最推しファサ様を語る時、
私は完全に頭おかしい人になってると思うので、
そこは最初にお断りしておきたい。

だってファサ様は、私の中では生きた女神なの。

洗礼名が『Maria』なので、マリア様でも可。

とにかく、
別次元を垣間見させてくれるアーティスト。

ファサ様が宗教の開祖になったら、
間違いなく真っ先に入信するね！！

ま、彼女クリスチャンなので絶対ないけど。

というヤバい感じで、笑
MAMAMOOメンバーを個別で語るシリーズ、
最後はファサ様です！

ああもう、何から語ろう？

と思ったが、まずこのエピソードは外せない！

ファサ様が中学3年、おそらく14〜15歳の頃。

練習生のオーディションが何かで、
審査員にこう言われた。

（動画ではインストラクターって訳されてるね）

ちょっと、女性の皆さん。
自分が15歳そこらでこれ言われたらどうよ？

相当きっついと思う。

私がもし当時のファサ様の近くにいる大人なら、
言ったやつのところに殴り込みかけてるね。

ちょっとあんた！

こんな多感な年齢の子になんてこと言うの！と。

15歳のファサ様はどれだけ傷ついただろう。

少なくとも私にはその気持ちが痛いほどわかる。

私自身、子供時代に、美人で評判だった母に、
「私に似なくて可哀想」と言われたことがある。
遠回しな表現ではあるものの、
意図するところに当然ショックを受けた。

ファサ様も泣きながら家に帰り、
あるアーティストのビデオを見ながら、
一晩中泣き明かしたと言う。

その夜のうちに、ファサ様は自分と約束した。

・・・普通じゃないよ。

若さ故の無謀と言われればそれまでだが、
普通、その前にポキッと心折れてるって！！！

そして10年後、ファサ様は見事その通りにした。

かっこよすぎて震えたわ！！

後で知ったが、その時見たビデオの
アーティストは、どうやらビヨンセ様らしいね。

なぜファサ様を好きになったのかわかった。
理由はこの記事に詳しい。

私たちは国も違うし年齢も離れているけど、
同じものを見て育ってきた仲間でもあるんだ、
と感じた。

強烈な喜びとシンパシーがあった。

あ、余談ではあるが、
私と母の件について心配されそうなので、
一応補足しておくと、
人と比べるという発想があまりなかった私は、
ひっでーこと言うなこの女、と驚きながらも、
気がつけば、こう考えるようになっていた。

ま、それならそれで。
私には私の良さがあるんで。
今の素材から私なりの美人になる予定だから、
別に似てなくて結構でーす。

出た、ダイヤのメンタル。笑

（↑心理学者命名）

それで母を嫌いになることもなかったし、
今の自分の容姿にも満足している。

どころか、
男性から「お綺麗ですね」と言われたら、
知ってまーす。もっと芸のあること言えない？
と、反射で浮かぶくらい図々しい大人になった。

（もっと本音を言えば、正直どうでもいい）

表面上は「ありがとうございます」って
お礼言って喜んでみせるけど。

良い子のみんなは真似しないように。笑

まぁそんな話はどうでもよく、
何が言いたいかと言うと、
こういう経験があるから余計に
ファサ様生来の精神の高潔さと強さがわかる。

また、
いくら音楽への愛と才能があったとしても
そこは群雄割拠の韓国アイドル業界。

その中でファサ様は、
そんな赤の他人の心ない言葉に傷ついても、
いじけもせず相手を恨みもせず、
その言葉が私の人生を変えたと言い切り、
まっすぐに『自分だけの美』を追求し、
その姿を多くの人に支持されてトップに立った。

そんな人、他にいる？

ファサ様のこのメンタリティは、
デビュー後、作詞でも如何なく発揮されている。

『HIP』のこの歌詞が有名だろう。

みんなここで突っ込んだはずだ。

普通、唾を吐く音、
歌詞に入れないでしょうよ！？

強い、強すぎるよ、ファサ様。

その発想が最高すぎるよ。

また『YES I AM』でも
ここまでインパクトのある言葉ではないが、
同じことを歌っている。

このMVの赤いドレス姿のファサ様は、
15歳の時の自分自身との約束を果たした姿。

だからこんなに自信に溢れていて美しい。

自信って文字通り、自分との信頼関係だから。

長い時間をかけて
自分との約束を守り通した人間特有の
確固たる強さがファサ様には既に備わっている。

あーただただすごい。
これが本当の美ってもんでしょ！！

しかもこの歌詞でもわかることだけど、
ファサ様のどこがすごいって、
他者も同じように美しい生き物と捉えて
すべての人を肯定し、礼賛するところだ。

たとえ、顔を見せないままネット上で
自分を攻撃するアンチであっても。

それは、自身の洗礼名をそのままタイトルにした
『Maria』の歌詞でも見てとれる。

『あなたはすでに美しいのに』なんて、

普通、自分を攻撃する人に言えなくない！？

私だったら、すぐ怒り狂って、
持てる知識総動員して3倍返し計画考えるよ！？

この歌詞を読んだ私は、
ファサ様の価値観に相対はなく、
すべてが絶対なんじゃないかと思った。

自分と相手との関係性や、
他者との比較などに左右されない、
絶対的な自己愛と、同量の他者への愛がある。

そこにたぶん、優劣もつけていない。

そうじゃなきゃ、
マリアという聖母と同じ自分の洗礼名を、
おそらく本人にとって神聖な意味を持つものを、
自分を傷つけようとする相手に対して、
あなたのための言葉とは歌えないと思う。

