こんな日がくるとは、と思う。

今日はそんな日だった。

いつも遅刻ギリギリで出発していく小4長男。

めずらしく早起きして朝ご飯を食べ終わり、ソファでYouTubeをみていた長男が、「ヒマだからもう行くわと」と、いつもより早くフリースクールに向かう後ろ姿を玄関で見送る。

今日は4年生最後のフリースクール登校日だった。

3年前はいよいよ学校に行けなくなり、行くのをやめるという決断があり、2年前は毎日家にいる生活でこれからどうなるのだろうと思っていた。

1年前は、週2のフリースクール通学を夫婦で送迎していて、3年生最後の登校日も行きたくないなぁというのを最後だからと背中を押して登校していたのだ。

この1年で、長男はフリースクールの登校日を週4に増やし、乗り換えふくめて片道１時間弱の通学をひとりでするようになった。

頼もしい成長をたくさん感じさせられた1年だった。

フリースクールに通いはじめて1年半。

小学校に通った期間よりもフリースクールに通う期間が長くなった。

長男が元気をとりもどし、目をキラキラさせて過ごしていること、フリースクールの先生や友達のことを楽しそうに話す姿。

どれも当たり前ではないと知ったからこそ、ひとつひとつがとても大切で尊いことだと思う。

1年間、おつかれさま！