佐々木ぬんこ

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佐々木ぬんこ

webライター/思考をオブラートに包まずに言語化するのが趣味です/案件には爆弾投下しません/放置中のwordpressから過去記事移行してます

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NG行為!レザースニーカーをオキシ漬けした結果【スタンスミス】

「スニーカーを洗うのがめんどくさい」 スニーカーのお手入れは大切ですが、手間がかかるイメージもありますよね。汚れてもついつい後回しになりがち。そして、気付けばずっと洗っていない……というズボラなあなた。 「オキシ漬け」というズボラ向けの簡単かつ効果的な洗い方が存在するのをご存じでしょうか。世の中には、なんでもかんでも「オキシ漬け」したがる猛者がいます。わたしです。 この記事では、スタンスミスのレザースニーカーをオキシ漬け洗いした一部始終をお伝えしていきたいと思います。メ

    • ストウブにふたをして天ぷら作ったら…揚げ物バージンには危険すぎた件

      👦「ストウブ(鉄鍋)で揚げ物するとめっちゃおいしい。しかも、ふたをして揚げると最高!!」 みたいなweb情報を気軽に信じ込んで挑戦してみたわたし。 普通に、揚げ物でふたをするとか見たことないです。聞いたこともない。うちのカーチャンはやってなかった。 いただいたネギの処分に困っていたので、やったこともないのに「天ぷら作りたいなー」と思い、おしゃれ無水鍋・ストウブで揚げてみることにしました。ちなみに、未だかつて無水料理に使ったことはありません。かぼちゃを煮ていたら激しく焦が

      • 25年越しの夏休み

        肌を焼く日差しが心地よかった。太陽からエネルギーを奪取するかのようにして、いくらでも肌をさらした。体中から水分を絞り出す。それでも干からびない。最後は陽のほうが負けるようにして、山の彼方へ沈んだ。戦に勝ち続けたわたしはいつも、Tシャツから黒い肌をのぞかせ、それは夏休みの勲章のようだったかもしれない。 いつの間にか紫外線を遠ざけるようになった。もう太陽とは戦えない。わたしの肉体は早々に負けるし、負った傷は治らなくなった。黒さは勲章ではなく、シミの前兆でしかない。 それでもや

        • 安全な場所で文句を叫ぶ卑劣な人間ども

          他の動物よりは優れた知能を持っているらしい我々人間は、もしかして、他の種に比べて不平不満を持ちやすいのかもしれない。 当然、わたしも不平不満を持っているし、むしろ不平不満だらけの人間である。不平不満が物質化するのだとしたら、わたしの歩いた軌跡はどす黒い汚物で埋め尽くされているんだと思う。むしろまき散らしたい。 そして、その形のない不平不満をできればこういう場所に捨ておきたいのだけれども、なぜか自由にぶちまけられない自分がいる。なんだろ、いつの間にかわたしの中で、ネットが不

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        • 宝物な作品さんたち
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          「服を捨てる」、必要なのは勇気じゃなくて愛

          先日も、断捨離を決行した。洋服をゴミ袋に詰めまくって捨てた。しかし気付いたのは、わたしのワードローブに「好き」は詰まっていない。どっちかって言えば好きじゃないものばかり。なんでこんなことになってしまったのだろうか? わたしは、昔から「服が好き」だった。純粋に、洋服が好きだったはずだ、ファッションが好きだったはずだ、でもいつの間にかそうではなくなっていた自分に気付く。服が好きなんではなく、「買う」のが好きになってしまっていたんだ。 好きなものは全部捨てた。 好きな服は、と

          「服を捨てる」、必要なのは勇気じゃなくて愛

          謎の部品に、未来を見た

          某国家試験まであと2か月を切った。何もしてない。してなさすぎて、割と泣きそうになっている。よく「勉強してない~やばい~」と、してるくせにウソをつく輩と違って、ガチで何もしていないと本当に何もしていないと言うしかなく、「本当は勉強してるんでしょ?独身だから暇でしょ?」とか思われるのが甚だ遺憾で、「寝てます」と嘘をついている。寝てない。仕事してる。土日祝日ひたすら仕事をしている。仕事してる、なんていう事実は絶対に話したくない。 しかし、残り2か月は土日祝日の仕事を禁止してひたす

          謎の部品に、未来を見た

          覚悟の意味を知っているか

          4月から入ってきた新人くんが、早々に休みまくっている。どうやらプライベートなストレスを抱えているらしかった。なんでわたしがそんなことを知っているかと言えば、新人くんがとにかくひたすら喋るからである。 自分の恋人の話を。 おいおい、いくら自分の恋人だからと言って、そこまでおおっぴろげに彼女の状態を公言していいのかい。彼女のプライバシーを尊重しないのかい。恋人の人権を守ろうって気はコレっぽっちもないのかい。 簡単に言うと、精神的にアレな恋人の話だった。そして、自分は彼女に虐

          覚悟の意味を知っているか

          夢の残滓

          新卒で地元の新聞社受けようとしたことがあった。帰省して会社説明会に参加したものの、結局、ある理由により完成した応募書類はポスト投函せず。 新聞記者として働いたあと、フリーのルポライターなりたいなって思っていた。自分で見た世界を自分の言葉で発信したいなと。そんな夢。が、今は簡単に叶ってしまう。webでやればいいだけなんですよね。そこに金銭が発生するかどうかの切実な問題はあるにせよ。 夢が、あっという間に手に入る時代に。そこにハードルはなんもなく。これがわたしの夢だったんか。

          音楽と記憶の関係

          人間の嗅覚と記憶は結びついている、という。プルースト効果という。 試験勉強らしきことをしてたんですけども。有給休暇を消化しまくりながら。とにかく今は勉強しないと!って、ダイソーで買ってきたキッチンタイマー30分でセットして、部屋の中を右往左往しながらテキストを早口で音読してたんですよね。全然頭に入らないのですよね。法律とか漢字ばっかで何書いてあるかわからん。それでもブツブツ言葉と歩調を合わせて勉強してるフリしてたんですよね。 したらね。 youtubeから流れてくる、ジ

          音楽と記憶の関係

          読書感想文『おらおらでひとりいぐも』不安に駆られる独身女性が読む

          著者:若竹千佐子 発売日:2017/11/16 単行本:168ページ 方言度:★★★★★ 人生の孤独度:★★★★★ 第158回芥川賞を受賞した、若竹千佐子さんの『おらおらでひとりいぐも』。 主人公とは40もの年数が離れたわたしであるが、ひどく納得し、そしてこれからの生の歩みを励まされた作品だ。 本日は、こちらの物語と共に、人生の孤独について語っていきたいと思う。 老年期の孤独ではない、これは生涯背負う孤独である独身女性の皆様には朗報だ。 人は、独身だから孤独なのでは

          読書感想文『おらおらでひとりいぐも』不安に駆られる独身女性が読む