マサムネ

22歳男です。 ちょっと笑える文章を書きます。ぜひ読んでください。 ツーブロックで…

マサムネ

22歳男です。 ちょっと笑える文章を書きます。ぜひ読んでください。 ツーブロックです。

最近の記事

創作童話 「奇跡の砂時計」

「またねー」  友達のガブリエル吉崎が角を曲がるまで見送ったカケルはゆっくりと歩き出しました。 「はあ。もっと遊びたいなぁー。でもお母さんが早く帰って勉強しなさいってうるさいんだよなぁー。」 小学校5年生のカケルはついこの前もテストの点数が低くてお母さんに怒られたばかりでした。カケルがとぼとぼ歩いていると、突然頭上から奇妙な声が聞こえてきました。 「フーンフーンフェーン!」  「アルパカの鳴き声だ!」 さすが元動物園副園長の孫。街路樹の上には大きなアルパカがいまし

    • 猫好きの漫才

      漫才「猫が可愛い」 はいどーもー!お願いしまーす! いやーしかし猫はかわいいね。 なんやねんいきなり。猫? おーん。もう俺ほんま猫大好きなんよ。 あーそうなん?あんまイメージないけどなぁ。まあたしかにかわいいわなー。 せやろ?だって猫ってさ、犬くらい可愛いやん? んん? いや、猫の可愛さはもう犬に匹敵すると思うわ。 いやお前猫を犬で例えんなや!うそやろ? え、なんかおかしかった? おかしいよ!お前今猫の可愛さを伝えたいんやろ?犬なんか出してきたらめちゃく

      • 漫才書いたよ!読んでみてね!

        漫才「子供の頃」 はいどーもー。お願いしまーす。 いやー、しかし僕らも大人になってしまいましたねえ。 いやほんまですよ。あなたもう何歳なりましたか? えー、もう21歳と7ヶ月になります。 あ、それ赤ちゃんだけなのよ。ヶ月までゆうやつ。普通に21歳でええから。 いやー21歳かー。んでお前が今はたちやろ?てことはあれか。俺が一才の時にお前生まれたってことになるんか。 いや、誰が1歳差でそれやんねん。一回り世代に差がある人がする会話やわそれ。 そうなん? いやてか

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          インスタのDMに来た怪しい勧誘を撃退したよ(かなり前の話)

        創作童話 「奇跡の砂時計」

          創作童話 6 ラストです!

          困ったカケルは仕方ないので、トラックの方を持ち上げて向きを変えることにしました。カケルが車体の下に手を差し込んで力を入れると車は宙を舞い、180度逆方向を向きました。 恐るべしかけるの腕力。恐るべしガブリエルの体重。 なんとか窮地を脱したカケルが『すなどぅけい』を見ると、ちょうど砂が落ち切ってしまうところでした。そして次の瞬間、ガブリエルは再び動き出して、目の前にいたカケルにぶつかってしまいました。 「いてて。あれ、カケルの旦那さっきまで道の向こうにいたのになんでここに

          創作童話 6 ラストです!

          創作童話 5

          次の休みの日に、『奇跡の砂時計』いや『奇跡のすなどぅけい』を持って出掛けたカケルはワクワクしながら街を歩いていました。 「何に使おっかな〜。この『すなどぅけい』があればパン屋さんの菓子パンコーナーと惣菜パンコーナーを入れ替える事もできるし、魚屋のおっちゃんのセンター分けを七三分けにする事だってできちゃうんだもんな〜。」 あれこれと想像を膨らましながら歩いていると、道の向こうから声がしました。 「オーイ!カケルの旦那ぁー!」 そこには、真冬にも関わらずゆるゆるのタンクト

          創作童話 5

          創作童話 4

          技を解いた里美は久しぶりの闘争がもたらした脳内ホルモンの分泌による愉悦にしばらく浸っていましたが、やがていつもの平静を取り戻して話し始めました。 「昨日のアルパカの話本当だったのね。疑ってごめんなさい。私が思ってたよりもカケルはもう大人だったのね。立派な男になったわ。」 そう語りかける里美はとても優しく、誇らしげな顔をしていました。先ほどまでの鬼の形相からの不気味なほどの変貌に、カケルは肉親といえどゾッとしました。恐々とするカケルを尻目に里美は続けます。 「それでね。あ

