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宮沢賢治 作『マグノリアの木』を朗読しました。

https://youtu.be/zWCFFTZ8T9U

マグノリアの和名は、木蓮。
街路樹としてもよく目にする花ではないでしょうか。
派手ではないけど華やかで、木蓮が咲くと「春が来たなあ」と実感する、私も大好きなお花です。


春先にしとしと降る雨の中、木蓮の微かな香りが漂ってくる…。
そんな幻想的な風景が目に浮かぶようなこの作品。
宮沢賢治の事なので、恐らく、宗教の価値観が織り込まれているのでしょう。
仏教のようでいて、キリスト教のようでもある。
様々な教えの入り混じった宮沢賢治の作品は、なぜか混沌としているようには感じず、架空の理想郷、イーハトーヴを作り出したように、彼が作り出した架空の宗教の教えのようにも感じます。

マグノリアの花言葉には「自然への愛」「崇高」「慈悲」などがあるそうです。
なんだか、宮沢賢治その人を表しているようにも思えますね。

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