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たのむ、『Broki』をやってくれ

 とりあえず以下のボタンから『Broki』をダウンロードしてくれ。

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 正直、全く意味がわからないと思う。
 ダウンロードの間に俺の話を読んでいってくれ。

『Broki』とは

基本情報

 『Broki』というのはインディーズのパズルゲームアプリだ。
 スペインの開発者、フアンマ・アルタミラーノさんによって作られている。
 サイトから引用して紹介する……と言いたいところなのだが、インディーズなので日本語には対応していない。
 英語が読める人はサイトを見て、原文を読んでみて欲しい。

 英語が読めない人向けに紹介すると『悪魔を倒すパズル』と書いてある。
 そうだっけ?悪魔……?ああ、あれの事か……となってしまう程度には可愛いデザインの悪魔がフィールドに現れる。
 そのフィールドの全てを、あらかじめ用意されているブロックで埋める必要がある。
 ただし、悪魔は1ブロックに1体以下しか入れる事が出来ない。
 2体以上入れようとすると、ブロックはデフォルトの位置に戻ってきてしまう。
 これが基本のルールだ。

6つのゲームモード

 基本のルールは【LUST】で遊ぶ事が出来る。
 なんと【LUST】だけで200問もある。ボリューム満点だ。
 そして余談だが、【LUST】のキャラクターは目がハートでとってもかわいい。

 先程、わざわざ『基本のルール』と表現したのは、応用ルールがあるからだ。
 植物園を持つ【GLUTTONY】はフィールドに木を置いて分断してしまう。
 悪魔に装備を与える【GREED】が相手の時は、悪魔にブロックを重ねて置かないと倒せない。
 目がたくさんあってキュートな【ENVY】はダミーのブロックを用意してくる。
 某ステゴザウルスの子供を彷彿とさせる顔立ちの【SLOTH】はフィールドに人間を置いて邪魔をする。
 そして【WRATH】は上記のルールの全てが出てくる可能性がある。
 レベルによって採用ルールはまちまちなので【WRATH】は腕試しモードと言ってもいいだろう。
 
 なお、応用ルールのモードも各200問ずつあり、ボリューム満点を通り越して飽きのこない作りになっている。
 その上、各モードはどれをどのタイミングで解き進めても良い。
 【LUST】の123で詰まってしまったから、今は【ENVY】をやっておこう!みたいな事が出来る。

 下の動画で各モードを確認できる。

もう一つのゲームモード

 ところで、各モードの名前が【七つの大罪】になっている事に気付いた人もいるだろう。
 そして1つ足りない事に気づいた人もいるかもしれない。
 だが欠番な訳ではない。ちゃんと【PRIDE】も存在する。
 【PRIDE】は最も特殊なルールだ。
 毎日1問、曜日によってルールの違う問題が出される。
 そして、その問題を解くまでにかかった時間が記録される。
 その時間はゲーム内からSNS等にシェア出来る様になっている。
 シェアされる文章にはその日の問題用のハッシュタグが含まれるため、Twitterに投稿するのがおすすめだ。

 そう、おすすめなのだが……今のところ『Broki』のハッシュタグツイートはとても少ない。
 スペインの人はあまりTwitterを使わないのだろうか?
 それとも『Broki』がマイナーなのだろうか?
 どちらにせよ、無いもんは無いのである。

『Broki』の魅力

 残念ながら『Broki』は今のところマイナーゲームアプリだ。
 でも魅力を欠いている訳ではない。

 パズルはやっていけば解き方のコツを掴んで、もっと難問にチャレンジ出来るようになっていく。
 レベルデザインがしっかりしている証拠だ。
 ただ、個人的にパズルよりも魅力的に感じたものがあった。
 キャラクターだ。

【Broki】というキャラクター

 Brokiには上記の『七つの大罪』を元にしたゲームモードごとのキャラクターと、フィールドにいる悪魔や人間のほかに重要なキャラが1人いる。
 それが【Broki】である。
 【Broki】は剣である。
 だから1人というのは適切ではないかもしれないが、些細な事なので気にしないで欲しい。
 【Broki】が『人語を話す剣』だということの方がよっぽど重大だからだ。

 【Broki】はナビ役を兼ねているので、各ゲームモードのレベル1で話しかけてくる。
 まず、【LUST】のレベル1で彼をよく見て欲しい。
 冒頭、微笑みかけてくれているのだ。

笑顔が可愛い

 そして【GLUTTONY】のレベル1では「思い出して…私は剣…斧ではありません」と言って、自分とプレイヤーが木を切れない事をアピールしてくる。
 最初から「木を避けてブロックを置け」と言ってもいいのに【Broki】はそうしないのである。
 私の英語力は日本の中学生レベルだが【Broki】の言葉を理解したいと思うのに充分な言い回しだった。

 実は、クリアパーセンテージがキリの良くなるステージでも【Broki】は何かを言ってくる。
 褒めてくれる事も多いが、時には寝言だったり、ジョークだったり、気遣いをしてくれたりと、なんというか……非常に人間っぽいのである。

 無機物のはずの剣が人間っぽく喋る事に、私はギャップ萌えの感情を抱いているのかもしれない。
 ただそういった感情のジャンル分けはいつだって出来る。
 今は【Broki】というキャラクターがとても魅力的だという事だけが分かっていればいいと思っている。

キャラクター以外の長所

 罪や悪魔と戦うという雰囲気のせいか背景は黒ベースだが、ステージやキャラクター、ブロックの色は鮮やかで【Broki】が語りかけてくる内容と相俟って重苦しさは一切無い。
 むしろかなりポップでキュートなデザインだ。
 ハートがバリッと割れているロゴはあまりにも可愛くて、必要無いのにPRESSKITからダウンロードしてしまったくらいだ。

BROKIと書かれたロゴ Oがハートになっていて割れている

 また、言語は英語とスペイン語しか対応していないようだが、日本の中学生レベルの英語力の私でも、ちょっと調べればなんとなく意味が分かるものが大半だった。
 そして、パズルのルールはやってみればわかるので、日本語がなくてもなんとかなる。
 というか、上の方にルールの大半を書いたのでそれを見れば分かるはずだ。

だから『Broki』をやってくれ

 長々と語ったが、要するに
 とりあえず『Broki』をやってほしい。
 私の願いはそれだけである。

 理由は【Broki】くんが好きだから、みんなにも知って欲しい。ただそれだけだ。
 肌に合わなければ続けなくていいし、楽しめるなら継続して遊んでくれればいい。
 ツイートはしなくてもいい。自慢できるタイムが出た時だけ、エゴサしているアルタミラーノさんへこんなん出しちまったぜとアピールするのもいい。
 とにかく『Broki』に触れた事がある人が増えて欲しい。
 そういう願いを込めて、この記事を書いた。

 上でダウンロードし忘れた人のために以下にもダウンロードリンクがあります。

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 一応、欠点もこっそり書いておくと
・機種によってはスマホがあつあつになるかも
・ブロックが狙ったところからちょっとズレる時がある
・Brokiツイートをするとアルタミラーノさんのいいねが飛んでくる
 みたいなのはあります。

 あつあつスマホになったら適宜中断してもろて…
 ブロックズレはもうBrokiのうっかりさんとか言いながら直してもろて…
 いいねには慣れてもろて…
 ……大した欠点じゃないからヨシ!(何をみてヨシって言ったんですか?)


 以上でこの記事はおわりです。
 ぼくは今日も元気に『Broki』をやります。

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