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ハイハイの動きが、腕支持の力を強くするって本当?

1週間前「雑巾掛けが出来ない子供が増えている?!」という記事を公開した結果…

なんと30人以上の方に見ていただいていることが分かりました!!

「note」を初めてまだ半月の私ですが、こんなにも多くの方に見ていただき、スキ&コメントをいただけていることに感謝の気持ちでいっぱいです。

本当にありがとうございます!!

今回は、以下の記事でもお伝えした「子供の腕支持の力の必要性」について、深掘りしたいと思います。

まだご覧になっていない方は、是非こちらも併せてご覧いただけたら嬉しいです♪




1.赤ちゃんの頃から、腕支持の力は鍛えられるって本当?!


答えは、「YES」です!

ハイハイは、自分の体を守る腕を伸ばして体を支える体勢、すなわち「支持力」にかかわる重要な運動とされています。

かといって、ハイハイをあまりせずに二足歩行に進む赤ちゃんもいるので、絶対的にたくさんハイハイをしなければいけないとは限りません。

発達のスピードは個性と言われているので、大人が調整できるものではないのです。

なので、自分の子があまりハイハイをしなかったと言って、気にしすぎることはないですよ。

子供の個性を尊重し、受け入れて見守っていく姿勢は大切にしていきたいですよね。

2.どうして腕支持の力を鍛える必要があるの?

腕支持の力を鍛える理由としては、主に以下の理由が挙げられます。

・物を持ち上げる力に繋がるから。
・自分の頭や体を支えるときに、力がないと、手をついても怪我をするから

特に、2つ目の理由としては、近代の子供の生活環境も要因があるとされています。

かつての日本では、和室で過ごすことが主流であり、兄弟も多かったことから、兄弟喧嘩も日常茶飯事でした。

しかし、今はフローリングで過ごす過程がほとんどで、真っ平な空間で生活をしてることから、凹凸のある場所で手をつく動作が減ったのです。

確かに、家の中で手をつくことと、公園の芝生の上で手をつくことって、同じ動作でも、感覚が違いますよね。

また、4歳児クラスで担任をしていた時には、このような怪我の事例もありました。(どちらも家庭での出来事でした。)

・階段で転んだ際に、手をついたけど体を支えきれなくて、おでこを切り、4針縫う怪我をした。
・自転車の練習をしていて、傾いた拍子に腕のつき方が悪く骨折をした。

腕支持の力が弱いと、いざという時に手をついても自分の体を守る力がついているとは言えないんですよね。

そして、腕の筋肉を使う回数は多ければ多いほど、発達する部位だとされているので、小さいうちから腕を使う回数を増やせば、筋力もついてきます。

大人が、環境を整備してあげることや、遊びの中で腕を使うものを取り入れてあげることが、重要だということが分かってきたと思います!

3.ハイハイが出来るようになったらやってほしい!2つのふれあい遊び


腕支持の力は、小さい頃から遊びの中で取り入れておくと、年齢を重ねた時に、子供の身を守る術に大きく役立ちます。

かと言っても、0歳児から1歳児半くらいのお子さんは、1人遊びの中で取り入れるのは難しいですよね。

ここで、私がおすすめする「親子でのふれあい遊び」をご紹介したいと思います。

家庭でやるのもOK!保育参観で取り入れるのもOK!

ぜひ、お子さんと楽しんでくださいね!

①ギュッギュッパッ!

保護者の方は、ずっと子供の手を握っていてくださいね。

リズムに合わせて、ギュッの時はグーの位置で、パッの時に腕を大きく開きます。

腕をどのように動かせるのか、範囲や感覚が子供に伝わり、関節が柔らかくなるので、基礎的な動きが身につきます。

大人の顔を近づけたり、遠くしたりすると、キャッキャと声を出して喜んでくれるはずです!

②お船がぎっちらこ

保育をやっている方でしたら、聞いたことのあるわらべうたですよね♪

子どもを足の上に座らせて両手を繋ぎ、船のオールをこぐように前後に動きます。

お互いを交互に引っ張りながら、動きを大きくすると、まるでシーソーに乗っているような感覚になるので、盛り上がります!

子供の腕を強く引っ張ると、肘内障になりやすいので、注意してくださいね。

まとめ

今回は、ハイハイができるようになった頃の子供の腕支持の力を高める遊びについて、ご紹介しました^ ^

腕支持の力を鍛えるには、3.4.5歳の子供からでも十分に間に合います!

今度は、少し大きい子供に適した運動遊びの種類や、鉄棒・雲梯・登り棒などの指導方法についても、ご紹介したいと思っています。

今回の記事が良かったと思う方は、ぜひスキ・コメントも宜しくお願いします♪

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