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金融調整日記NISA編

猫も杓子もNISA,NISA

コンディションを整えることばかりを書くのも飽きたので(笑)年末年始にやっつけたNISAのことを書きたいと思う。元日経新聞の後藤さんなんか、XにnoteにYouTubeとめっちゃ稼いでるじゃないですか。私は金融資産もないし、株とかやって一喜一憂するのが嫌だったので、何にもしてこなかったんです。しかしさすがにこの円安、インフレ、株高傾向を見るに、定期預金を塩漬けしてては目減りする一方だと思い、手をつけてこなかった定期預金を解約してNISAをすることにしました。

国債と旧NISA枠で

2023年12月にまずはNISA口座を開きに銀行窓口へ。みんな大好きSBIネットバンクでやろうと思っていましたが、地縁血縁で銀行窓口。銀行行くのもかなり久しぶりでしたし、あれこれ書いたり、時間はかかりますが、これくらいのコストはかかっても致し方ないかと。そんなにしょっちゅうすることではないし。ということでまずは国債(変動10年)を購入。NISA用の口座開設を申し込み。その後、口座開設できましたのお知らせとともに、電話で「旧NISAのみの銘柄でおすすめがある」と案内を頂いて、おすすめされるままに「xxxx」を購入。口座開設するまでは、旧NISA枠を利用することはまったく考えていなかったので、これは営業さんのおかげ(と、なればよいなあ)。ひとまず定期預金の3分の1くらいを国債と旧NISAに回しました。

新NISA枠で

2024年1月、新NISAがスタート。NISA口座のある銀行が取り扱っている新NISA対応銘柄をあらかじめウェブサイトで確認し、4銘柄をピックアップ。
営業さんのお電話がかかってきて、来店前にその銘柄を伝えておくと「私が勧めようとしてたのと被ってます」と。来店して購入手続き。割合をどうしようかなあと思っていたけれども、日本3、アメリカ4、インド3になりました。アメリカは2銘柄。分散できているのかしら。銘柄を増やすと販売手数料分がもったいない気もしますが、しばし比較してこのままにするか、1本にしてもいいのか、検討したかったため。インドは「遊び」と思っていたのだけど、日本株に対して、私はポジティブでしたが、営業さんは「今が良くてこの先どうなるかわからない」と慎重気味でしたので。たしかに去年のうちに日本株スタートしておけば良かったですね、しかし日経平均はまだ上がると思います。なぜなら、全体的に日本は安いから。バブルなのは東京都心部の新築マンションくらいではないでしょうか。ちなみにREIT系は避けました。不動産は金融よりヤバく、ボラティリティが高そうだから。

いわゆる「オルカン」が人気だそうですが、オルカンといってもほぼアメリカなのと、あまりにごった煮すぎるのも、利も薄そうだし、混ぜたらバレないっしょ、ってなりそうな気がしたから。取り扱いにもなかったし、買ってません。購入手続きも無事に終了し、あとはほったらかし戦法でいくつもりです。うまく利確できたらいいなあとも思いますが(損切りのことは考えないのね)、基本的には何があっても経済は右肩上がりになっていくものだから、上がるまで寝かせる、という気持ち。日々の暮らしに必要なぶんは、なんとか稼いでいきましょうや。不思議なことに、投資(というほどのこともないけど)的行動のあとは、種銭を増やしたいなと、めずらしく労働意欲が湧いてきました。しかしまあ、ほんの一瞬でしたね。。笑

橘玲さんの本に影響を受けた

金融とか経済について、この20年くらいで一番影響を受け、参考になったのが、橘玲さんの著書です。町の図書館で『雨の降る日曜は幸せについて考えよう』(のちに『知的幸福の技術』として文庫化)を見つけ、いいタイトルだな、と興味を惹かれて読んだのがきっかけ。お金と人生の関係について、実践や観察から得た哲学が散りばめられていて、ハマりましたね。遡って読める本はだいたい読んだと思います。そのころは著者のウェブサイトにもコラムが毎週くらいのペースでアップされていて、更新を待っては読んでいたと思う。村上龍の経済メールマガジン(JMM)も読んでいたので、少しはベースがあったのかもしれませんが。お金と教訓の話になると、ユダヤや華僑の賢い人たちに行きつく気がする。関連してリバタリアン思想とかパーペチュアルトラベラーなるものを知ったのもこの頃。アイン・ランド『肩をすくめるアトラス』とか、大学の図書館の会員証までつくって読みました。

アデラインの資産運用法

「フォレスト・ガンプ」ではアップル株がガンプに大金をもたらすことが示唆され、「アデライン、100年目の恋」では超初期のゼロックス株を買うシーンが出てくる。ブレイク・ライブリー演じる主人公アデラインは不老不死(の設定)なので、IDを偽造して、いろんな街を転々とし、資産を運用して、地味な仕事で日銭を稼ぎ、何か国語もマスターしている(やることないから)。街のことは知り尽くしていて、まともな食べ物は外にはないから自炊、今のジャズはジャズじゃない。知恵も経験もあり、美しく控えめでミステリアス。同じ犬種の犬を代々飼い、友人は実の娘と、盲目のピアニスト。何気に理想の人生だわ。やがて不老不死の魔法も解けるのですが。。年金の元を取るためにも、長期運用のためにも、長生きしなければいけません。オクタヴィアヌスに徳川家康。長生きこそが勝者だと思うのです。

Lana Del Rey のたぶんリリースされていない、OSTでもない、この曲がいいんですよ。映画のロマンティックな雰囲気によく似合っている。

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