見出し画像

東大卒某政府系金融機関出身者が、本質を迫るエージェントに出会い畑違いのアトラエをピンポイントで紹介してもらった話

どうも、世界中のヒトや組織の可能性を拡げたい、川上(@_YukiKawakami)です。今日は素敵な価値観や世界観をお持ちの転職エージェントのBOXさんと鼎談をお届けします。

《 登場人物 》
BOX_牧野:
コーチングとティーチングの絶妙なバランスで求職者の「幸せ」の解像度を上げる秀才。人生の1プロセスである『転職』では条件だけでなくエモも大切にする幸せ探求者。

アトラエ_近藤:
BOXさんを通して転職し、以前に増して働く活力を手に入れた一人。対談中は終始ニヤニヤし、BOXさん・アトラエ両社からレアな逸材だと褒めちぎられることにご満悦の様子。

アトラエ_川上:
アトラエの採用担当者。想いが溢れると声が大きくなる。想い溢れがち人材。

ーーアトラエを名指しで紹介してくれたって本当ですか?


BOX_牧野:本当です。というか、近藤さんにはアトラエさん1社しかご紹介してないです。色々聞いていったらアトラエさんしかなかったですね。

アトラエ_近藤:半年以上転職活動を続けていたんですが、なかなか「ここだ!」っていう企業に出会えなくて、そんな中たった一人「アトラエさんがいいですよ」ってお薦めしてくれたのが牧野さんでした。

ーーアトラエのことはよくご存じだったんですか?


BOX_牧野:採用にこだわっているという点は知っていましたが、近藤さんが合うかどうかは正直“感覚”の部分はありました。

採用担当の方をお招きして、その会社さんのカルチャーや採用方針の勉強会をやったり、実際にオフィスにお邪魔して雰囲気を肌で感じるという"BOXならでは"の取り組みがあるのですが、それをアトラエさんとはまだできていなかったので。

なので、「この人どうでしょう!」って候補者の方をご紹介して、そのフィードバックを何度も何度もいただく過程で、アトラエさんの「こんな人がいい」の解像度を自分の中で高めていくっていうのを、ただひたすら繰り返すことで、僕の中での”アトラエに合う人”のアップデートを行ってた感じです。

アトラエの解像度を高めてくれたBOX社の牧野さん

最初のご提案からは1年半ほどは経っていたかな。ご紹介した人数は10数名いたと思います。

ーー1年半もずっと「これだ!」がわからないままだったら諦めちゃうよね。

アトラエ_川上:合理的に判断したら、紹介する優先度としては劣後になる会社ですもんね(笑)僕はアトラエの中の人ですが、こんな会社、普通だったら諦めますよ。我ながらわかりにくいですもんね、きっと。

BOX_牧野:いえいえいえ(苦笑)採用ハードルが高いのは元から知ってたんですよ。決算資料で年間の採用人数も大体分かりますし、出してる求人数も決して多くはないので、そこも理解した上で『採用にはめちゃくちゃこだわってるんだろうな』って前提で動いていました。

アトラエさん独自の”こだわり”の部分を感覚で理解するしかなかったので、そこの難しさはありつつ、僕自身の中で腹落ちさえできれば、スムーズにご紹介できるって確信はありました。

(隣でニヤニヤする近藤w
自分を”こだわりのもと、選び抜かれた逸材”だと感じている模様)

アトラエ_川上:エージェント泣かせの会社ですよね、アトラエって。採用人数は増やしてますが、大量採用をするわけでもないですし、採用したい人物象もすごく限られている。それに曖昧で言語化しにくいカルチャーですしね。

その”感覚の部分”をどれだけ言語化できるかがこれからも勝負だと思っていて。例えば「ロマンとそろばん」とか「冷静と情熱」とかもそうですけど、”相反するもの”をなんかいい感じに併せ持ってる人がうちは相性いいはずなんです。なので、すごく難しいとは思うんですが…

この人ニヤついてるーって言われてる近藤w

(再び隣でニヤニヤする近藤w
 自分を”ロマンとそろばんを持つ希少な人材”だと感じている模様)

