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花火 (画家 ゆめの 「線香花火」)

冬に入っているのに今更、「花火」を題材に記事を書いて見たくなった。

夏の終わりから仕事が忙しくなった事もあり、
noteへの投稿がめっきり減っている今日この頃。
毎日noteは諦め、なんとか毎週noteだけは維持しているがすっかりご無沙汰。

で、本題からずれてしまった。
「花火」で記事を書こうと思ったのは、
この秋、花火をテーマにした絵を入手したからである。

何故手に入れたのかというと巡り合わせのタイミングが良かったのと
忘れられない、忘れてはいけない記憶と紐づけたかったのかも知れない。

秋の夜ではあったが近くで花火大会が四年振りに開催された。
今までは8月に行われていたが10月に開催される様になったもの。

長年連れ添っている相方と二人で見に行った。

近くてみる花火の迫力と綺麗さ、そして音の凄さにいつの間にか、
花火に紐づいた過去が思い出された。

そうだった。あの時は一人だった。
二人で過ごした夜が過ぎ、帰っていくあの子を見送った。

その日、二人の関係を知らない共通の友人夫妻に花火に誘われて見に行った。
まだ夏の時期に開催されていた同じ花火大会だった。

楽しく談笑もしていて一人で見ていたわけではなかったのだが、
花火を見上げながら何故か無性に辛くなった。
寂しさを感じ、堪らなくあの子を追い求めた自分がいた。
会いにいく事は出来なかった。

友人には悪かったけど先に帰ると言って一人帰途に着いた。
まだ、公には出来ない時だった。
SNSが発達していなかった時代。
繋がるかわかないけどメールを書くのが精いっぱいだった。

そこまで恋焦がれ、追い求めたのが今一緒に花火を見てくれている人。
今はあの時の満たされなかった想いは満たされている。

そう、「花火」には色々な想いがあった事を改めて思い出した。

その夜、この絵が公開された。
自分の手元に置きたいという衝動に駆られた。
あの時の想いを忘れないように。

この絵に対して描かれた想いと違う事はわかっているが
この絵に私なりの別な想いを忘れないようにリンクして
置きたいと感じた絵になります。

それにしても、ゆめのさん、いつも素敵な絵をありがとう。

いつの間にか私の空間の一部が ゆめのさんの絵で覆われて
素敵な空間ができていて感謝。

あの子と出会って、今は相方である妻から、素敵な誕生日プレゼントをしてもらい増えてしまった絵画達に癒されてます。

ワイズサポーターさん、今、私の手元にある絵を纏めてくれてありがとう。


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