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228/365 2014年『エール!』 聴覚障害を疑似体験、"伝わる"を体験できた。 エリック・ラルティゴ監督

聴覚障害を持つ家族で生まれた健聴者の少女が、歌手になる夢を家族に理解してもらおうと奮闘する姿を描き久々に涙腺にグッときたフランス映画。

フランス映画といえば『最強のふたり』が有名で、本作はあまり聞き馴染みのない作品かもしれないけど、この作品の"「耳が聴こえない」状況を擬似体験"することによって、そこからのクライマックスにかけて結構よかったと思う。

それに主人公の女性は『The Voice』という"One Direction”を生み出した『X-factor』と同じくらい有名なオーディション番組から生まれた奇跡の歌声と絶賛され歌手デビューし翌年本作の主演女優に抜擢。

安く聞こえるかもだけど歌声だけでなくその人自身からから"伝わる"ものを体現したように思えた。

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