          創作童話 4

          創作童話 3

          振り返りざまに放ったカケルの渾身の左フックは里美のアゴ先を完璧に捉えたかと思われました。が、即座に臨戦体制に入った里美はスリッピングアウェイの要領でカケルの拳をいなし、体勢を崩したカケルを押さえつけて、そのまま逆エビ固めの体勢に持っていきました。 天性の運動能力で咄嗟に身体をよじって逃れようとしたカケルでしたが、今回は相手が悪かったという他ありません。なんせこの逆エビ固めは里美がモンゴルでの8年間の修行の末に習得した絶対的なフィニッシュホールドなのですから。一度型にハマって

          創作童話 3

          創作童話 2(続き)

          2時間の説教が終わり、カケルが部屋で勉強させられている時、カケルの家に電話がかかってきました。お母さんの里美がでると、 「もしもし、歯茎が丘動物園のものです。今日おたくのお子さんが動物園から逃げ出したアルパカを保護してくれた件なんですけど、本当に助かりました。謝礼としてうちの年間パスポートを送りたいんですけどいかがですか。」 とのことでした。 『カケルが言ってたのは本当なんだ』 交渉上手な里美は、家族全員の5年分の年間パスポートと謝礼を30万円まで釣り上げながら反省しました

          創作童話 2(続き)

          なんと創作童話です 1

          創作童話つくりました。結構長いので何部かにわけます。暇なら読んでみてや。 「またねー」  友達のガブリエル吉崎が角を曲がるまで見送ったカケルはゆっくりと歩き出しました。 「はあ。もっと遊びたいなぁー。でもお母さんが早く帰って勉強しなさいってうるさいんだよなぁー。」 小学校5年生のカケルはついこの前もテストの点数が低くてお母さんに怒られたばかりでした。 カケルがとぼとぼ歩いていると、突然頭上から奇妙な声が聞こえてきました。 「フーンフーンフェーン!」  「アルパカ

          なんと創作童話です 1

          漫才書いてみたよ

          お手柔らかに頼んます 漫才「珍しい」 はいどーもーお願いしまーす えーダブルボケでやります いやそんなん言わんでええねん え?だってダブルボケでやるやん いやダブルボケでやるよ?このネタは。 でもそれゆうてもたらあかんのよ あ、そうなん?ごめんごめん。 まあそれは置いといてちょっと相談あるんやけどさ おん、どうしたん 俺って変なやつなんかな? 変なやつ? うん変わってるっていうか。昔からなんか人とちゃう気がすんねん。 いや別にそんなことないやろ。なんで

          漫才書いてみたよ

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          chatGPTとあそんだよ

          chatGPTとあそんだよ

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          スケッチブックがあったので描いてみたよ

          スケッチブックがあったので描いてみたよ

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          偏見で結構

          日常のあるゆる物に対して僕が持っているイメージを書いてみました。 猫・・・自由気ままで見た目もそしてその存在感もふわふわとした、誰からも愛されるもの。いつでも好き勝手に遊んでいるように見えて、どこか僕たちを試しているような気もする妖精のような存在。 松ぼっくり・・・秋の訪れを知らせる不思議なかわいさのある物体。ただし、10歳前後の男児の手に渡ると人に投げつけるための凶器へと変貌する。かさが閉じてるやつは特に痛い。結局誰かが顔に当たってマジ泣きすることで終戦を迎える。 き

          偏見で結構

          人にやさしくなる方法

          世の中には優しそうで優しくない人もいれば、逆に優しくなさそうで優しい人もいますよね。その人が優しい人かどうかを見分けるのって意外と難しいものです。そこで今回は本当に優しい人の特徴をまとめてみました。 1、授業終わりに消しゴムのカスをちゃんと捨てる人 これは間違いなく優しい人です。ほんの2、3文字消しただけのちょっとした消しカスも毎回ゴミ箱に捨てに行っている人は信頼して良いです。特に、理科室とかで前の人が残していったケシカスも、当然のことのように捨ててあげるような子はもう天

          人にやさしくなる方法

          こういうのを蛙化と呼ぶんですね

          こんにちは。気づけば冬が終わり、森山直太朗が聴きたい季節になりましたね。突然ですが、皆さんは「他人の許せない行動」って何かありますか?別にこれは、電車で大声で騒ぐとか店員さんに高圧的な態度を取るとかといった道徳に反するようなことではなく、もっと些細な行為の話です。僕は普段あまり人に腹を立てることがないのですが、実は一つだけどうしても許せないことがあるのです。  少し話は長くなりますが、僕は昔気になっている女の子がいました。優しくて、何をするときも仕草が可愛くて、初めて一緒に

          こういうのを蛙化と呼ぶんですね