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AERIA(エリア) エポック社の輸入ゲーム

このゲームは、アメリカで1982年にオリジナル版が日本に先行して発売されています。ご興味があればBGGでDomaimを検索してください。

余談ですが、おもちゃ屋の店頭でこの「エリア」を見かけた時、「こういうの発明できる人、本当にスゲー。尊敬するし、自分もこういうゲームを発明できる人になりたい!」として「エポック社内には、ゲームを発明する、すごい天才がいるんだ!」とすっかり信じておりました。

その後、インターネット時代が到来して「あれ?アメリカ版の方が先に出てたんだ・・・・」ということを知りました。ラジくまる的には、ス・サ・マ・ジ・ク・ガッカリしたというエピソードがあります。
エポック社に天才が勤務してるわけじゃなかった。アメリカのゲームメーカーに私の目標としていた天才さんが勤務してたんだ。というガッカリ感です。

あ、このエピソードを書いたので白状しますが、ルールはラジくまるが1985年前後に、おもちゃ屋の店頭展示品(販促用)から転記したものです。「詳しいルールは箱の中に」という事情だった可能性がありえます。従って本日の記事では「あいまい情報」と扱います。

エリア(AERIA) 2 players エポック社1985年前後
(あいまい情報:当時の店頭販促用ポップ表示から転記したもの。詳細なルール情報が不足している恐れあり。)
勝利条件:
ゲーム終了時点で、自分の色の面積が多い人の勝ち。
用具:
ゲーム盤 9x9 (面積81マス)
以下の通りのコマの形状と個数。表は赤で裏は白。コマ面積の総和は88マスに相当する。ゆえに全てのコマを置き終わることは不可能。

全部で26ピース

準備:
コマを2名で同じ数ずつ分け合い、互いに自分の持ちコマとする。
遊び方:
赤と白とで、どちらの色を分担するか決める。
交互にゲーム盤の任意の場所に1つのコマを置く。(用具の図には示していないが、白を分担した人は、赤を裏返して白にした状態でゲーム盤に置く)
ゲーム盤からはみ出してはいけない。
コマ同士は、一部でも重ねて置くことはできない。
コマは置かれた位置から移動しない。そこにとどまる。
コマを置けなくなったら「パス」する。2名が連続して「パス」した時、ゲーム終了。
特殊条件について(コマを裏返す条件):
相手のコマと「辺」が接触している時は、接している相手コマを裏返して自分の色に変えることができる。

図1:このような状態に「白」を置いたときは、「赤」のコマを裏返して「白」にする
図2:このような状態で「白」を置いた時も、とにかく接触している「赤」のコマを裏返す
図3:とにかく、今置いた「白」に接触している「赤コマ」は裏返す

バリアント(バリエーション)
上述のルール(エポック社版)では「とにかく接触すればいい」ことを重視していたが、図1および図3の(左&中央)のような「ピッタリの美しい辺接触」ではない時は裏返せないというルール変更。
*このバリアントはラジくまるが考案したものです。






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