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富山湾の船釣りで大アジの釣果を上げるノウハウについて。

富山湾、夏本番ですね。

さて今回は富山湾の船釣りで大アジを狙う際のノウハウをご紹介します。

ポイントは下記の3つです。

①コマセ

②仕掛け

③狙う棚(水深)

では詳細に説明します。

①コマセですが、富山では冷凍アミエビを使います。上州屋さんなどの大きな釣具店で売っていますね。しかし、それではダメなんです。

冷凍アミエビを解凍し、それにこれを混ぜるのです。

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アミエビ1ブロックあたりこのアジパワーを半袋程度です。

アミエビは解凍すると水気が多く浸み出してくるので、その水分を吸収し、更にアジを寄せ付ける役目となります。

アジパワーの代替えとして米ぬかでも効果ありです。

精米機が置いてあるところで、米ぬかは無料でお持ち帰り下さいという案内を見たことありませんか?

釣りに行く前日までにアミエビを解凍し、アジパワーを混ぜ込んで、ジプロックで冷蔵庫に保管しておくことをお勧めします。

当日、船の上で冷凍アミエビを苦労しながらナイフで切り刻んでいる方を見受けますが、それじゃアジパワーがよく混ざりませんからね。

さてこのコマセを入れるカゴですが、世間ではアジビシとも言われています。

私のオススメはこちらです。

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ダイワシャベルビシ速攻3 M-80です。

コマセを手を汚さず挿入できて水中に振りまく量の調整も容易です。

私は重さ80号を使っていますが、60号タイプもあります。

コマセの入替えも時間がかかったり、手が汚れて手を洗ったりしていると、その時間が無駄となり釣果が上がりません。

いかに早く釣れた魚を取り込み、いかに短時間で再投入するかで釣果に差がつきます。

さて次に②の仕掛けです。

肝心のハリス、おススメはこちら。

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『アジビシの極』、これです。

船釣りの仕掛けは、全長2m、2本針がおススメです。

針の大きさは10号でも可ですが、大アジ狙いなら11号の方ですね。

また仕掛けの全長がこれ以上長かったり、針が3本以上あると、手返しのに時間がかかったり、隣の釣り客とお祭りする可能性が高くなります。

一挙に3匹以上狙うより、ダブル(2匹)連れたらラッキーと考えるべきです。また外道のサバが2匹以上かかったらサバは海中で凄く暴れますので、仕掛けが切れる可能性が高いですから。

天秤は特にここでは言及しませんが、天秤と仕掛けの間に是非入れて欲しいのがコチラ。

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『ゴムヨリトリ』です。大アジや大サバがかかったら仕掛けが切れないようにクッションの役目をします。

アジは口先が薄いのでかかってもバラシが多いので、このクッションゴムの使用をオススメします。

そして最後に③の狙う水深です。

一言で言うと底から3ⅿを中心に繰り返し狙います。

前述のシャベルビシが海底に着底する。

糸ふけを取る。

2ⅿ巻き上げて、シャクリを2回。

そしてゆっくり1ⅿ巻き上げる。

しばらく待つ。

ビシの位置と仕掛けの位置が分かりますか?

ビシ(コマセカゴ)の位置は海底から3ⅿ

仕掛けのエサの位置は海底から1ⅿと1.5の位置です。

アタリが無ければ再度ビシを海底まで落として同じ動作を繰り返す。

もしこれで何のアタリもなかったら、狙いの棚を1ⅿ上げてみて下さい。

しかしあまり上げすぎると、サバの群れに襲われる可能性が高いので要注意です。

大アジは海底付近を回遊しているのです。

それでもダメなら、ビシ着底後1ⅿだけ巻き上げて、電動リールを微速で巻き上げてみて下さい。コマセが少しずつ放出されながら魚のいる深さでヒットするはずです。正し、大アジではない可能性がありますけどね。

外道としては、エソ、カイワリ、イシモチ、カサゴ、キジハタ、カサゴ、カレイなどが釣れます。エソ以外は食べておいしい魚なので持ち帰りましょうね。

補足情報として、海底の潮が動かない時は、なかなか魚も食い気が出ません。ですからその時は我慢の時間帯です。シャクリの入れ方や、餌を躍らせるような巻き方で何とか魚の食い気を誘ってみましょう。

また、時合(じあい)と言って、入れ食いの時間がいきなり来ることがあります。今まで紹介した上記のノウハウを駆使し、釣果アップにつなげて下さい。

先週の日曜日、午前2時から8時まで大アジ狙いで行ってきました。

富山市岩瀬漁港から忠吉丸さん(吉村船長)に乗船しました。

忠吉丸さんに乗るのは今回で7回目です。

太刀魚、マダラ、イカ、キス釣りをしたい方々におススメの遊漁船です。

吉村船長は普段は漁師さんなので、各魚種が釣れるポイントは熟知しておられます。

さて大アジ狙いの結果は。。。。

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アジ26匹(30センチ以上が8匹、最大40センチ1匹)

サバ2匹(最大40センチ1匹)

イシモチ1匹

カサゴ3匹(小さいのでリリース)

以上の釣果でした。

最大40センチの大アジと大サバがコチラ。

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しかし、船中の竿頭(一番釣った人)がアジを30匹以上釣られていたので、私もまだまだ未熟だと思い知らされました。

その竿頭さんとの釣り方の違いは何か?

また別の視点からの探求をしないとね。でもそれが釣りの醍醐味ですね。

仕事も趣味も好奇心ワクワクでやるのが楽しいですよね。

そんじゃまたね!

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