アトラエ_近藤:え?wwそういう会(近藤を褒め称える、アトラエに合致する人材で居てくれてありがとうの会)ですよね。え、違うんですか。私にスポットライトが当たる会、ですよね。いいんですよね?え?w

アトラエ_川上:はい、そう。そういう会です。(全力で忖度)だから、あの、近藤さんみたいに東大卒で某政府系金融機関出身なのに、中身はアツいみたいな、その辺の本来共存してないはずのそれぞれのカケラがしっかり共存してる人、出会ったらすぐ「あーこの人だな」ってわかるけど、これを言葉で表現するのが相当に難しいというか。

ーー牧野さんはどんな理由でアトラエを推薦してくださったんですか?

BOX_牧野:ちょっと当時のメモ見てもいいですか?えっと、こんな感じで面談中にもメモってたんですけど。近藤さんは、めちゃくちゃ理想を求める人だなって感じていた部分と、お話される際の主語が自分過ぎないところが、なんとなくアトラエさんっぽいなと。

PCでメモを確認してる3人

これは絶妙なところですが、自分軸が強すぎると『自分がこうしたい』『自分がこうなりたい』となりがちですが、近藤さんもアトラエという会社も仕組みとしてこうなるべきだよね・こうあった方が良いよねという、いわゆる”理想状態”から逆算して求め合えるチームだと思っています。そういった意味で「アトラエさんしかない」と言えたって感じです。

ーー御社はご紹介先の企業さんのことをしっかり調べてるイメージがあるんですが、「ここは大切にしてるぜ☆」みたいな”推しポイント”はありますか?

BOX_牧野:現状、弊社からのご紹介先はスタートアップが中心です。そのため、大手企業と比べると給与や働く環境などの条件面だけでマッチングできる企業さまがあまり多くはありません。

ですが、それはスタートアップにとって強みにもなると思っていて。というのも、スキルマッチや給与条件だけで転職しちゃうと候補者さん自身も、企業さんもあんまり幸せにならないと思うんですね。転職後もめっちゃ大変なことって起こるじゃないですか。そういうしんどいことがあっても乗り越えられるかどうかって、同じ理想を掲げられてるかとか、エモーショナルな部分がすごく大きいと思うんです。そこが混ざり合わないと本当に”幸せに働き続ける”ってことは難しいだろうなと。

だからこそ、求職者の方々の価値観の深掘りや過去どんなことがあったのかなどパーソナルな部分のヒアリングにはかなり時間をかけますね。

アトラエ_近藤:私もいろんな角度からヒアリングしてもらって、最初はうまく答えられない質問もあったんですが、徐々に”自分が求める幸せ”がなんなのかその輪郭がはっきりしてくる、みたいな感覚でしたね。

BOX_牧野:一発で答えが出ることはほぼないので、どちらかというと一緒に探していきますね。弊社はメンバー向けにコーチングの研修もやっていて、その研修を受けた上で”ティーチング”と”コーチング”のバランスをすごく大事にしています。ティーチングだけだと多分エージェントのエゴが出てしまうので。

アトラエ_近藤:私も最初はとにかく「スペシャリストになりたいです」って言ってたんですけど、これって表層的なところでしかなくて。今思えば、前職との対比でしかない。前職では、多角的な目線を身につけるためにゼネラリスト的な働き方を求められることが多かったので、その反対にいきたいという、なんというか反骨精神みたいな感じだけで言ってた気がします。

横の人話聞いてる…?

今思えば、全く自分軸で考えられてなくて…。その状態からBOXさんに根気強く壁打ちしてもらって、自分の人生をゼロベースで振り返っていくうちに、自分の幸せとか大切にしたい価値観とかを一つひとつ紐解いていけた感じです。

ーーBOXさんすごくいいですね!そんなBOXさんに、これからも一緒にアトラエの仲間探しを一緒にやって欲しいのですが、100人をやっと超えてきた今のアトラエの面白さ、中の人としてどう伝える?

