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195/365 1973年『仁義なき戦い』 日本映画で一番好きな映画。 深作 欣二監督

戦後の焼跡から始まり文化や伝統か詰まった僕好みな作品。飯干晃一の原作による日本の第二次世界大戦後の広島県で発生した「広島抗争」を描いたノンフィクション映画であり。

「名もなく貧しく美しく」というのが戦後日本の三大テーマに対して"そんなぬるい事を言ってるからそうなったんだ"と逆襲の意味を込めた作品。

仁義を貫くためなら手段を選ばないヤクザのはずが、戦後の教養や風習によって子分を犠牲にして己のみが富を追求するトップが増え、そういう奴を仁義のみを貫く菅原文太の生き様がとてつもなくかっこいい。

結局、ヤクザは社会的立場から見ると弱者だから若者や低賃金労働が"自分の居場所"求めて奮闘したんだけど、それは日本のどこになかったという事を感じた。

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