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#️⃣0️⃣1️⃣💙スチュワーデス物語編💙ラグハウスの仕事はレスキューだ!古着の大海原からレアアイテムを救助する。              

皆さんこんにちは、ラグマスター(ラグハウスの親方)のPikaichiです。ラグハウスとは古着のリサイクル工場の事です。常日頃より、古着のリサイクルや回収にご協力下さり有り難うございます!!

回収されて積み上げられた古着

上の画像は不要になって古着のリサイクルに出された衣類の山です。以前の所有者にとっては要らなくなった只の古着なんですが、コレクターやマニアックな人にとっては垂涎もののアイテムなども紛れ込んでいる訳です。

そんなビンテージ品やレアアイテムを、古着の山の中からレスキューして(見つけ出して)あげる事もラグハウスの大事な仕事の一つだと思っています。

仮に私達がそれらをレスキューしなかった場合、
①海外へ古着として輸出される
②ウエス(工業用雑巾)に加工される
③反毛されてフェルトや毛糸になる
④ゴミとして焼却される。
このうちのどれか一つ当てはまる事になるのですが
①の場合以外はビンテージ品としての価値が失われてしまうわけです。

今回はその1回目として、先日亡くなられた森英恵さんデザインで1977年にJALで採用されたスチュワーデスの制服です。ちなみにスチュワーデス物語の中で堀ちえみさんが着用していたものです。

厚手のニット生地
制服の歴史-JAL客室乗務員
JALのロゴが型抜きされたバックル
三越製

もしも、このJALのユニフォームをレスキューしなかったら、反毛されフェルトになってしまった事でしょう。

最後にこの場をお借りして、森英恵さんのご冥福をお祈り申し上げます。

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今後、少しづつですがレスキューしたビンテージ品やレアアイテムなどを、マガジンの中でご紹介して行きます。


ラグハウスとは

ラグハウスとは古着のリサイクル工場の事で、和名は襤褸屋(ぼろや)です。ラグハウスでは、回収された古着を主に次の3種類の用途に選別しています。
①ウエスの原料(工業用の雑巾)
②反毛の原料(フェルトの原料)
③中古衣料(国内国外向け古着)

このブログをお読み頂く上での注意点

私のブログや記事の中では、古着や古布、古繊維の事を総称で古着と表記したり、またリサイクルやリユースの事を総称でリサイクルと表記している事が有りますのでご注意下さい。そして、その古着をリサイクルする業者の事を、ラグハウス(Rag House)またはボロ屋と表記しています。ラグハウスの業界用語で、選別前の古布の事を込ボロ(こみぼろ)と呼ぶので、こちらもそう表記する事が有ります。

また、古着のリサイクルについてのご意見や疑問、ご質問などが有りましたら、コメント欄より是非お寄せください。丁寧に分かりやすく返答させて頂きます。

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