もう一人の自分

自分という人間を深く考えるようになったのは割と幼い頃からだった

自分には自由があるようで自由がない
他の人とは通う学校も学ぶ価値観も違っている、そうよく思っていた

祖母や母親の期待に応える為に幼稚園から受験をして、ある学校に入学した

そこで沢山の教養や価値観を学んだ

人にはみんな使命がある

人間として生まれてきたという事はその与えられた使命を果たすことなんだと幼少期の自分は考えていた

それから今まで沢山の人と関わり交流してきた

年配の人から小さな子供まで

人と関わることで今の自分に足りないものを吸収したかった

だけど関われば関わる程、自分自身が見えなくなり分からなくなった

心の奥底に軸がない人間がただ人と関わっても相手からの影響を受け過ぎてしまい、振り回されて混乱してしまう

だから昔の自分はいつもすごく疲れていた

この状況をなんとか変えたかった

その為にある場所に足を運んだ


続く〜

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