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ラグハウスの仕事はレスキューだ!💖トンビのコートをレスキューした!✨

皆さんこんにちは、ラグマスター(ラグハウスの親方)のPikaichiです。ラグハウスとは古着のリサイクル工場の事です。常日頃より、古着のリサイクルや回収にご協力下さり有り難うございます!!

今回レスキューしたのは、大正ロマンが溢れるトンビのコートだ。
トンビの呼び名は、前面に付いているマントを広げると鳶の翼のように見えるところから来ているようだ。

久しぶりに見たトンビ

最近ではほとんど見掛けなくなったトンビのコート。弊社では毎年700トンの古着を選別しているが、トンビが出て来たのは3年ぶりぐらいか?しかも今回の物はコンディションも抜群。

コートの前面だけが2重になっているのが特徴
裏地には綿サテンを使用した高級品だ

明治時代にスコットランドより伝わったとされるこのコートは、着物の大きな袖や袂が邪魔になりにくく、実用性が高いということで日本でも普及したようだ。しかも「和洋折衷」で実用性とお洒落感が両立できるコートだ。

ポケットの裏地には紫色のベルベットが使用され高級感が有る
身頃の生地は梳毛だろう、こちらも高級感が有る

最近トンビのコートを洒落た言い回しでインバネスとする方がいらっしゃいますが、トンビとインバネスは違うデザインなので混同されませんように!

ケープ部分が前面から背面までありマント状になっているものが「二重回し」または「インバネス」と呼ばれ、ケープが前面のみで背中部分から脇にかけて一重なのが「トンビ」です。

ちなみに金色夜叉の中で貫一が来ているのは、貫一お宮之像を見る限りではトンビでもインバネスでもなくマントだろう。

男着物の加藤商店

ラグハウスの大事な任務の一つは、廃棄された古着の山の中から貴重なアイテムをレスキュー(救出)してあげる事だ。この任務、言葉で表すのは簡単だが、実際は大海原の中から漂流者一人を発見するような大変なタスク!

回収されて積み上げられた古着

上の画像は、不要になって古着のリサイクルに出された衣類の山です。以前の所有者にとっては要らなくなった只の古着なんですが、コレクターやマニアックな人にとっては垂涎物のレアアイテムなども紛れ込んでいる訳です。

そんなビンテージ品やレアアイテムを、古着の大海原からレスキュー(救出)してあげる事も、ラグハウスの大事な仕事の一つなのです。

ラグハウスとは

ラグハウスとは古着のリサイクル工場の事で、和名は襤褸屋(ぼろや)です。ラグハウスでは、回収された古着を主に次の3種類の用途に選別してリサイクルしています。
①ウエスの原料(工業用の雑巾)
②反毛の原料(フェルトの原料)
③中古衣料(国内国外向け古着)

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