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小説を書いています。ジャンルは問わず。 傍らでオモチャの記事を書き始めました。https://japafic.com/ アニメ・ドラマ・映画ちょくちょく見ています。 結局、フィクションの世界が大好きなんです。 いつかは自分も人気の出る作品を書いてみたいものです。

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    未経験者が歌詞を書きます。 下手くそなりに書きますので温かい目で見守ってください。

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    小説を創作している皆様、または興味のある方向けに発信します。 私的な思考で書いていますので、必ずしも正しことばかり書いているとは限りませんのでご了承ください。

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    ちょこっと小説とは、 SS(ショート小説)であり、適当なキーワード3つを選んでそのキーワードを使用して創作した小説の事。

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神だって超える#1

 神の世界を幻想とするか、現実とするか。  神の存在を空想とするか、実在とするか。  神の力を夢想と見るか、在天と見るか。  誰かが問う。“神様はいつから存在するの?”と。  宇宙ができた日からなのか。惑星が生み出された日からなのか。  生物が誕生した日からなのか。 「ホントにホントに、ほんと~にやめちゃうんですか!」  女は肩まで伸びた栗色の髪を揺らして、無精ひげを生やした男に詰め寄っていた。男は困ったように笑みを浮かべて頬をポリポリと掻く。 「ああ。俺は神を今日限

    • https://japafic.com/kyouiku-toy/ 知育おもちゃについて紹介しています!

      • 色々バタバタしてて投稿が出来ませんでした! 本年初の投稿! 皆様はどんな感じでお過ごしになりましたか??

        • 神だって超える#42

           胸を貫かれたディライトは本能的に距離を取った。種に触れられる前の危機回避。舌打ちをしたウェルダは、遠巻きに観戦をするゼウスらを見て策を講じることにした。このまま復讐神とやり合っている時間はない。一刻も早くに封印術を唱えているエリザベルを止めなければ。 『手間取っているようだな』  突如、脳に直接響き渡る女の声。その主が直ぐに全知神と分かると、ウェルダは心の言葉で返事をする。 『すみません。このままでは再び封印をされてしまいます』 『ならぬ。この機を逃せば、長い月日を待

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        • 神だって超える#42

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        記事

          神だって超える#41

           四方に囲まれ色々と計算をするウェルダ。まず警戒を怠っていけない者は、目の前に立ちはだかるゼウス。彼の未来を視る力は無効化にし続けなければならない。次に後方のディライト。無効化をしたところで力業に打って出てくる。左右に構える中位神達に脅威は感じなかったが、前後に意識を取られることで、彼らの攻撃を食らいかねなかった。上空から見下ろした先、封印術を施しているエリザベルと体内に石版を宿したヒューマン族。 (ッチ! さっさと奴らを止めねえといけねえのに!) 「貴様らさっさと俺の目

          神だって超える#41

          有馬記念、完璧です🦝✴️ 65000勝ち😊 スペシャルウィークの血筋が大好きで、エピファネイアが大好きで、その子供のエフフォーリアに迷わず軸に出来て、一年を通して競馬を楽しませてもらいました🏇 来年も楽しみです🙌

          有馬記念、完璧です🦝✴️ 65000勝ち😊 スペシャルウィークの血筋が大好きで、エピファネイアが大好きで、その子供のエフフォーリアに迷わず軸に出来て、一年を通して競馬を楽しませてもらいました🏇 来年も楽しみです🙌

          神だって超える#40

           真っ暗闇。無音。果たしてここはどこか。先程までの激痛は消え去り、嘔吐感も熱さもない。 (まさか、死んでいないよな?)  ここが夢の中なのか、別空間に飛ばされたのか判断しようにも闇だけが広がっていて理解することは困難である。 「こっちだ、ミチ。こっちだ、ミチ」  幼い女の子の声。その方向に誘われながら進む。果てしない闇の中で、その声だけが道しるべとなる。 「こっちだ、ミチ。こっちだ、ミチ」  徐々に大きくなっていくその声であるが、一向に声の主は姿を現さない。 「な

          神だって超える#40

          神だって超える#39

           ゼウスが吹っ飛んできた。その表現が一番正しいだろう。目の前で土埃を上げて落ちてきたゼウスはムクっと立ち上がり、平然とした表情で一同を確認した。 「やあ、お揃いのようだね」  なんとも気の抜けた声色であったが、彼の腹には大きな穴が開いていた。とてもじゃないが喜んで迎え入れる雰囲気ではない。その上空に直ぐに黒いコートの男が現れる。コートの隙間から見える眼光に息を呑む暇もなく、その男は手を翳して黒い塊を作り始めた。 「どういう状況やねん。あれってウェルダ様やないか!」  

