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フリーランス2年目、今年のメンバーシップの運営方針を考えてみた

こんばんは。らっこです。

今年といっても、もう20日も過ぎてしまってますが、今さらながら今年のメンバーシップの運営方針(?)を考えてみました。

いつもどおり、思っていることをバーッと書き出す感じになるので、まとまりないかもしれません。

でも、読みやすく整理された情報を時間をかけて書くよりも、いま私が何を感じているのかをできるだけ早く書き続けていくことを、今年も大切にしたいと思っているので、どうぞご容赦ください。

私は、感じたことを自分なりに整理して伝えようと思って書くと、どうしても2年くらいかかるんですよね。短くても半年はかかる。熟成に時間がかかるんです。

でも、現実の自分は、毎日毎日変化しているんです。今日もらった一言に大きな影響を受けて、明日からのアクションを変えているわけで。

まだフリーランス2年目の今は、今の自分が何を感じているのか、どう行動していこうと思ったのかを、できるだけリアルタイムで記録し続けていくことの方が大事な気がした。

フリーランス10年選手が「もう過去に超えてしまって、今さら思い出せないこと」を今この瞬間に言葉にしておくことが、今の自分がメンバーシップで提供できる価値のひとつだと思っています。

あ、あと、メンバーシップの初月無料をやめようかなと思います。たぶんあまり意味がない気がする。なんとなくですが。それよりも、参加してくださっている人が安心できる環境を作った方がいいんじゃないかなあと思っています。ある日突然、設定変更すると思います。すみません!ご了承ください。

改めて、私のメンバーシップのテーマは「個人で生きていく方法を研究する」です。

去年、フリーランス1年目だった私の関心事は、

・どうすれば個人で生き抜いていけるか
・どうすれば案件が途絶えない人材になれるか
・どうすれば時給を上げられるか

という感じの生存戦略的な部分が強かったです。

私の持っているスキルの何が世の中に求められそうかとか、何を身に着ければ差別化できるかとか、そんなことばっか考えてました。四六時中。

この初めて価格交渉をした記事とかはすごく評判よくて、読み返したいという言葉もいただけて、書いてよかったなあと思いました。

ただ、フリーランス2年目に入っての今の関心事は、ちょっと違う方向に向いてきてます。

去年の私が興味のあった生存戦略が「ノウハウを身に着けること」だとすると、今年の私は「自分が心からやりたいことを見つけること」に強い興味があります。

今週、「自分の時間を捻出すること」を目的にスマホからXとnoteを消しました(今後はPCからのみログインします)

SNSと距離を置くのは、自分の内側に向き合う時間を確保するためです。

息子の野球がシーズンに入ったら、また土日も4、5時に起きる生活が始まるわけで。仕事もありがたいことにけっこう忙しくて、このままいくと、また倒れそうです。

日常のなかから「優先順位を下げてもいいはずなのにやっていること」にメスを入れていかないといけないという危機感が強いです。

年始のブログにも書きましたが、今年はSNSと距離をおいて、私にとっての発信の意味をもう一度じっくり考えていきます。

去年がっつりとフルタイム近く働いてみて、たくさん体調を崩してみて、あとはフリーランス10年選手と一緒に働いてみて思ったのは、

仕事はたくさんある。選ばなければ、生きていくことは、たぶんできる。
「相手の求める自分」を作っていけば、たぶん生きていける。

ということでした。でも同時に感じたのは、

だからこそ「なにをしたいか」の軸をぶらさないことが大事。無理して働いても長続きしない。

24時間のうちの多くの時間を占める仕事として何を選ぶかは、イコール自分がどう生きたいかを選ぶことにつながる。

「どうでもいい仕事」「本当はやりたくない仕事」に割いている時間はないのだ。

ということでした。

去年の年末に、フリーランスを10年くらい?やっている「仕事が途切れない先輩」が、数年前から「仕事を整理している」というのを聞いて、なんだかハッとさせられたんですね。

その先輩は「自分の貴重な24時間を、このままこの仕事に割いていていいのかと思い始めた」って言ってたんですよね。

そうかー、仕事を整理するくらいの感じになるのかっこいいなあってシンプルに尊敬したけど、でもたぶん、その視点は今から持っておかないといけないんだろうなって思った。

生きるためにお金を稼ぐことはもちろん必要なんだけど、私は、これまでの社会人経験のなかで、やっぱりどうしても「お金のためだけに働けない」というのがはっきりしてしまってるんですね。

楽しくないと続けられない。納得できていないと続けられないんです。

そのことはわかってたんだけど、去年の私のアプローチは「自分の強みはなにか」「社会に求められる人材になるためにはどうすればいいか」っていう外側からの思考でした。

でも今年は「私はなにをしたいのか」「そのために何をするか」っていう、内側からのアプローチをしていきたいなあ、と思います。

「どうあればいいのか」っていう外側からの思考だと、私の場合は、ついつい「自分の本当にやりたいことを諦めて、人に合わせにいく」方向にいっちゃうんですよね。

無意識レベルで評価を気にしちゃうし、人の求めていることを汲み取って動いてしまうから。

でも去年の11月からやってるROOTSで自分の幼少期のことに触れて、過去の傷を自分で癒して、自分の望みにじっくり向き合っている中で、改めて「自分の気持ちを大切にしたい」と思うようになりました。

よりよい自分を目指して成長していこうとするとき、「理想に向かって努力していく」のが得意な人もいると思うし、世の中の成功者の本とかはそっちが多いかもしれません(感覚として)

