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富山湾、春の船釣りで大自然を満喫してきました。

昨年タイ駐在から帰任してからは船釣りにハマっています。

生まれが海の近くなので、幼少の頃から父と岸釣りを楽しんでいました。

アジ子、サバ、シマダイ、ソイなどを岸壁で釣りました。

さすがに中学生になると父とはいかなくなりもっぱら同級生と浜からの投げ釣りに行き、キス、カレイなどを釣りました。

高校、大学時代はさすがに忙しくなったので釣りにはいかなくなりましたが、社会人になってルアー釣りに挑戦し、スズキ、フクラギなどを釣りました。

家の近くにはマリーナがあって、多くの個人所有のプレジャーボートが係留されており、いつかは船釣りに挑戦したいなと思うようになりました。

そんな折、タイから帰国してすぐに旧友から俺の船で一緒に船釣りに行かないかとお誘いがあったのです。

私は二つ返事で行く、行くと即答しました。

給付金10万円で船釣り用の道具一式を買いそろえました。

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船釣りは水深100mくらいの深場を探る釣りなので、電動リールが必須アイテムです。釣具屋へ行き、スタッフさんに教えてもらい買いそろえました。

去年の春から数えて今日まで14回の船釣りを経験しました。

旧友と一緒の時は、船のガソリン代という名目で1回3,000円を払っていましたが、乗合船に乗るときは1回10,000円が相場なんです。

1回10,000円?高くない?

はい、高いですね。

でも例えば今週末の土日に釣りに行きたいと思っても、旧友の都合が悪い場合もありますし、狙う魚が違ったりする場合は、乗合船を利用しています。

皆さんも経験あると思いますが、楽しいイベントがある前の夜はうれしくて眠れないことはなかったですか?

私の場合は船釣り前夜が全く寝れないんです。

明日は船釣りだ、仕掛けはどうしよう、エサの選択は正しのか、天気はどうだろう、ほかの乗船客と楽しく話せるだろうか?

色んな思いが頭の中を交錯して眠れないんですよね。

結局、そんな眠れない時間も船釣りの楽しい時間なんですね。

今日もいつもお世話になっている乗合船で行ってきました。

出港予定時間に間に合ったのに、私だけ置いてけぼりになるというハプニングがありました。あれ?船がいないぞ!船長に電話すると、ごめんごめん、あなたのコトを忘れてた、だそうです( ゚Д゚)

幸い出港したばかりだったようで引き返してくれましたが。

もう、一瞬、奈落の底に落とされた気分でした。。。

さてようやく乗船し、朝の5時丁度に出港です。

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天気予報は晴れ、風速5mの予報でしたが、7mくらいの風がビュンビュン吹いています。

1週間前から天気予報とにらめっこして今日に決めたのに予報が外れてちょっと不安になりました。

無風だと潮の流れが止まり釣れない場合がありますが、ある程度以上の風だと仕掛けが流され魚のアタリが分からなくなる場合があるんです。

港を出港して約1時間経過、ようやく目的地へ到着。

石川県七尾市沖の、船長お得意の真鯛ポイントです。

いやあ~やはり風と波に苦しみました。

船上では、おまつり連発です。

おまつりとは、各釣り人の糸が絡んでしまうコトを言います。

風が強く潮の流れが速いと、各釣り人の重りが異なるため、仕掛けがまっすぐ下へ落下しないので糸が絡むんですね。

私も一発目に後ろの方とおまつりになり、仕掛け一式が海中に消え失せました。結構値段がする仕掛けだったので悔しい思いをしました。

でもこれが大自然が相手ということなんです。

自分が考えた通りの釣行になることはほとんどありません。

パチンコや宝くじと同じように、高級魚が爆釣する日が1年で1回程度あり、

釣り人はその記憶を忘れられず、さあ今日も爆釣させるぞと毎回思って船に乗るんですね。

しかし現実は甘くない、自然を味方にすることの難しさを思い知らされるわけです。

しかし釣りの面白さはそこにもあって、次はこんな風と波でも釣果があげられるように、重りを変えたり、仕掛けを変えたり、エサを変えたり、竿を変えたり、糸の太さを変えたり、リベンジを誓うわけです。

スーさん、ハマちゃんの釣りバカ日誌と同じなんですね。

話が長くなりましたので、本日の釣果を報告して〆に入ります。

本日の釣果は、高級魚のアラ、35センチが1匹だけでした。

坊主(一匹も釣れない人)も数人おられたのでラッキーだと思います。

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このアラという魚は最大で1mになる成長魚です。

富山湾で釣れるのは珍しいのです。

あれ?本命の、真鯛はどこに?

聞かないで下さい。船の前方の釣り人が真鯛と甘鯛を釣り上げました。

まあこんな日もありますよ。と、自分に言い聞かせながら、帰りの船中で次回のリベンジを胸に誓った私です。(まさに釣りバカですね)

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今日の釣りのことをイメトレし続けたこの1週間、結果は1匹だけでしたが、1回10,000円、さあ高いか安いか?

高いとも安いとも言えません。

まぁ毎回こんなもんです。

富山は6月の梅雨時期になると太刀魚のシーズンとなります。

太刀魚の塩焼き、刺身、脂がのっておいしいですよ。

次回はその太刀魚を狙います。

また眠られない日々が来るのか。。。

またそれも釣りの醍醐味ということでご理解下さい。

ちなみに今日の動画をYoutubeにアップしましたのでご覧ください。

そんじゃまたね!

お勧めの電動リールはこれです。



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