          神だって超える#39

          神だって超える#38

           中位神であるデデとヒゼン。この2体により、ホーリッドに属する十の神全員と顔を合わせたことになる。この流れであれば彼らから認血を得られそうだと思っていたミチ。しかし、そう簡単はいかなかった。まずはゼウスからどこまで聞かされているのか確認をしなければならない。万能神の種を引継いでいることを知っているのかそうでないのか、そこで対応の仕方に雲泥の差が生まれる。 「なあなあ、ゼウスからどこまで聞かされたんだよ?」  ナンプシーら3体の神の目を盗み、デデとヒゼンへと歩み寄って確認。

          神だって超える#38

          神だって超える#37

           時代は遡って千年前。突如、イーサン大陸の方角が真っ白な閃光に包まれたかと思いきや、その方角からはカミソリのような鋭い風が吹きつける。その風によってユーキリアの建築物は切り刻まれ、外に出ていた二プラン族の肌に傷を残していく。守護神:ザックが急いで防壁を創造するが、その風は大地を捲りあげ頑強な岩と共に防壁が突撃してきた。 「くっ! ユーキリア全体を守るのは無理かもしれん!」 「頑張れ、オッサン!」 「ぐぬぬ……ミチよ。お前さん、どうにか手伝えんか?」 「締まりがねえ守護神だな

          神だって超える#37

          神だって超える#36

          「ちょっと説明をしなさいよ!」  ヴェリーに詰め寄られたサーベラントは困惑して、ミチの口元に耳を寄せる。息はしている。ホッと安堵をするものの、ヴェリーをはじめマクマやウイランの心配そうな表情に虫の居所が悪くなる。 「過去にミチ様の精神が残っているとは考えられないですか?」 「ルー様。しかし、今まで僕のこの術でこのようなことは……」 「ゼウス様が見定めたお方。常識の範疇で捉えることは出来ませんよ」  ルーの言葉にサーベラントは一応の納得をしてみせた。 「そもそも君達はゼ

          神だって超える#36

          神だって超える#35

           王宮を爆破して上空に浮かんだウェルダは、ゼウスの姿を探すべく地上の隅々まで目配せをした。まだ無効化の範疇にいるのか、ゼウスがどこかへと飛んだ気配はない。息を潜ませて歩を進めているのか。 「ならば、ここら一帯を消し炭にしてやる」  ウェルダは地上で繰り広げられている戦場に向けて手を翳した。しかし、大きな閃光が彼の視界を潰しにかかる。一体何事か? そう思った時には耳を破壊せんとする高音が駆け抜ける。 「く、なんだ!」  白々とした視界が次第に色味を取り戻す。再起した時に

          神だって超える#35

          神だって超える#34

          レベット国王の首なしの身体を横切り、黒いコートに身を包んだウェルダは壁をコツコツと叩き始める。そこで音が変わるや否や、彼はそこに手を翳して爆破する。穴を開けた壁の向こう側に地下へと続く階段が露わになった。彼はスタスタと進んで封印の部屋へと進入する。そこには術者が今もなお封印の儀を執り行っていた。ウェルダに気が付いた彼らは顔を引き攣らせて、逃げようとした。  ウェルダの手によって呆気なく殺害された術者達。彼は封印が完全に解かれ裸同然となった石版へと手を伸ばそうとする。が、彼の

          神だって超える#34

          【歌詞作ってみた】 おなじものを

          一人で生きていくことが 当たり前になっていた いつもと変わらない日々が 新緑のように鮮やかに 君はなにを想って私に会いに? 君はなにを感じて笑ったの? 疑問だらけの日々に 偽りはない 笑顔でいられたのは まぎれもない君がいたから 住む世界が違うと言うけれど 同じだよ 同じだよ 私と君が見ているものは 何一つとして 違いなんてない 私よりも長く生きる 辛いのはきっと君の方 いつもと変わらない日々を 今は望んでいるのに ただ 私は君に何を残していける? 私は君に「ゴメン」

          【歌詞作ってみた】 おなじものを

          神だって超える#33

           迫りくる敵の足音。そこには殺気だったものばかりが取り巻いている。護衛が槍や剣の構えをとる。  ドン! 乱暴に王室への扉を蹴り開いて侵入してきたベベット族。先頭に立つは三つ目の男。玉座から立ち上がったフィールは苦い表情を浮かべる。王室の隅では息を呑んで、イーサンが様子を窺っていた。共に戦うと誓ったが、フィールにせめて身を隠してほしいと懇願をされ、彼女は身を潜める。 「退け! 戦の先にあるのは悲しみと恨みだけだ!」  フィールが制するが、ベベット族は次々に守衛を斬り倒してい

          神だって超える#33

          小説って毎日投稿するべき?

          創作活動をしている方の多くが投稿するタイミングについて考えていますよね。投稿頻度は多ければ多いほど良いのか。また、決まった曜日・時間に投稿した方がいいのかという点について、私個人の考え方を述べていきます。 投稿するタイミングについて1ページ分を書き終えました。さて、そのまま投稿ボタンを押しますか? 私なら押しません。まずは校正をして見直しましょう。 と、まあ、これは多くの方がやっているわけですが、校正してからは直ぐに投稿するべきか難しいところですよね。 そもそも、投稿のタイ

          小説って毎日投稿するべき?