が出せなかったものの、全然期待していなかったところに効果が表れたのです。
宿泊先から農場まで、徒歩で約20~30分の距離を毎日往復していたのに加え、農作業で歩き回ったりしてかなりの運動量をこなしていたおかげで、
引っ越し前にはほぼリバウンド完了していた体重が、再び60Kgを切るくらいまでに減っていたのです。
尚、ボランティア期間は半年程度でしたが、その期間中の食事は再びなんちゃってマクロビオティックをメインにしていたので、それも減量に寄与していたのは間違いないと思われます。
要は、インプットを減らしてアウトプットを増やせば減量は必然的に達成できるという、とてもシンプルで当たり前なことを実体験として学んだということになるわけです。
自然農は希望の星
前回のチャレンジでは成果を得ることは出来なかったものの、自然農そのものは、僕にとっては希望の星であることに変わりはありません。
多くの人々が、自然農を中心にライフスタイル全般を自然と共存する形で実現させることが出来れば、人類のみならず地球上に生きる全ての命が幸せに役割を全うすることができる世界の実現に繋がるでしょう。
今生で残された時間は、その実現に一歩でも近づくために活用したいと考えています。
そして、その過程では、ツインレイのふわふわちゃんとの再会が、必要必然イベントとして用意されていることでしょう。
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