自己紹介と受験記録

はじめまして!
大学受験が終わり今までの出来事を振り返る機会が増えたので、どこかに残しておけたらいいなと思いnoteを初めてみました。
今回は軽く自己紹介と、大学受験について書こうと思っています。

自己紹介

春から国立大に通う18歳です。
中学&高校の教員免許を取ろうと考えています。(身バレ防止のため教科は伏せます。)
趣味は音楽を聴くことと楽器を演奏すること。
藤井風や髭男が好きです♪
自分の体験を振り返るために、そして少しでも自分の体験が誰かの役に立てたらいいなと思いnoteを始めたのですが、教員志望の方や教員の方とも繋がることができたら嬉しいです。

大学受験について

少し長くなってしまいそうなのですが、ここからは私の大学受験について書こうと思います。

高1〜高2

まずは受験生になる前の話から、、
中学3年生の時に志望大学が決まっていたため、高1の時から人並みには勉強していた気がします。中学生の頃から英語が好きで自発的に勉強していたので高校入学時には英検二級を取得しており、他教科もそれなりにはできていたので割と順調なスタートを切ることができたと思います。ただ課題等が忙しく、所謂キラキラjkとはかけ離れた生活を送っていました…
週3回の部活、週2回の習い事、教育関係のボランティアなど様々なことに取り組んだ2年間でした。自分で言うのもなんですが、かなり優等生(?)だった気がします笑

高3(4月〜8月中旬)

いよいよ受験生。最初は部活や習い事と両立しながら受験勉強を進めていましたが夏休みに入る前に部活を引退し、習い事とボランティアも辞めました。模試もA〜C判定をうろついており、このまま頑張れば志望校合格も夢ではない、!という感じで始まった受験生活。夏はいっそうやる気が湧き、毎日13〜14時間勉強していました。そんなに長時間勉強する意味があったのかどうかは分かりませんが、私はこの時「この夏休みを一切妥協することなく過ごすことができれば、きっと自分のことを認められる。自分を好きになれる。」という淡い期待だけを抱き、ただひたすら闇雲に勉強し続けました。
ですが8月の終わり頃に異変が起こったのです。

高3(8月下旬〜10月)

夏休みも残すこと数日となったある日、いつも通り布団に入ったのですが…なぜか動悸がして寝れない、そんなことが起こりました。結局眠りについたのは3時過ぎ、考査前などでもっと遅い時間に寝る日が数日続くこともあったので特に問題はないと思っていたのですが、なぜか次の日はフラフラでした。頭がぼーっとして熱っぽく、熱を測ってみると微熱。この一回きりだったら良かったのですが、そんな日が数日おきに訪れるようになりました。当時の私は全く心当たりがなかったのですが後々振り返ってみると1週間前辺りから色々なストレスが溜まり少しナイーブになっていました。「考査前に睡眠時間を削っても眠気以外に体調に変化はないのに、どうしてこんなに体調が悪くなるのか。」そんなことを考えているうちに2学期が始まってしまいました。夏休みの最後の方は思うように勉強できず、自己嫌悪に襲われながら夏休みを終えました。夏の後悔、眠たいのに眠れない日々、体調不良…色々なことが積み重なり2学期が始まって数日が経った時、パンクしてしまいます。夜涙が止まらなくなり流石にやばいと思いながらも結局明け方まで眠ることができず、朝起きると熱っぽくその日は学校を休みました。これを機に欠席や遅刻が増えていきました。「まだ行ける、受験生だからここで休んでるわけにはいかない」そんな気持ちが自分の首を絞め、私の心はあっという間に崩れ落ちました。文字が頭に入ってこなくなり、登下校で駅を使う際に前を通り過ぎる電車に吸い込まれそうになる日々…経験したことのないような感情に襲われ、毎日のように訳もなく涙を流していました。抑うつ状態が2週間続くと良くない、ということは知っていたのでとりあえず2週間様子を見ましたが何も変わらず、しかし病院に行くこともできず、何もできないまま9月が終わろうとしていました。
遅刻が増えたからなのか、担任の先生や学年主任の先生が声をかけてくださったのですが、こんなことを人に話していいのかどうかが分からなかったので誤魔化しながら生活していました。ですが結局限界が来て、保健室で休んでいた時に涙が止まらなくなったり、先生のお言葉に甘えて話を聞いていただいたり…少しずつですが変化が訪れた10月でした。そして周りの人の助言もあり1人で病院に行き、適応障害だと言われました。「薬を飲んだ方がいいけれど親御さんと一緒に来て欲しい」と言われたのですが両親は精神科というものに偏見を持っていたため薬をもらいに行くことはできず、自分で適応障害について調べて対応法を考えていました。

高3(11月〜受験)

意識的に休みを取ったり、自分に何が起きているのかを客観視することができるようになった辺りから少しずつ気持ちが明るくなり、11月には元の生活が送れる日も増えていきました。調子が良くなったり悪くなったりを繰り返しながらも元に戻っていき、思うように進んでいなかった受験勉強も少しずつ再開できるようになりました。約2ヶ月止まっていた受験勉強、周りのライバルにつけられた差を埋めるためにと必死に勉強しました。その後も色々な人に頼りながらなんとか受験を終えることができ、第一志望に合格することができました。

最後に

長くなりそうだったので所々省いたつもりではあるのですが、それでも長くなってしまいました…
読んで下さった方、ありがとうございます。
最後に大学受験を通して学んだことを少しだけ書きます。そもそもなぜ適応障害になったのか、上の文章を読んだだけだと受験勉強がきっかけだったかのように感じると思いますが私の場合は家が原因の1つでした。元々家族との相性が悪かったのですが、受験生という誰もが神経質になってしまう時期、今まで耐えれていたことに耐えられなくなってしまったのです。自室に引き篭ったりできるだけ家には帰らないようにしたりと家族と距離を置きながら休むことで少しずつ回復しました。この記事を読んで下さっている人の中にこれから受験を迎える人がいれば、1つだけ伝えたいことがあります。それは本格的に受験が始まる前に、自分について知っておいて欲しいということです。受験に限らず、何かに追われ押しつぶされそうな日々を送っていると、人それぞれの弱い部分が表に出やすくなるんだと思います。風邪をひきやすい、気持ちが沈みやすい、頭痛や腹痛が多い…など誰もが何かしらの弱みを持っていると思います。そんな弱みから目を逸らさずに、自分なりの対処法や予防法を考えておいて欲しいです。もちろん自分の力だけではどうにもならないこともありますが、頭の片隅に置いておくだけでも効果はあると思います。私も元々、親に手を出される夢を見てうなされたり、怒鳴り声を聞くと昔の感情がフラッシュバックしてしまったりするということは自覚していました。ですが「今までも耐えれたからきっと大丈夫」と自分を過信して弱みから目を背けた結果、上記のようなことが起こってしまいました。自分を追い込むことも大事だけれど追い込みすぎないことも大事です。どうか身体を大事にして、健康第一で受験勉強を頑張って欲しいなと思います。

長くなってしまいました…この辺で終わりたいと思います。
ここまで読んで下さった方、ありがとうございます!



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