他人を攻撃せずにいられない人たちの、
その人たちにそうさせてしまう心の傷に、
歌を通してこんなに優しく寄り添えないだろう。

えっ、ファサ様、自他境界ないの？どころか、

世界は本当はひとつで、

あなたは私、私はあなた。

全は一、一は全。

みたいな、どこぞの錬金術の話のような
ワンネス的な世界の見え方してるんじゃないの？
という気さえしてしまう。

二項対立を超えた世界。

なぜならこの歌の歌詞を全体の文脈で見ると、
マリアは、ファサ様本人でありながら、
この歌を聴くすべての人を指しているとも
読み取ることができると思うのね。

同じくらい本来は神聖な存在だと伝えながら、
同時に双方の傷を癒やし、
一緒くたにして救済しようとしている。

私にはこの歌はそんなふうに聞こえる。

となるとファサ様、
あなたの持つ愛って、地上の人間の愛を超えた、
天上の愛ってやつだと思うんだけど。。

それってもう、五次元の話なんだよ？

自分でわかってる？

と言いたくなる。

最新のソロ曲『I'm a 빛』もそうだろう。

『Maria』では光を選んだマリアを歌い、
この曲では闇を選んだマリアを歌ったと言う。

でも、タイトルは韓国語の『빛=光(ビチ)』と、
英語の『Bi*ch』をかけてるんだよね。

ここがミソ。

Bi**hが放送禁止用語なので、その抜け道として
こんな当て字にしたとも言われるが、
それにしては洒落が効きすぎ！

闇に堕ちたマリア（Bit*h）も光だと言うなら、
ほら、これも、二元論を超えた統合の世界。

ファサ様、ずっと五次元の愛を歌ってるじゃん。

さらに深読みするなら、
聖母マリアと、娼婦とされるマグダラのマリア、
二人の対比の寓意のようにも見える。

このキリストの生誕と再生に関わった二人が
実は同じ魂をもってるって言いたいの？
などと考えてしまう。

真実はわからないけど。

最後に、
ファサ様の精神性の高さが窺える歌として
この『LMM』を紹介させてほしい。

MVも素晴らしいのだが、
この動画は和訳の字幕も入っているし、
何よりシンプルなセットの中で
飾り気のない白いドレスで歌うファサ様の姿が
本当にそこに女神がいるようで、静謐で美しい。

これって、

寂しさから欲にかられて自分を見失った
人間の心の闇そのものじゃない？

それが集まって、
人類の悲しい歴史を生み続けたじゃない？

そう教えてくれるようで、はっとする。

そうじゃないよ。
何をどれだけ手に入れても、
どんな豪華なところに行って
その寂しさと闇から逃げ切ったつもりでも、
あなたの心のある場所は変わらない。
自分自身の心に目を向けてみて。
本当の救済は、まずそこからだよ。

私にはこの歌は
そう優しく語りかけてくるように感じる。

っていうか、もうそれ、、、
マイケル・ジャクソンの
MAN IN THE MIRRORとか、
HEAL THE WORLDと同じ世界観じゃん。。

本当に、この人の目には
世界も人間も、どんなふうに見えてるんだろう？

普通の三次元の世界を生きてる人間だと思うと、
違和感しかないんだよね。

ただ、ファサ様も生身の人間だから、
自分の感情と目に見える世界の姿の間で
ものすごい葛藤もしてると思う。

してなきゃおかしい。

ま、その葛藤を乗り越えること自体、
そもそも並みの人間にできることじゃないけど。

普通なら耐えられなくて精神が崩壊するよー。

こんなかわいくぽやぽやニコニコ喋れないはず。

かわいい。

かわいいけど、こんなにかわいい人が
あんな歌作って歌ってんのよ？

おかしいって。

ファサ様の心って本当に何でできてんだろうね？

彼女こそが、本物のダイヤのメンタルだよ。

ってか、よくスピリチュアルの世界で、
「ハイヤーセルフが〜」とか言ってるけど、
ファサ様は、もうなんか、一体化してるのよ。。

そんなファサ様がついてたら、
フィインも大丈夫だと思うんだよね。

というかファサ様に、
「あなたと友達になりたい」と言わせた
自分の価値を信じきってほしいな。

というところで、MAMAMOOのメンバー
4人を個別に語るシリーズは一旦終わりです。

読んでくださった方ありがとうございました✨

自分のために書き始めたnoteで、
オタクゆえに推しについて語り始めましたが、
周りにファン仲間がいないこともあって、
同じくMAMAMOOが大好きな方と関われて、
ものすごく嬉しかったです❤️

皆さんのMAMAMOOに関する記事も、
引き続き楽しみにしております！

ではまた！