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「蜜蜂と遠雷」

 遠雷ってなんだろう。遠くで鳴っている雷。夏の季語。夕立の予感。雨の音って拍手の音に似てるかも。みんなで海に行き、沖に遠雷を見たけれど、どうして秋冬の格好をしていたのだろう。

 どうして蜜蜂なんだ。スズメバチとかではなく、蜜蜂。黄色?のイメージ。雷も黄色のイメージ。春の季語。春と夏の物語なのか。心理描写はずっと秋冬って感じだけれど。

 どうして、母親が亡くなったのかについては深く触れていなかったな。それが、ピアノから遠ざかっていた最大の原因のように思えるのだけれど。誰かとピアノを叩いているときの栄伝は楽しそうだったな。月の夜もそう、友達が発表前に困っている時であっても。

 「蜜蜂と遠雷」ってタイトルでいろんな情景が浮かんで来る。蜜蜂は近くに響いていて、遠雷とセットで音の遠近感を感じる。もうタイトルから音楽なんじゃね(笑)

 いい映画でした。ごちそうさまです。

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