でもプロコーチの人にお話をうかがっていると、実はその理想からの逆算型がマッチする人は人口の2割くらいらしくて。

8割の人は「どうありたいか」の方をスタートにした方がマッチするらしいんです。なるほどー、でした。

私は完全に「どうありたいか」を大切にしたほうがよさそうな人間な気がする。すごく。

5年ほど前に書いた「45歳のときになっていたい自分」リストを見返してみても、「これをやりたい」「こうなりたい」よりも「こうありたい」が多かったです。

今年は、社会に出てから(というか社会に出る前から?)目を背けていたやりたいこととか、過去に諦めてきた色々なことにひとつずつ向き合って、自分の心が喜ぶ時間をじっくり取っていきたいと思っています。

これまでの私がずっと感じてきた言葉にならない生きづらさとか、自分を追い込みすぎるところとかを、少しずつ手放していければいいなって。

で。自分と向き合っていくにあたって、こうしてPCを開いて文章にすることで気づけることもあるけど、

紙に書くことでしか深まっていかない内省がある気がするんです。幼少期の記憶を思い出すこととかは、特に紙に書くことが必要。私の場合は。

なので、今年は紙に書いての内省をする時間もしっかり取っていきたいと思います。

去年の5月にメンバーシップを運営することにして、私自身「参加してくださっている人に対して意味のあることをアウトプットしなければ」という意識でいろいろ書いてきたんですが、

そのあり方自体にも「背伸び」があったような気がしていて。無意識のうちに自分をよりよく見せようとしていたりもしたんじゃないかなあとも思います。

でも、自分がどれだけ頑張ったって、去る人は去るし、受け止めてくれる人は受け止めてくれるし。

私が意味あると思って書いてても相手にとってはそうでもなかったり、私はたいしたことないと思ってることが相手にとっては大きな意味を持つ場合もあります。

そういうのを考えると、なんかもう自分がコントロールできない部分のことを心配したり、変に焦ったりするのはやめようと思いました。

ありのままの私が、凡人の私が、日常のなかで感じたことを、自分のペースで言葉にして、それを仕事にも生活にも活かそうと努力していく。

なんかもう、それでいいや、と思いました。私にはそれしかできない。というかこれまでもずっとそうだった。という割り切りができたので、自分の中で少し気が楽になりました。

今年はアウトプットの質を焦らず、とにかく早く出す。一方で良質なインプットをたくさんして、熟成させていくことも味わう年にしたいなあと。

ひとりの人間として人生をより楽しむことを大切にして、そのことが結果的に仕事にもいい影響を生み、私にしかできない仕事を作っていくことにつながるんだ、と信じて。

私が今いくつかやっている仕事のなかで、いちばん大変だけど楽しいなあと思っているのがサービス企画。いまはウェブ解析よりも楽しいなあと思っています。

企画ってめちゃくちゃ想像力や発想力を求められるというか、自分という人間にどれだけ引き出しがあるかを試されているような感覚をいだいてます。

で、想像力も発想力も引き出しも、今の私には足りないなあって思っています。だからこそ、今年は「自分に時間を投資すること」を大切にしたいと思います。

ここで「時間」といっているのは、勉強とか資格試験の勉強みたいな時間ではなく、良質な文章や映画、芸術に触れて、自分の感性を高めたり、教養と言われるものを蓄積していく時間をイメージしています。

小説を読んだり、古典に触れたり、歴史に触れたりという「それって仕事にどうつながるの?」と端的に言いにくいことに没頭することを、社会に出てからずっと避けてきました。

正直「時間の無駄じゃん?」とすら思ってた時期もある。

でも、そうじゃないんだと。38歳でようやく気付きました。

すぐには変化につながらないようなことも大量に自分のなかに取り込んで、味わっていくことでしか出せない人としての深みとか厚みがあるんだと思うようになりました。

私がこれからやっていきたいと思っている仕事、いま面白いと思っている仕事のような仕事をもっともっとやっていくには、そういう深みとか厚みみたいなのが要るんだろうなあ、と思ってます。

まだうまく言葉にできないんですけど、ふとしたときに出る言葉、思考にすべてが詰まっているというか。そこでどれだけオリジナリティが出せるか、相手の想像を超えていくかが信頼につながって、仕事につながっていくんじゃないかなって思う。

そのためには普段からどれだけたくさんのことを感じて、味わって、おもしろい人間になっているかが大事なんじゃないかなって。

人間として魅力的であれば、自然と一緒に働きたいと思ってもらえて、仕事も紹介してもらえるんじゃないか、とも思います。

また一緒に働きたいと思ってもらえるような人間になることは、目の前の案件の時給を500円あげることよりもずっと価値のあることなんじゃないかと今は考えています。

スキルを高める努力ももちろんするけど、今年は経歴に箔をつけるために資格試験を受けるのはやめておこうかなあ、と考えを改めました(去年の時点では、ウェブ解析士の上級を取ろうかなあと思ってた)

良質なインプットと、大量のアウトプットを積み重ねていくと、たぶん人生の味わい深さが変わっていくんだと思う。私はまだペラペラです。自分、薄っぺらいなあって思う。

そうはいっても、これまでの38年で経験してきたこと、感じてきたこと、楽しいと思ったこと、得意なこと苦手なことはあるわけで。そのひとつひとつをつなぎ合わせる作業みたいなのをしてみたいです。

と、ここまで3500文字ほど、だらだらと書いてきましたが、いまの私が感じていることを言葉にしてみました。どなたかの思考のきっかけになればうれしいです。

で、最後に今年のメンバーシップの運営方針!

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