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17/365 2002年『マイノリティ・リポート』 事実だと思ってることって本当に事実か? スティーヴン・スピルバーグ監督

2050年代を描いたSF映画で"近未来"の代名詞ともいえる作品だけどSF映画定番のタイムトラベル的な要素はなく、今では当たり前のようにあるタブレットや虹彩認証、スマートウォッチなど、この映画をベースに実現されたのではないかと思うほど日常生活の延長線上だからこそリアリティがあり面白かった。

SF映画の面白さって制作段階で天才科学者達を集結させて未来を具体化しているわけで、現実はその具体案に向かって技術を向上させるからある種映画が先行し現実をそうさせているのだと思う。

実際見たわけでもない"宇宙"だってこういうものだっていう情報が先走ってるだけで事実とは異なる可能性だってあるはずだと思った。

要は事実なんてものは、情報が先行し事実が後付けされているだけだ。

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