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飾り縄(腰ver)

こんにちは。
ラッコプランニングです。
先日(2024.01.21)フェチフェスというイベントに出展しておりまして、そこで珍しく「体験緊縛」コーナーをやりました。
ただ普通の緊縛体験は他のブースでもやっているので、ウチでは縛られた状態でイベント内をまわってきても良い「飾り縄体験」をメインでやらせてもらいました。
体験を受けてくれたお客さま方、ありがとうございました。
で、結局フェチフェスでは胸の飾り縄しか(需要がなくて)しなかったんですが、一応腰にも飾り縄できるように準備はしていたので、
今回の記事ではその腰の飾り縄の手順を公開しようと思います。

はじめに(飾り縄とは)

ここで言う「飾り縄」とは、通常の緊縛でいう「拘束感」や「キツい」「苦しい」といった体感はなく、ただただ体に縄で模様をつけることを言います。
一応、その状態で歩き回っても縄が緩んできたりしないようには気を付けています。

胸の飾り縄

フェチフェスのために、一般的な胸の飾り縄もトルソーで練習してきました。
ただコレは、私自身どこかで習ったりしたわけでもなく他の方がやっているのを見て真似ただけですので、今回の記事からは省きます。
(トルソーだと胸が縦長になってしまってちょっと形がカッコ悪いですね…)

胸にハートとか
胸に星(逆さまだけど)とか

腰の飾り縄

腰でも胸と同様にハートと星の飾り縄を準備しました。
これはトルソーでは足が無くてできないのでグラップリングダミーを利用させてもらっています。
手順の写真を撮ってきているのでそれぞれ紹介しますね。

腰に「ハート」の飾り縄

腰にハートは淫紋っぽくておすすめです。

手順01

・手順01
骨盤に2周巻いて、後ろで留める
(※ウエストではない)

手順02 手順03

・手順02
後ろの留めから腰の外を通して前に縄を持ってきて、
太ももの付け根に1周巻く
(※縄が余るようだったら2周巻いても良い)
・手順03
太ももの正面あたりでのの字留め

手順04

・手順04
骨盤に2周かけた縄に対して、逆方向からのの字留め
①右に折り曲げた縄を骨盤の上2本の縄の下をくぐらせて
②右側の余り縄を、その間に通す
③今度は骨盤の下2本の縄の下をくぐらせて
④最初に折り曲げてくぐらせた縄の折り目の下もくぐらせる
⑤ここの形はいびつになりがちなので、丁寧に整える
(説明難しい…うまくできない人は各自練習してください)
※注意
太ももの付け根の留めと骨盤の留めの間は縄をたるませておく

手順05

・手順05
手順04で逆方向からのの字留めした縄を腰(ウエスト)に巻く

手順06

・手順06
ウエストから戻ってきた縄を再度骨盤に2周かけた縄に対してのの字留め(今度は正方向)
①最初に骨盤の下2本の縄の下をくぐらせて
②あとは上下上下上とぐるっと回して2周の縄に対するのの字留めをする
(これも説明難しい…先に作ったのの字にピッタリ付くように作ります)

手順07 手順08 手順09

・手順07
縄を手順04でたるませておいた縄にかける
(※1回かけただけでは緩い場合は何周か巻いてうまいこと調整します)
・手順08
反対側の足の太もも付け根に外から縄を1周巻く
(※縄が余るようだったら2周巻いても良い)
・手順09
太ももの正面あたりでのの字留め

手順10

・手順10
縄を腰の後ろに戻してうまいこと留める
(※余り縄は適当に処理)
・完成

腰に「星」の飾り縄

腰に星作るのは手順がちょっと複雑なので要注意!

手順01

・手順01
腰(ウェスト)に1周巻いて、後ろで留める
(※縄が余るようだったら2周巻いても良い)

手順02

・手順02
骨盤に1周巻いて、後ろで留める
(※ここは必ず1周)

手順03

・手順03
後ろの留めから再度前に縄を持ってきて、骨盤の上あたりで自在留め

手順04

・手順04
留めた骨盤と反対側の足の太もも付け根に、股の間から太ももの裏側を通して1周巻く
(このタイプの位置調整を2周巻きでやるのは説明が難しくなるので、ここは縄が余っても2周巻かないほうがいいです)

手順05

・手順05
太ももの正面あたりでのの字留め

手順06

・手順06
手順04~手順05で張った斜めの縄の下を通して、腰(ウエスト)の縄に引っ掛ける
※ここは1回ねじった方が見た目がきれいに仕上がります

手順07

・手順07
反対側の足の方に縄を持っていく
※注意
その際、骨盤の縄の下をくぐらせる

手順08

・手順08
反対の足の太もも付け根に、股の間から太ももの裏側を通して1周巻く
(このタイプの位置調整を2周巻きでやるのは説明が難しくなるので、ここは縄が余っても2周巻かないほうがいいです)

手順09

・手順09
太ももの正面あたりでのの字留め

手順10 手順11

・手順10
反対側の骨盤に向かって縄を戻す
※注意
その際、手順04~手順05で張った斜めの縄の下をくぐらせる
・手順11
骨盤の上あたりで自在留めをし、そのまま縄を腰の後ろに戻してうまいこと留める
(※余り縄は適当に処理)
・完成
この星のコツは5か所の頂点から出ているそれぞれ2本の線が、必ず「片方は隣の縄の上、もう片方は隣の縄の下」を通っているように作ることです
コレができているかいないかで見栄えが全然変わるので、縛る際は気にしてみてください

おわりに(ご注意)

このnoteを見て、腰の飾り縄を真似していただくのはどなたでも問題ありませんが、
・他の方に勝手に教える行為
・自分が開発したと偽る行為
は、禁止いたします。
※習いたい方がいたら、このnoteを教えてあげてください。
※似た形の縄筋をご自分で開発されている方はもちろん含みません。あくまでこのnoteで学んだ方向けの話です。
細かいTipsなどは直接会ったときにでも私に質問していただいて結構です。

飾り縄は他の緊縛行為に比べると非常に危険性の低いタイプの緊縛ですが、完全に無危険と言い切れるわけでもありませんので
縄を持って人を縛る行為を行う皆さまは常に十分に注意を払って遊んでくださいね。
逆に、人に縛られて遊ぶ皆さまも危険な行為をしている自覚は忘れずにお楽しみください。
(緊縛に限らないですけどね…SM全般)

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