見出し画像

ア、秋/太宰治(320字)

これはちょっとしたエッセイだけれど、こういうの好きだ。
自分のメモをパラパラとたぐりながら、「意味わかんねえ」と自ら笑う。
そう言うのってあるあるじゃないですか。

「秋は夏と一緒にやってくる」って好きだなー。
夏は堂々とやってきて、世間から嫌われようがどんと構えるが、秋はその陰でコソコソやってくるらしい。
「秋はずるい」って、あ〜た(笑)
言われてみれば、虫の音は夏には聞こえている。
そう言う見方をするならば、なるほど秋はずるいな。
私らは秋を待ち侘びているのではなく、見落としているだけなんだ。
わかった気がする太宰さん。そう言う感覚って大事だと思うな。

君にはあんまりいいイメージは持っていなかったけれど、少し興味が湧いてきましたよ。
少し読んでみるね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?