【私のおでかけ帖】雨の日のおでかけを諦めない!美術館・博物館めぐりで充実の週末を。(2017.6)
実際に行くかどうかはさておき、毎週末に私が行きたいなと思うおでかけくプランを勝手に発表するシリーズです。
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新緑がまぶしい5月も終わり、明日からいよいよ6月に突入!
おでかけが億劫になる梅雨の時期の幕開けです。
とはいえNetflixも見飽きたし、家中の本も読み飽きた…。
今回は、そんなときに足を向けたい、美術館・博物館のプランをご紹介します!
あえて有名どころではない、ゆったり休日を楽しめるスポットをピックアップしました。
1.暮らしの審美眼を養う・日本民藝館(駒場東大前)
(Photo by 日本民藝館 HP)
思想家の柳宗悦が企画し、1936年に開設された民藝品を展示・保管・研究する美術館。
日本建築をベースにしつつも随所に洋風の意匠を施すなど、建物そのものも楽しめます。
所蔵品のほとんどが柳宗悦の審美眼を通して蒐められており、日本はもちろん朝鮮の陶磁器や中国・台湾の民芸品など多種多様な暮らしの道具を見ることができます。
・ランチするなら、こんなカフェ。
(Photo by BUNDAN COFFEE & BEER HP)
日本近代文学館内にある、本好きのためにあるかのような文学カフェBUNDANゆう。
店内の2万冊の書籍を自由に閲覧しながらランチやカフェが楽しめるのはもちろん、文学作品にちなんだメニューがずらり。
まだ読んだことがない作品も、メニューをきっかけに読んでみたくなってしまいます。
・ここに行くなら、着たい服。
タイムスリップしたような雰囲気を楽しめる日本民藝館とBUNDANに行くなら、昭和レトロな空気をまとったヴィンテージスタイルで。
大きめの丸眼鏡や大ぶりイヤリングなどの小物で、現代風にクラスアップするとさらに◎
2.大正ロマンに思いっきり浸る・弥生美術館&竹久夢二美術館(東大前)
(Photo by 弥生美術館・竹久夢二美術館 FB)
高畠華宵をはじめとする明治〜昭和期の挿絵画家の作品を扱う弥生美術館と、竹久夢二の作品を常設展示する竹久夢二美術館が併設し、大正ロマンの空気に浸ることができる美術館です。
3ヶ月程度で入れ替わる展示には女子の憧れがぎゅっと詰まっており、毎回乙女心をくすぐられます。
谷根千エリアには他にもSCAI THE BATHHOUSEや朝倉彫塑館といったギャラリーもあるので、はしごして楽しむのもおすすめです。
ランチするなら、こんなカフェ。
大正レトロの雰囲気をそのままに、落ち着いたモダンな空間でくつろぐなら根津のゆうカフェで。
和風の門構えと洋風の内装が調和し、モダンガールになったような気分を楽しめます。
ランチメニューはビーフシチューが人気。
ここに行くなら、着たい服。
大正レトロを思いっきり楽しむなら着物がベストですが、雨の日は躊躇してしまうもの。
そんな時はベーシックなワンピースで、「モダンガール」の雰囲気を楽しんで見てはいかがでしょう。小物を白でまとめると、梅雨時期でも爽やかになります。
3.庭園の四季の移ろいと共に美術品を楽しむ・五島美術館(上野毛)
(Photo by 五島美術館 HP)
庭園を含めて約6000坪もの広大な敷地をもつ、緑豊かな美術館。
源氏物語絵巻や日本画など、中世の美術品を中心に、東洋の古美術品が展示されています。
寝殿造を思わせる古風な建物から眺める庭園は、晴れの日はもちろん、雨の日も風情を感じる景色が見られそうです。
ランチするなら、こんなカフェ。
自然を感じつつ、スタイリッシュでミニマルな五島美術館の余韻に浸りながらランチやお茶を楽しむなら、同じくシンプルな、でもどこか温かみも感じるCHI CHI CAFEがおすすめ。
堤防沿いにあり、特に夕暮れ時は外の景色を眺めながらのんびり贅沢な時間を過ごしたくなるカフェです。
扉が開け放たれた空間なので自然の微風が入りやすく、雨音を聴きながらの読書タイムにもぴったりです。
ここに行くなら、着たい服。
上品な空間で古美術を鑑賞するなら、エレガントな雰囲気に仕上がるパリッとしたボウタイブラウスをチョイス。
合わせ方によってはマダム感が漂ってしまうフォーマルなブラウスも、ワイドパンツと合わせてトレンドをプラス。
短め丈なら、ブーティー型のレインブーツとも相性抜群です。
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6月はおでかけするのが億劫になってしまいがちなシーズンですが、屋内でも楽しめる美術館+カフェへ足を運んで、週末を楽しく過ごしましょう!
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