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バーチャル文化が受け入れられない

TwitterのTL上で昨日から様々な3Dモデルの女の子の画像が流れてくる。調べずともハッシュタグをつけている人がいたのでわかったが、カスタムキャストなるアプリだった。公式のアナウンスによればバーチャルなYoutuberを手軽に作る機能と配信機能を搭載したアプリらしい。某アダルトゲームみたいなモデルだなとか思っていたら同じ開発元だったので納得。こういうもので作る定番としてキャラ再現も度々見かけるが、同時に自分の好みを投影したものも流れてくる。僕も少し試したがスマホの画面で3Dモデルをくるくる回して確認するのと、それぞれのパーツをスライダーで調整するのが面倒になってしまった。細かく調整できればできるほど、自分の好みがどんなだったかわからなくなってくる。思えばキャラクリが細かくできるゲームでも好みのプリセットから髪型や色を少しいじるくらいで、顔のパーツは手付かずというのがお決まりだった。

確か8月にはSteamでVカツというVTuber支援サービスが配信されて似たようなムーブメントが起きていたがなんなんだ。VTuberをやるかどうかはともかく、みんな自分のアバターを作らないと気がすまないか…美少女になりたいのか…。いやパステルガールのアイコンを使っている自分が言えたことじゃないが。そのうち本当に1人1つのアバターを作ることがネット上で活動するための義務のようになるんじゃないだろうか。

ちなみに僕はVTuber文化が未だにわからないし、見てみても「なんだかなあ」という気分になる。もともとYoutuberも受け入れ難かったのだが。
ここであるツイートを。

人の引用で語るのもなんだが、だいたいこの感じであっている。いかにも二次元的要素満載のキャラが妙に生々しい動きをしたり、不完全な状態の声を発したりすることに不快感…違和感を覚える。


4年前に『みならいディーバ(※生アニメ)』というものがあった。モーキャプデバイスを取り付けた声優2人の喋りと動きを取り込んでキャラに反映し、CGアニメとして放送するものだ。モーキャプだから動きは当然人間のグダグダしたそれだし、キャラ声も安定せず…というよりほぼ素の喋りになっているのだが、あれを見ていた頃はそんな風には思わなかったのはなんでだろうな。中の人が誰だかわかっていたからかな。

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