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ぼくのキンラン2023

とあるところに自生している絶滅危惧種キンラン。
数年前にヒルクライム中にたまたま見つけました。
田舎の農村地帯にしては車の交通量が少なくありません(多くもない)。
そこでしか見たことがないのです。
毎年気にしていますが、具体的な場所を記録しているのでもなく、「この辺だったかなあ」程度。
それでも現地に行けばわかるのです。
これはもはや特殊能力だとおもっています。いまや里で見られることも珍しく、盗掘に遭うのではないかと心配でしょうがない。
盗掘されないように持ち帰るのも枯らす行為だし、どうすることもできません。

生えているあたりを注視しながら自転車を走らせていました。
生えている風景だけはくっきり記憶しているので、何箇所もある「そういう風景」が目に入れば、目に神経を集中。

今回も花は終わりかけていましたが、その地に存在しているのを確認。
前回は「現状確認」なんて意識してなかったですが、今回は株数まで確認。
花が咲いたのは2株、全体で10株ありました。
たとえ車が走る環境でも、植物が必要とする環境が整っていれば人工栽培が不可能な種類でも増えるのです。

誰もこの花がここにあることに気づいていない。
永久に誰も気がつかないといいな。
そうすればここはキンランの群落地となって、きっと保護の手が入ります。
ここにくればキンランが見られる💖

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