YOASOBIの夜に駆けるが、YouTubeで規制された話について。

ボカロはじめのこのアーティスト達は、そもそもこうやって街中で流れたり、カラオケのランキング上位になったり、テレビに出たり、動画サイトでバズったりすることを目的として作った曲ではないんじゃないかと思う。

届く人に届いて欲しいと思って、作った曲だと思う。

だから、少しギリギリの表現、世界観で演出されていて、見る人にとっては少し不適切だと感じるのだろう。

そりゃ見る人が増えれば、それぞれの感じ方があって、みんなの目に触れるものに不適切な表現があったらダメなんだと思うけど。

でもそうやって、マスを対象にした当たり障りのないものばかりを生み出す文化が定着してほしくない。

そんなつまらない世の中になって欲しくない。

文化なんて、人によって感じ方が違うし、同じ人でもその時の状況、環境の変化で感じ方が変わる、繊細なものだと思う。

批判とかあって当たり前だし、それでも支持してくれてる人に届けばいいものだと思ってる。

だから、こうやってすぐに広まって、周りに流れてるから、よく聞くから、で多くの人に関心を持たれてしまうこの状況が、今すごくこわい。

もっともっと、探して、ディグって、掘り出し物のように見つけ出すものであって欲しいと思うのだ。