アトラエ_川上:そうですね、やっぱり『今も面白い』しか僕は言えなくて。というのも、組織のフェーズによって何か変わるのか?って考えてみても、正直何も変わんないってのが僕目線のアトラエの魅力なんですよね。新規事業を創れるとか、少ない人数でやるから熱狂できるとか、フェーズごとの”面白さ”っていくつかあるでしょうけど、僕はアトラエというチームにおいては、タイミングやフェーズってあまり関係ないんじゃないかと思っています。

熱量と共にちゃんと声も大きくもなってきた川上

と言うのも、アトラエは、Being(あり方)への共感や共鳴が強い集合体っていうだけで、それがたまたま株式会社という仕組みで成り立っているに過ぎません。

例えば、僕らの中での競合って、一般的な株式会社という枠組みには存在していないと思っていて、強いて言うならサザンオールスターズさんとか、サッカーのバルセロナだとか、”チーム全員”で”本気”で価値に向かっている組織が挙げられると思っています。

サザンオールスターズやバルセロナって、いつだって本気で、いつだって絶対楽しいじゃないですか!アトラエも同じです。

熱弁してて思わず前に出てきちゃう川上

BOX_牧野:熱いですね…!うーん、僕が伝えるとしたら、『創業20年経ちます、プライム市場にも上場してます、社員数もやっと100名超えました』ってところで、カルチャーとしてすごく強固だし、20年かけて創った100人の組織ってめちゃくちゃレアですよね。

離職者も相当少ないこの組織を20年間かけて創ってきたのは、これはもう『凝縮』と言う一言に尽きるんじゃないでしょうか。これはもう濃度100倍くらいに濃縮された組織

この強さを持って、今後も今の働き方が成り立っているとしたら、正直僕は奇跡だなって思いますし、その奇跡を本気で創れるかも知れないって信じられるのはアトラエさんしかないと思ってます。

それを創る側として入ることになったなら、僕はやっぱりめちゃくちゃ面白いと思いますよ。

アトラエ_川上:確かに!組織面でいったら、一人当たりの生産性にもこだわっていて、今でもしっかり上げていってますからね。テックカンパニーであり続けるみたいなのもすごく大事にしてます。

アトラエの社員一人当たり売上高(IR資料より引用)

あとは売上だけで言うと、例えば「Wevox」でも組織改善の成功事例を、ある種ブラックボックス化して、そのノウハウをコンサルティングとして売った方が確実に売上が上がると思うんです。でも僕たちは、それだけは絶対にやらない

僕たちに共依存してもらうんじゃなくて、いかに自走してもらうかをめちゃくちゃ意識して創っていますし、どれだけ多くの人を魅了できるかとか、『四方よし』をどれだけこだわれるか、勝つだけじゃなくて勝ち方にもこだわるっていうのを愚直に続けているので、そこも面白いと思います。

アトラエ コーポレートサイトより引用

ーーでは、BOXさんについても聞いてみたいと思います。BOXさんってどんなエージェントさんですか?

アトラエ_近藤:一言でいうなら普通のエージェントさんじゃない。BOXさんは、私のパーソナリティに迫るというか、本質的な質問をたくさんしてくれて、全然表層的ではない、真に迫る感じでしたね。それまでの転職活動では、大学時代の専攻とか、前職の話など上辺だけ聞いてくる人ばっかりだったので、正直異色な存在ではありました。

それで、『あ、この人は「東大卒の求職者」とか、前職の経歴とかに興味があるのではなく、今目の前にいる近藤美波と言う人間に興味があって色々聞いてくれてるんだな』っていうのが分かったんで、なんか『もうちょっと話してみたいな』って思いましたね。

アトラエ_川上:いいですね!なんかこんなに熱量あるエージェントさんはなかなかいないですよ。本当BOXさん最高です。

アトラエ_近藤:本当そう。他のエージェントさんについては、私が戦略コンサルや金融機関などいわゆる高価格帯の職種に興味がないことを伝えると『あ、そうなんですか』とコミュニケーションが急変することも実際ゼロではなかったですね。やっぱりビジネスモデル上そうなるのかと学びました。

「言ってないことは書いちゃだめですよ」な近藤

でもBOXさんだったら、とことん私の想いを尊重して価値観の合うところを探して紹介しようとしてくれるので、そこは本当に出会えて良かったなって思います。

BOX_牧野:ちょっとだけ真面目な話をすると、セブンリッチグループ自体が『目の前の人を幸せにし続ける』っていう一点だけなので、そこをベースに『どうしたら目の前の人を幸せにできるか』をきちんと考えて、ご紹介できる企業さまがいないんだったら、それはもううちのせいだよねって。

だからこそ、僕たちは全員コーチング研修も受けていて、求職者の方はもちろん企業さま側も何が幸せなのか『引き出す』ようにしています。

ーーBOXさんとアトラエ、重なる部分も多そうですがあえて違いを言うとするとどこでしょう?

