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【ウィキペディア】2024/03/06 浦和実業学園中学校・高等学校にて講演とワークショップ

内容

  • 4、5年生(高校1年、2年)154名 

  • 体育館

  • プロジェクタ画面2つ

  • 1時間の講演

  • 講演後、希望者に対してワークショップ(20名ほど)を図書館で

事前の打ち合わせ

  • 「情報リテラシー講義+ウィキペディアに関するワークショップ」を行う

講義内容

スライドは昨年から使っているものをベースに、最新の事例に差し替えるなどした。
また高校生ということで多様性の話をスライド数枚を使って追加した。

  • 自分には理解できない人だからという理由で批判をしない

  • 今は相手のことを理解できなくても、否定せず、無視せず、中傷せず、尊重する

  • 敵対している人からは パスの相手に選ばれない

ワークショップ内容

  • ウィキペディアの既存記事から出典のついていない部分を抜き出し、学校図書館にある資料を使って出典となる根拠を探し出し、ワークシートに記す。

  • 課題数26個。トランプの♠と♡のカードを使用し、担当課題はランダムで割り振られる。

  • 課題の回答となる書籍はブックトラックに用意しておく。

  • 課題の事前準備は担当教員、図書館司書、海獺で作成した。

  • ワークシートは課題ごとに作成した。

ワークシート
配布したガイド
  • ウィキペディアに記載できそうな回答については、海獺がリアルタイムでウィキペディアに反映する。

ウィキペディア日本語版「女装」より引用 https://w.wiki/9RRn

目的

講演ではウィキペディアに関する話題は時間的な関係もあり、数分になった。講演ではネットとの付き合い方について「こうしろ/こうするな」というような話はせず「こういうことが今ある。あとは自分で考えてみてください」と投げかける形にした。

ワークショップでは、普段触れないジャンルの本や、聞いたこともないテーマを触れる機会でもあると述べた。
ウィキペディアはどんな風に使われているかを説明した後に、ワークショップに移った。
埼玉県内の他校の司書さんや、メディアの方も見に来ていらしたので、ワークショップの課題を一緒にやってくださるように促した。

参加者分の課題について出典が揃い、その日のうちにウィキペディアに反映した。

嬉しい反応として、ワークショップ終了後に参加した生徒が、ワークショップに使用した書籍を借りたいと言ってくれた。

図書館の有効活用や、書誌情報、ISBN、奥付、発行者(出版社)などについての理解を促す効果があり、情報の根拠を意識するという前半の講演での話とリンクしやすいように流れを作った。



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