【3.4.5歳児向け】おすすめ運動遊び〜マット運動〜
先日、赤ちゃんから「腕支持の力」を鍛えることが出来ることと、おすすめのふれあい遊びをご紹介しました。
今回からは、運動遊びの年齢に合った遊び方をご紹介していきたいと思います!
初回は、3歳児からでも手軽に始められる「マット運動」です。
マット運動は、やればやった分だけ、子供達の怪我の回数が減ります!
こんなにも子供の怪我が減るんだなと、実感させられたので、保育の隙間時間でも家庭でも、子供達とマット運動を楽しんで欲しいものです。
おすすめの遊びリストと、補助をする際に保育者や保護者に気をつけてほしいポイントのみに抜粋しているので、気になる遊びだけでも、ご覧になってくださいね♪
「運動遊び 跳び箱はこちらから」
「腕支持の力を鍛えるふれあい遊び」については、こちらから。
1.そもそも私は運動が大の苦手でした…
私は、学生の頃から運動が大の苦手でした。
走ることも、球技も、ダンスも全てにおいて億劫だったのです。
保育の道に進んでからも、運動には抵抗があり、子供達に体の使い方はもちろん、どこからステップを踏んで教えてあげれば良いのかすら分かりませんでした。
そこで、まずは運動の得意な先輩の先生から、子供への教え方を習得することにしたのです。
また、運動遊びの研修には積極的に参加するようになり、プロから技を伝授したことによって、子供たちと一緒に運動にチャレンジしていくようになったのです!
かれこれ5年ほど…保育中にそのような生活を続けていたら、色々な種目の運動遊びの教え方のコツをものにすることが出来たのです。
私と同じように、運動が苦手な大人であっても、大丈夫!
コツを掴めば、子供と一緒にチャレンジすることが楽しくなりますよ!
2.3歳児におすすめのマット運動
それでは、まずは3歳児クラスにおすすめのマット運動をレベル別にご紹介します。
1.えんぴつグルグル (★ )
マットの上に垂直になるように寝そべり、手を伸ばして、頭の上で鉛筆の頭を作るように三角にします。
そのままマットのはじまで、クルクル回転しながら進みます。
ゴールをした時に、マットの上から落ちず、垂直のままゴールが出来ていると◎
2.やまのぼり(★★ )
マットの下に跳び箱の1番上の台を入れます。
山のように見立てて、登ったり下ったりを繰り返します。
両手の使い方を定着させて、バランス感覚を養うことが出来るのです。
3.クマさん歩き(★★ )
四つん這いになって歩く運動遊びで、保育では定番ですよね。
3歳児だと膝をついてしまう子が多いので、膝を上げて補助してあげることがポイントです。
そして、クマさん歩きは、腹筋と背筋の両方を使う運動です。
体をバランスよく鍛えることができるので、姿勢を保持する力がつきます。
椅子長時間座っていられる!活動にも集中することができる!というメリットがあり、小学校の授業でも取り上げられています。
ベネッセのHPでも取り上げられているので、ぜひ参考までに。
3.4歳児におすすめのマット運動
1.手押し車
2人組のペアを作って行う遊びです。
Aちゃん→マットの上で四つ這いになり進む。
Bちゃん→Aちゃんの足を抱えて、手だけを使ってマットの上を進む。
(子供ではなく、保育士が行ってもOK!)
チームに分かれて、リレー形式にしても楽しいですよ。
2.サーキット遊び
さまざまなコースを用意し、周回しながら運動遊びが楽しめる活動です。
4歳児では、マットや跳び箱、フラフープ、ボールなどをふんだんに盛り込むと良いですよ。
子供達の運動能力に合ったコースを作る、他何種類盛り込むかによって難易度が変わるので、3.5歳児でも楽しむ事は出来ます。
しかし、3歳児クラスの秋にサーキット遊びをやったら、発達の個人差が大きく嫌がる子供が多かったです。
(私のコース配分のミスもあると思いますが。)
なので、4.5歳児におすすめのマット運動です。
【サーキット遊びの例】
クマさん歩き→平均台渡り→ケンケンぱ→ボール玉入れ
手押し車→ボール運び→二人三脚(2人組)
4.5歳児におすすめのマット運動
5歳児クラスでおすすめするマット運動は、特に個々への配慮と補助が大切になります。
クラスでの運動能力の把握とともに、個人の力を見極めていないと、怪我に繋がる恐れもあるので、注意しましょう。
1.ケンケン押し相撲
片足でケンケンをしながら押し相撲を行う遊びです。
バランスをとることが難しいため、必ずしも力の強い子が勝つとは限らないところが、盛り上がるポイントです。
自分のバランスを保ちつつ、相手を押し出すという複合的な遊びとなりますので、見た目以上に活動量も十分にありますよ。
2.大根抜き
昔から、子供達に人気のある遊びの一つですよね!
一人はマットの端につかまり、もう一人は大根を引き抜くように、つかまっている子を引っ張る遊びです。
マットから引きはがされやすい反面、引き抜く力に自信のない子でも引き抜きやすいというメリットがあります。
また、引き抜く側の際には、足首を持つように子供にルールとして伝えましょう
。
3.前回り
お尻の位置が低くなっている
手を着く位置が遠い
この2点が子供達が前周りを練習するときに、つっかえるポイントの代表例です。
手はつま先のすぐ前か、手のひらひとつ分くらい離したところに着けること。
ひざはなるべく曲げないようにして、おへそを見るように意識すると、頭の後ろのほうがマットに着きやすくなります。
また、ゆりかごのポーズを準備運動の段階でやっておくと、背中が丸まる感覚を早くから身につけられます。
「ゆりかごのポーズ」
両ひざを抱えて体を丸めながら前後に揺れる運動
4.逆立ち(補助付き)
筋力が強くなる5歳児では、壁に向かって逆立ちをする経験もおすすめです。
1人では難しいので、保育士が子どもの腰を支えて補助をしてあげてください。
倒立したあとは、子どもは腕の力がすぐに弱まってしまうこともあるので、最後まで子どもを支える手を離さないようにしましょう。
このときの足を上に上げる感覚が身につくと、鉄棒の逆上がりもマスターしやすくなります。
まとめ
以上が私が運動遊びの研修を受けて、教えてもらったオススメのマット運動になります。
他にも、保育現場でよくやっていたマット運動を思い出したら追記していきたいと思います。
ぜひ、子供達とマット運動を楽しんでくださいね♪
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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