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相手と自分の頭を同じにする!それが議論の始まり。

こんにちは。

この前、1dayインターンで答えが出ない系のディベートを行ないました。
同世代の就活生なら当たり前じゃん、なんて思われてしまいそうな内容ですが、改めて大事なポイントを確認できればなと思ってます。

ー目次ー
・「愛が大切か、お金が大切か」
・見えてる景色の違い
・マジックワードは使わない
・まとめ

<愛が大切か、お金が大切か>
今回僕が議論したテーマがこちらの「愛が大切か、お金が大切か」というもので、形式は班のメンバーを愛チームとお金チームに別れて、作戦タイム→議論という流れでした。

互いの主張を本当にザックリまとめると、

愛:「人が幸福に感じる要素は人間関係の豊かさだ!人間関係や全ての行動の根源は愛ではないか?」

金:「そもそもお金がないと生活できない、全ての行動にはお金がかかる!」
と、このような感じです。

結局この議論は決着つかずの平行線で終わってしまいました。
終わってみると、それぞれの言い分に正当性に気づいて余計にみんなで頭を抱えていました。
(ちなみに僕はこの議論で愛の盲信者になった気がします。笑)

ただ、この手の答えの出ない系の議論って
実際どっちも必要で、本来そこに優劣はつけられないものなんです。
愛もお金もどっちも必要ですよね?

そして今回の就活の議論という場において求められていたことは答えを出すことではなかったのです。
議論の場で、お互いの意見の主張にどれだけ共感できたかどれだけ受け入れることができたかということが求められていたのです。

<見えてる景色の違い>
このどれだけ共感できたか、どれだけ受け入れることができたかという軸で考えた時に何が必要かというと
相手と自分の前提条件を同じにすることが必要になってきます。

今回のお題で議論が割と平行線だった理由もそこにあって
愛のチームは「人が幸せに生きる上でより必要なものは何か」という認識でいたのに対し、
お金チームは「人が死なずに最低限生きていくには何が必要か」という認識で議論が進んだことにあります。

ここの認識が食い違っていた為、お互いの主張するポイントがどうにもずれて平行線の議論になってしまったのです。

自分の知っている常識や前提が相手にとっても常識や前提になっているとは限らない。
だからこそ、コミュニケーションが必要で議論に入る前にまずやるべきは前提の共通認識だったのです。
この定義付けが終わったら初めて議論が動き出して、その上で相手の意見を受け入れて進めていく必要があるのです。

共感するということにおいても、自分の全く知らない軸で話をされても理解は難しいと思います。
その共感のための補助ツール的な役割を果たすのもまた前提の共通認識なのです。

<マジッックワードは使わない>
もう一つ、相手と自分の頭の中を同じにするという点で重要なことがあります。
それはマジックワードを使わないということです。

マジックワードとは簡単にいうと使う人と受け取る人で定義が変わってきてしまう言葉のことを指します。
検索したらこのような意味になりました。↓

”難しい”とか”すごい”とか主観によったものもマジックワードに含まれるのではないかなと思います。
建設的な議論を進める上で、認識のブレを防いだり、議論そのものを思考停止にしないためにも、自分が発する言葉は具体的で客観的に判断できるものでなくてはいけないのです。
ちょっとした言い回しの工夫や主観が全体で物事を進める際には非常に重要なのだと学びました。

<まとめ>
今回の記事は相手と自分の頭を同じにする!がテーマでしたが、いかがでしたでしょうか?

まとめると
議論に必要なのは
どれだけ共感できたか
どれだけ受け入れることができたか

という事と、
その前提条件を統一する
という事でした。

実際、頭で理解したつもりになっていても実行に移すのは中々難しい事だと思います。
だから普段の話し合いの場面から少しずつでも意識して自分に定着させていくしかないのだと思います。

余談ですが、情報を吸収するだけでも脳が成長するのは20歳までだそうです。
それ以降の年齢では新しいことを学んでもインプット3:アウトプット7の割合でどんどん自分から使っていかないと定着しないそうです。
覚えたことはガンガン実践してどんどん自分のものにしていきたいですね。

と、いうわけで今回はここまでになります。
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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

ライ

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