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山のぼり

本日、彼と登山に行ってまいりました。前々から計画していたので、お天気の心配をしていたけれど、しっかり快晴で空は高く、風や春の香り、鳥の声、歩く音、全てが美しく聞こえました。

登山のはじまり!とストレッチをしてわくわくしていたわたしの上に鳥のうんちが落っこちてきました。生まれてはじめての出来事だったので、なぜか凄くうれしくて、運がいいからだあ、なんて登る前からはしゃぎすぎてしまいました。(笑)登りはじめてから、数十分で思っていた数倍、体力が無くなっていたわたしは三歩歩けば、休憩をしました。(笑)休憩を取りすぎているにも関わらず、ゆっくりでいいよと急かさず待ってくれる彼との登山だったので、甘えたわたしは、山頂に行くことを諦めて、ここで降りようと思い、山頂まであと少しのところでサンドイッチを食べました。前日に二人で作ったサンドイッチは、どこかで買うサンドイッチの何倍も美味しくて幸せの味がしました。サンドイッチを食べたわたしは、もう少し頑張ることに。いや、頑張ろうと思えたのは彼が山頂まで上がった場所の景色はここよりもっともっと綺麗だよ。と教えてくれたからです。なんとか、山頂に辿り着きました、ぱちぱち。山頂に着いてすぐ、彼の膝に頭を乗せながら、幸せを噛み締めました。満足、満足。普通のペースなら三時間くらいで登れる山を四時間かけてなんとか一緒に登れました。上の方はちらほらとまだ雪が残っていて、スノボしたくなりました。山頂から見える富士山はほんとうに、すごく、すごく、綺麗でした。
登るのに時間がかかってしまったので、太陽が山に隠れる前に、下まで降りなきゃと早足で山を降りるわたしはしっかり三回ほど小石に躓いて盛大に転びました。(笑)帰り道は時間通りに降りてくることに成功、山の向こう側へ沈んだ太陽が写す空は紫がかった色をしていた、彼と見る景色は毎回綺麗に思う。今回の登山は、彼がいなければ最初の数キロで諦めていました。なんてったって、最初から最後まで自分のリュック+わたしのリュックを二つ、待たせて欲しいと言ってくれて、持っててくれたんですもの。どれだけありがとうといっても足りません、本当に素敵なひとですね、尊敬しています。最後まで一緒に登ってくれてありがとうね。

ありがとう、またね。

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