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竹久夢二 作『風』を朗読しました。

https://youtu.be/Zbf0jXhM5C8

桜もすっかり散って、初夏を感じる日の方が増えてきました。

暖かくて爽やかな春の風が、イタズラをしながら通って行く。
『風』は、そんな微笑ましい作品です。

「春一番」というように、春は風の印象が強い気がします。
歩いているときに急に強風が吹いてきたら、つい嫌だなと思ってしまうけど、こんなふうに風が遊びながらやって来たのかな、なーんて思ってみると、少し優しい気持ちになれる気がしませんか?

最近は温暖化のせいなのか、子供の頃とは明らかに気候が変わってきているなと感じます。
小学生の頃は、まだ夏休みも朝は涼しかったし、四季ももっとはっきりしていた気がする。
今は季節を感じることが難しくなってしまっているけれど、ちょっと辺りを見回して、肌に感じる空気を意識して、それぞれの季節を楽しんでいけたらいいなと思うのでした。

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