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病気と向き合うって何したらいいの?

こんにちは!しらすです!

今回は私なりの統合失調症との向き合い方をお伝えしていきたいと思います。

精神疾患にかかったとき、どうしても心に出てくるのが、「なぜ私がこんな目に?」という被害者意識です。それとどう向き合っていくかがポイントになります。


1・病気を受け入れる

まずは自分はこの病気なんだ、と受け入れることから始めましょう。

人によっては多くの時間がかかると思います。
最初は「なんで私がこの病気に?」とか「病気になるとか人生終わった」とか、ネガティブで自責的な言葉が頭の中をぐるぐると回ると思います。
これは正常なことです。何もおかしくありません。私もそうでした。

じゃあどうすればこの負のループから脱出することができるのでしょうか。

まずは時間をかけること。時間をかけることで頭の中が整理され、自分で自分の人生を歩く準備ができます。逃げたいときは逃げてもいいし、向き合えそうなら向き合えばいい。そうやって、自分のことをだんだんと認めてあげましょう。

そうして過ごしていると、あるタイミングで病気と向き合おうと決心できるようになります。病気と向き合っていろんなことを考えたり、時には逃げたりしながら考えたあなたの脳は、受け入れる態勢を作ってくれます。

病気を受け入れるってものすごく勇気がいることです。病気によっては一生付き合わなくてはならない病気もあります。統合失調症もそのひとつです。

受け入れるのは怖くもありますが、受け入れた先には穏やかな時間が待っています。


2・対処方法をパターン化する

頭の中で考えたり、考えや感情を紙に書き出してみたりすると、病気と折り合いをつけていく方法が少しずつわかってきます。

こういうときはこうすればいいんだな、あるいはしない方がいいんだなということが分かるようになります。例えば、人ごみでは症状が大きく出るから避けていこう、だったり、カフェでもテラス席ならのんびり過ごせそうだな、と事前に策を練るのです。

こうした対処方法を複数持っていると、いろんな場面で応用が効くし、何より安心できます。そうすると、いつの間にか仕事にも復帰できるようになるまで回復し、社会参加ができるようになります。

このいわゆるif-thenルール(もし~なら、○○する)は最強のツールです。習慣化にも使えますし、こういった病気の症状の対処法にも効果を発揮してくれます。ぜひ使ってみてください。


3・完璧主義を捨てる

完璧主義を捨てましょう。完璧主義はいい特徴というよりも、悪影響の方が大きいと思います。
うつ病と完璧主義には相関関係があると言いますが、私としてはうつ病以外の精神疾患とも関係性があるように思います。

完璧主義だとどうしても譲れない部分が出てきたり、自分が思っている完璧になるまで作業を続けます。
よく言えばやり切ることができる、とも言えますが、悪影響の方が圧倒的に多いです。物事は大抵完璧にはならないので、いつまで経っても完成しません。Facebookの創設者マーク・ザッカーバーグも言ったように「完璧にするのではなく、完成させろ」です。

私は統合失調症になり、リワークプログラムや認知行動療法を行ったおかげか、完璧主義が弱まりました。けれど、仕事などが忙しくなってきて心の余裕がないときや、任されている仕事が多いほど、完璧主義に陥ります。

2番目でもお話ししましたが、こうした自分のパターンを知っておくことが、後に対処方法を考えるきっかけになります。脱完璧主義を目指していきましょう!

(こうした完璧主義のようなこだわりは発達障害でも見られますし、やはり他の病気とも関係があるのかな、と勝手に思っております。)


4・まずは自分のできる範囲から

ACT(マインドフルネスをベースとした認知行動療法)をやるでもいいし、料理をやるでもいいし、散歩をするのでもいいです。

無理して自分のペースじゃなくなると、苦しくなって続けられなくなってしまいます。まずは自分のできる範囲からやっていきましょう。もちろん健康に効果のあることを、です。

統合失調症の症状はリラックスしているときに出やすいとも言われています。ですから、散歩や自分の時間を持っているときにいかに冷静に症状に対処できるかが、大切になってきます。
リラックスしているときに症状出るなよ!って言いたくなりますよね。でも事実ですから、受け止めて対処していくしかないんです。病気と向き合っていくのってそういうことかな、と思います。

食事を整えたり、身体を動かすことは健康になるのに重要で、統合失調症にもいくらかは効くんじゃないかと思います。心身のバランスを整えておけばいざというとき、力を発揮できます。

また、夜寝る前のヨガをお勧めします。私は毎日ヨガをやってから寝るのですが、これが睡眠導入剤となって、すうっと眠りに入れます。呼吸をゆったりとすることで副交感神経が優位になり、徐々に体温も下がっていき、睡眠に入りやすくなります。
ぜひやってみてくださいね!


まとめ

ここまで4つのことをお伝えしました!

1・病気を受け入れる
2・対処方法をパターン化する
3・完璧主義を捨てる
4・まずは自分のできる範囲から


病気と付き合っていくのって難しいですよね。嫌になっちゃうこともあるし、薬を飲みたくないときだってある。それでも、受け入れて前へ進んでいかなくちゃならない。
「なんで自分がこんな目に?」と思う前に、「自分を大切にしようね、っていうサイン」だと思えるといいですね。


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