アトラエ_川上:確かに雰囲気は似てますよね。強いて言うならビジネスモデルへのこだわりでしょうか。具体的には『誇れる』という部分とテクノロジー活用の部分です。例えば、主力事業の「Green」が人材紹介モデルをやめた経緯も、『誰もが性善説で運営できるように』『誰もが胸をはって誇らしい事業であり続けられるように』そのためにテクノロジーを活用するって感じだったんですよね。

さっき近藤の話にもありましたが、仮に高価格帯の職種の方がGreenに登録したとして、人が介在するモデルのままだった場合、一人残らず全員がBOXさんのように『その人の幸せ』にフォーカスできるかって言うと、多分そうとは言い切れないっていう、ほんのちょっとの性悪説が漂うじゃないですか。(人材紹介業だと、紹介した方の想定年収の30%程度をいただけるというビジネスモデルなので)

僕たちは『世界中の人々を魅了する』ために、仮にお金は稼げたとしても、自分たちが性善説でやり続けられない、もっと言うと誇れるビジネスモデルじゃないんだったら、それはもう絶対にやらない。そこへのこだわりは強いです。

BOX_牧野:そこで言ったら、僕らは科学しきれてないっていうある種の『未熟さ』は感じるかも知れないですね。BOXはまだその境地まで行ききれてない。でもこれは僕たちの伸び代でもある。

BOXは今、ロマンがロマンだけで存在できるビジネスモデルで、それこそ”そろばん”の方にもちゃんと反映し続けられればめちゃくちゃ強いと思っています。僕たちは、僕たちの理想を捨てたくないので、『会社が大きくなりました。でも僕たちが大事にしているものが失われました』ってなったら、それは全然すごくないし、ぶっちゃけそれは僕らじゃなくてもいい。

アトラエ_川上:両社の共通点って、『感情』×『抽象』(※)の人が多いところだと思うんですよね。
(※)アトラエが運営するWevoxの中で使える特性診断のマッピング

この図の右下の部分 /()内:日本全体, 上部:アトラエ社内の割合

ただ、アトラエの場合、入社当時営業でゴリゴリやってたメンバーが、社内にエンジニアがいないからって理由でエンジニアに転身して、今はCTOやってるんですけど。彼も元々『抽象』が強くて、エンジニアに多い『具体』の世界観の持ち主では決してないんですよ。こういったメンバーが、アトラエ内でエンジニアへのリスペクトやエンジニアに対する理解を進めてくれたおかげで、今のアトラエの土台ができていると感じています。

『具体・論理』に強いわけではない、『感情・抽象』側の人間が”理想の組織”を創るためにテクノロジーを活用してるって部分に強みがあると思っていて、根っからの”THEエンジニア”の人だと、理想×テクノロジーの話にはなりづらいというか。そこが強みかなと思ってます。

ーー最後に、アトラエに入社してどうですか?

アトラエ_近藤:めっちゃ楽しいです。成長意欲への刺激というか、目標に向かって着実にレベルアップしてるっていう実感があるのがいいですね。

今アトラエに来てちょうど3週間くらいなんですけど、毎日絶対何かしら学びがあって、めっちゃフィードバックももらってて、自分自身の解像度もめっちゃ上がるんですよ。『話し方でこういう癖あるな』とか『あ、今もっといい言い回しできたな』とか誰と話してても絶対何か気付きがあるので、もっと頑張りたいなって思えます。

We are Hiring!!!

最後までお読みいただきありがとうございました!アトラエは採用強化中ですので、少しでも興味を持ってくださった方はお気軽にご連絡ください。お待ちしております!

アトラエバーでまずは気軽に交流したい!という方もお待ちしております!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?